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2015年4月 3日 (金)

黄色いハナニラ 
Nothoscordum felipponei

黄色いハナニラ、ノトスコルドゥム・フェリッポネイ(Nothoscordum felipponei:ユリ科ノソスコルドゥム属)が咲いています。


Nothoscordumfelipponei1


Nothoscordumfelipponei2


Nothoscordumfelipponei3


ノトスコルドゥム・フェリッポネイは、以前はイフェイオン・セロウイアヌム(Ipheion sellowianum)という異学名で、黄色いハナニラとして流通していました。
最近イフェイオン属がイフェイオン属、ノトスコルドゥム属、トリスタグマ属に分轄され、トリスタグマ・セロウイアヌム(Tristagma sellowianum) という異学名も持っています。

ノトスコルドゥム・フェリッポネイは、ブラジルの南部からウルグアイに至るの肥沃な酸性の粘土質地域に分布しています。1年を通して雨が多く、夏に短い乾期がある地域に見られるようです。

球茎の鱗茎から2月から3月ごろに、15cmまでの長さの濃緑色の線形の葉を出します。
10センチほどの花茎を立て、葉に埋もれながら鮮やかな黄色の花を咲かせます。

6本ある雄しべはハナニラ(イフェイオン・ユニフロルム:Ipheion uniflorum)と違って花被から飛び出します。さらにハナニラは外花被と内花被の区別がつき、横向きに裂きますが、ノトスコルドゥム・フェリッポネイは花被が全て同一平面に開平し、受け咲きなので、ハナニラと違った印象を受けます。

「キバナハナニラ(黄花花韮)」という名で流通しています。
英名は花や葉がクロッカスに似ているので「黄色のクロッカスもどき(False yellow crocus)」。
種小名フェリッポネイはウルグアイの医者で植物学者、植物採集家フェリッポーネ(Florentino Felippone,1849 or 1852〜1939)さんに因む名のようです。
属名のノトスコルドゥムの意味は不明です。

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