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2015年6月 8日 (月)

ピンクのイワダレソウ 
Phyla canescens

ヒメイワダレソウ(姫岩垂草:Phyla canescens:クマツヅラ科イワダレソウ属)が咲いています。


Phylacanescens1


Phylacanescens2


Phylacanescens3


南米のブラジル南部からアルゼンチン北部に広がるパンパス(草原)地帯の、雨期に水に覆われるような低地に分布していると言われています。日本には昭和初期に園芸用として移入されたようです。

世界的に広がっていますが、オーストラリアでは侵襲植物として考えられ、在来植生に影響をおよぼすとして問題視されています。

匍匐性低木で、初めはマット状ですが、大きくなると匍匐枝を延ばし、匍匐枝節から根を下ろし広がっていきます。
日本では結実しないといわれていますので、爆発的に広がることはないようです。非耐寒性といわれていますが、この辺では冬越し、秋に葉を落として、春になると枯れた枝から芽吹いてきます。

花弁は5裂し、短い雄しべが4本あります。
一般的にはピンクがかった白い(淡いピンク)花ですが、この株はピンク種で、比較的濃いピンクをしています。喉のところに黄色い色が入っています。
花は円錐花序につき、全方位に向いて咲きます。

葉は対生してつき、長さ2〜3cmほどの楕円形で粗い鋸歯があります。

堤防などの緑化のためには匍匐枝を裁断して、砂に混ぜてばらまくと、しばらくすると緑地になるそうです。ですからこの植物が湿地に入り込むと大変なことになるのではないかと思います。

属名のフィラの意味は不明です。ラテン語としては生物の分類で動物界の下の脊索動物門という分類階級「門・綱・目・科・属・種」の「門」を示しています。
種小名カネスケンスは「灰色に変わる」「白く覆われる」という意味です。

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