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2015年6月22日 (月)

対生葉のあるレウィシア 
Lewisia oppositifolia

レウィシア・オポジティフォリア(Lewisia oppositifolia:スベリヒユ科レウィシア属)が咲きました。


Loppositifolia1


Loppositifolia2


Loppositifolia4

矢印の葉が茎につく葉です。


Loppositifolia3

真ん中の花茎に注目して下さい。花茎の根際から少し上の所から葉がでているのがわかると思います。
もっと大株になって花茎を立てると1対だけではなく、何対かの葉がついてきます。


オレゴン州ジョセフィン郡(Josephine County)やカリフォルニア州デル・ノート郡(Del Norte County)にまたがるのクラマス山脈(Mts. Klamath)に自生しています。
高山性のレウィシアが多い中では珍しい海抜300〜1300mの低い山地、それも湿った針葉樹林の林床に自生しています。

最初に1883年にジョセフィン郡で発見され、カランドリニア(Calandrinia)・オポジティフォリアと命名されています。

花は白色から淡いピンク色の径3〜4cmで、花弁の先端は丸くなっているか、ぎざぎざに小さく裂けています。
花弁は透き通るほど薄く、なかなかない華麗さを見せてくれます。

種小名オポジティフォリアは「対生する葉の」という意味で、地元でも「対生葉のレウィシア(opposite-leaf lewisia)」と呼ばれています。
葉は全て10cmほどの槍状形の艶のない厚手で、根生葉ばかりで、対生に葉が生えるはずもありません。
なぜ対生葉というのか不思議ですが、若い苗ではなく、成長して大きくなった株が、20cmほどの花茎を延ばす時期になると、その花茎の下の方に根生葉と同じような槍状形の葉が何枚か向かい合って(対生して)つきます。
他のレウィシアの花茎には苞葉はつきますが、葉はつかないのが一般的です。レウィシアでは花茎に複数の葉がつく種類は珍しく、オポジティフォリア以外にはレウィシア・トリフィラ(Lewisia triphylla)だけだと言われています。トリフィラは3枚の葉が花茎に輪生してついています。
学名は植物を観察する参考になります。

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