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2014年6月10日 (火)

すらりとした距のヒエンソウ 
Consolida regalis 'Blue Cloud'

コンソリダ・レガリス 「ブルークラウド」(Consolida regalis 'Blue Cloud':キンポウゲ科ヒエンソウ属)が咲いています。


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ヒエンソウ属は約50種が知られていて、多くは地中海から中央アジアにかけて分布しています。
花弁状の萼片は5枚あり1番上の萼片には距を包み込むしっぽがあります。
花の真ん中に1本の距に連なり、雌しべを包み込むように2枚の花弁があります。
雄しべは多数、らせん状に5輪に配する雄しべ、1本の雌しべがあります。
近縁のデルフィニウム(Delphinium)とは4枚の花弁、8輪の雄しべ、3〜5本の雌しべがあるところが異なります。

コンソリダ・レガリスはヨーロッパ原産の耐寒性一年草あるいは二年草で、海抜1200mを越えない所に分布しています。乾いたアルカリ質の砂土壌を好むようです。

茎はよく分枝し、背丈20〜80cmに生長します。
葉はコスモスのような細かく分かれた線状をしています。
苞は線形をしています。

距は前半部分の2倍ほどの長さで、少し上気味にまっすぐ伸びています。オダマキのようなすらりとした距です。
花の色は紫、ブルー、白、ピンクなどの変化がありますが、「ブルークラウド」は濃い紫から薄いブルーまでの色合いです。

タネは7月から9月までの長い期間稔らし、播き続けます。

英名はForking Larkspur, Rocket-larkspur, and Field larkspur です。
属名はコンソリダは古いラテン名に由来しています。
種小名レガリスはラテン語で「王様の」という意味です。

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