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2014年5月30日 (金)

ヨコナミソウ 
Scutellaria pekinensis var.transitra

ヤマタツナミソウ(山立浪草:Scutellaria pekinensis var.transitra:シソ科タツナミソウ属)が咲きました。


Stransitra1


Stransitra2


Stransitra4


北海道から本州、四国、九州まで、また朝鮮にも分布しています。
山地の林のふちなどの明るい日陰に生えています。

柄のある葉は大きな鋸歯のある卵状三角形で、両面にあらい毛がはえています。

15~30cmの茎を立て、葉腋から花が出てきます。
一方向に向かって総状花序に青紫色の唇形花をつけます。
日本のタツナミソウ属は、花が茎に添って立ち上がるものが多いですが、ヤマタツナミソウは60度ほどの角度で前に向かって咲いています。ですから茎が斜めになっていると、ほとんど水平に咲いて、ネルナミソウかヨコナミソウです。
そう言えばナミキソウ(波来草:Scutellaria strigillosa)もこのタイプの花の付き方をします。

花の下唇弁には、この個体のように鹿の子模様がないものがあります。下唇弁中央部の切れ込みも小さいです。

変種名のトランシトラ(transitra)は「移り変わる、次第に変わる」という意味ですが、どの特徴を指しているか不明です。
種小名ペキネンシス(pekinensis)は「北京の」という意味で、原産地を指しています。基本種は日本のタツナミソウではなく、中国のタツナミソウです。

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