« 2015年6月4日 | トップページ | 2015年6月6日 »

2015年6月 5日 (金)

やっと目覚めた斑入りクチナシ 
Gardenia jasminoides variegata

斑入りクチナシ(Gardenia jasminoides variegata:アカネ科クチナシ属)が久しぶりに1輪だけ花を咲かせました。
Gardeniajasminoides3


Gardeniajasminoides2


Gardeniajasminoides5


何年か前まで必ず咲いていたのですが、調べてみると9年間花をつけていません。
ですから1輪だけ咲いたとは言え、大感激です。
クチナシの斑入り園芸種はいろいろありますが、その中でも、ツヤがあって非常に美しい白い斑入り葉です。とくに古い葉の落ち着いた緑とクリーム色の組み合わせは絶品です。

5月頃に新葉が出てから、前年の古い葉を落としますが、新芽が出る前に古い葉を落とすようになってから花をつけなくなりました。

しかし今年は新葉を出してから、古い葉が黄ばみ出してから、新葉がかたまって出てきた真ん中に蕾を見つけました。
花を咲かせるために肥料を工夫したり、逆にやらなかったりしましたが、全く変化ありませんでした。
で、何が良かったかと考えるに、「水を含みやすい肥沃土壌を好む」という性質を知り、昨年夏から秋にかけて、毎日たっぷり水をやっていたことです。

クチナシ属は主に熱帯に約250種が分布しています。
その内の1種のクチナシはベトナム、ミャンマー、インド、中国南部、台湾に分布し、日本では静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生しています。
18世紀半ばに中国から英国に紹介されたと言われています。

和名のクチナシは果実が熟しても裂開しないことからつけられたという説があります。
英名はcape jasmineやcape jessamineですが、南アフリカの喜望峰原産と信じられていたからです。
属名のガーデニアは英国生まれで、米国サウス・カロライナ、チャールストンに住んだ医師で植物学者のガーデン(Alexander Garden:1730–1791)さんに因みます。ガーデンさんはさまざまなモクレンやクチナシの発見に関係しました。
種小名ジャスミノイデスは「ジャスミンのような」という意味です。

| | コメント (0)

« 2015年6月4日 | トップページ | 2015年6月6日 »