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2015年4月 5日 (日)

黄色のグラジオラス 
Gladiolus trichomenifolius

グラディオルス・トリコメニフォリス(Gladiolus trichomenifolius:アヤメ科グラディオルス属)が咲いています。


Gladiolustrichomenifolius1


Gladiolustrichomenifolius2


Gladiolustrichomenifolius3


グラディオルス・トリコメニフォリスは南アフリカの南西、北西ケープ地方の冬季に雨期となる地域の、海抜50〜1000mの湿った砂礫地台地に自生しています。
20cmほどの長さの葉は、松葉を長くしたような太さ1〜2mmの線形で、4本の溝があります。
上下で2cmほどの花は穂状花序に2〜4輪の左右対称の筒状花を、冬の終わりから早春にかけて咲かせます。
上部の長さが3〜4cmの花の全体はクリーム色で、中心部は黄色をしています。下半分の花被には濃い紫色の筋が入っています。また花被の裏側にも同様の筋が見られます。
花にはよい香りがします。

グラディオルス・トリコメニフォリスの典型形と異なる同心対称形(ユリ型)のものは、以前はグラディオルス・キトリヌス(Gladiolus citrinus)という名で呼ばれていました。

グラディオルス・トリコメニフォリスは、グラディオラス・テネルス(Gladiolus tenellus)という名で我が国では知られています。
しかしグラディオラス・テネルスはグラディオラス・カリナツス(Gladiolus carinatus:)の異学名とされ、青や紫、黄色の花を咲かせ、背丈も30〜60cmある種類です。
南アフリカの南および西ケープ州の湿地帯で見られます。
この種類とまったく違う花の名がつけられています。

属名はラテン語で小さな剣の意味で、葉の形に因むといわれています。
種小名は「糸状(tricho)の薄い(meni)葉(folius)」という意味で、葉の特徴を示しています。

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