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2015年5月 7日 (木)

ちび助アルブカ 
Albuca humilis

アルブカ・フミリス(Albuca humilis:ユリ科アルブカ属)が咲いています。


Albucafumilis1


Albucafumilis2


Albucafumilis3


Albucafumilis4


アルブカ属はアフリカに100〜130種が知られており、以前はオルニソガルム属に含まれていた種類もあります。
オルニソガルム属との違いは花被片のあり方にあり、オルニソガルム属では3枚ずつの内外花披が同じ形をしていて、カップ型か星形に開きます。しかしアルブカ属は開くのは外花被だけで、内花被は閉じたまま立ち上がります。
またアルブカ属の花糸の内側のものは基部で合体し、雌しべの柱頭はV字形になるの(花被が閉じているのでその様子は見られません)ですが、オルニソガルム属にはそのような特徴が見られません。
花は黄色か白で、緑の縞があり、細い葉は全て根出葉です。

アルブカ・フミリスは東ケープ州やクワズール・ナタール州( KwaZulu-Natal)の東部山岳地帯で、海抜2800m以上の草原やザレ場などで見られるそうです。
頁岩などのスレートの目地やへりなどの砂利質、沈泥質の土壌に咲いているようです。

花のない時は長さ5〜10cmほどの松葉のような葉が球根から5〜10本出ています。常緑性で夏眠しません。
葉の中心部から10〜20cmの花茎を出し、中心部にグリーンの帯のある白い花を受け咲きに1輪咲かせます。
ネットで検索していると、総状花序に何輪もつけている画像に出会います。私の所では球根に力がないためか、1輪だけしか咲かせません。
外花被は水平に平開しますが、固く閉じたままの内花被の先は黄色の模様がついています。

小さい球根に分球しやすく、ポットの中は多くの球根がありますが、花を咲かせるのはわずかです。
ポットに植え付ける時には、山草用土を用い、上部1/3 ぐらいを出すのがいいようです。

属名のアルブカは白いという意味で、最初に発見された種類が白い花をつけていたからだと言われています。
種小名のフミリスは低いという意味で、アルブカ属の中では背丈が低いからです。

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