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2015年5月 2日 (土)

小さな黄色のオーニソガラム 
Ornithogalum multifolium

オルニトガルム・ムルチフォリウム(Ornithogalum multifolium:ユリ科オルニトガルム属)が咲いています。


Ornithogalummultifolium6


Ornithogalummultifolium7


Ornithogalummultifolium8


オルニトガルム属はヨーロッパ、小アジア、アフリカに約100種が知られています。

オルニトガルム・ムルチフォリウムは背丈が10cmもない小さな常緑性の球根植物です。
とは言え現地では15cmを越える大きな個体もあるようです。

球根の直径は1cmほどしかありません。
葉は根出葉のみで、長さ2〜10cmの線形の多肉っぽい葉です。
南アフリカのナマクランドの南部から西ケープ州にかけての露出した岩の割れ目の浅い砂利の中に生えています。
この小さな体はわずかの水分しか必要としないようです。

花は直径15mmほどで、雌しべは黄色の細長い円形に膨らんでいます。雌しべの先端は、花粉を着けやすするための粘液毛が見えます。
夜になると花を閉じ就眠行動をします。

オルニトガルム属の現地名はチンチェリンチェー(chincherinchee)だそうです。おもしろい音の名ですね。
属名のオルニトガルムは鳥(ornis)と乳(gala)の造語で、古代ギリシャの医師、植物学者のディオスコリデスがこの植物をそのように呼んだと言われていますが、理由は吝かではありません。
種小名のムルチフォリウムは「多くの葉の」という意味です。

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