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2015年6月15日 (月)

白いタツナミソウ 
Scutellaria albida subsp. velenovskyi

スクテラリア・アルビダ・ベレノフスキイイ(Scutellaria albida subsp. velenovskyi:シソ科タツナミソウ属 )が咲いています。


Salbidavelenovskyi1


Salbidavelenovskyi3


Salbidavelenovskyi2


Salbidavelenovskyi4


スクテラリア・アルビダ・ベレノフスキイイは主にバルカン半島からトルコに至る、スロバキア、ポーランド、ウクライナ、ルーマニアにまたがるカルパティア山脈(Carpathian Mountains)の乾燥した牧草地に自生しています。

背丈が30〜60cmで、全草がはっきりとした白い腺毛で覆われています。

葉は対生して付き、その葉腋に花をつけます。茎を挟んで花は2個ずつ、茎に対しておおよそ60°の角度で同じ方向を向いて咲きます。
花は白っぽいクリーム色で、長さが2cm弱の二唇形をしています。
上唇弁の下から黒っぽい雄しべが出ているので、花の先の方に黒い点があるように見えます。
下唇弁に赤紫の模様が入るものもあるようです。

葉色が明るい緑色をしているので、白い毛で覆われているのがソフトな感じが強調されて似合っています。
葉は長さ3〜5cmの卵型から三角形をしており、粗い鋸歯があります。

亜種名ベレノフスキイイはチェコ・プラハ大学の植物学教授のベレノフスキイー(Josef Velenovský:1858–1949) さんに因みます。菌類、シダ類、コケ類などの専門家で、化石などの調査も行っています。

基本種のスクテラリア・アルビダはブルガリア、ギリシャ、ルーマニアなどの南東ヨーロッパに分布する多年草で、海抜1700mまでの山地に自生します。
アルビダという種小名は「白っぽい、色白の」という意味で、乳白色の花の色を指しています。

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