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2014年5月10日 (土)

蘭のような花 
Melittis melissophyllum 'Royal Velvet Distinction'

メリティス・メリソフィルム「ロイヤル・ベルベット・ディスティンクション」(Melittis melissophyllum 'Royal Velvet Distinction':シソ科メリティス属)が咲いています。


Melittismelissophyllum1


Melittismelissophyllum3


Melittismelissophyllum2


ヨーロッパ中南部から英国、小アジアにかけての、低地のカシやブナの落葉樹林帯に広く分布する一属一種の宿根草です。
広い範囲に分布するためか、多くの異学名を持っています。葉の形や色に変異が多いようです。

背丈は30〜50cmで、6cmほどの鋸歯のある葉は微毛がはえています。

5月〜夏にかけて、互生する葉腋から2〜6個、同じ方向にペアになって2個の唇形花をつけます(シソ科植物にはよく見られる特徴です)。
シソ科の花にしては大きな花で、上下で3cmほどあり、3裂する下唇の真ん中の部分に赤紫の大きな模様がります。
白一色やピンク一色の花もあるようです。
肥沃で水はけが良く、明るい日陰が好みで、根茎によって広がっていきます。

英名は bastard balm で、偽レモンバームという意味です。葉には甘い香りがします。
属名のメリティスは、ギリシア語で meli は蜂蜜、melissaはミツバチという意味で、そこから転じて「ミツバチをひきつける」という意味があります。
種小名メリソフィルムは「レモンバーム(Melissa officinalis:セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷))の葉の」という意味です。 

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