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2015年5月15日 (金)

真っ黒な葉のニガナ 
Ixeris dentata f. nigra

我が家で雑草化したカラスバニガナ(烏葉苦菜:Ixeris dentata f. nigra:キク科ニガナ属)が咲き出しました。


Ixerisdentata1


Ixerisdentata2


Ixerisdentata3


ニガナ属は日本、中国、東南アジアからインドにかけて20種が知られています。
ニガナは普通に見かける路傍植物で、北海道以南の日本全土から東アジアの温帯から亜熱帯に分布する多年草です。
背丈は30〜60cmで、茎は細く、折ると乳汁を出します。茎や葉に苦味のある乳汁を含んでいるので苦菜と呼ばれるようになったそうです。

細長い根出葉は不整に羽状に裂し、茎につく葉は根出葉に比べると短く、茎を抱いています。
春から夏にかけて径1.5cmほどの黄色の5・6枚の舌状花がついた頭花を散状花序に咲かせます。

カラスバニガナは、新葉ほどマットな黒(実際は濃い茶紫)に染まり、古くなると緑色が入ってきます。
葉だけではなく蕾も萼も真っ黒です。
日向に咲いているとこのように真っ黒な姿ですが、日陰だと焦げ茶や緑色になってきます。強い陽光に耐えるために黒い姿に進化したんでしょうか。

いわゆる雑草とよばれる植物ですから繁殖力は強いですので、黒い新芽を見つけたら引き抜いています。
冬枯れの殺風景な庭が新緑に色づいて、その中に黒に黄色のコントラストで際立つこの花は好きなんですが・・・・。
この植物に限らず、酔狂な気持で庭に持ち込むと大変なことになります。
何年も前から咲いていますが、このブログにアップしたのは初めてです。

属名のイキセリスは、語源不明、意味不明です。
種小名デンタタは「葉の」「鋭鋸歯の」という意味で葉の様子を指しています。
品種名ニグラは私が勝手につけたもの、黒いという意味です。

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