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2015年6月27日 (土)

テキサス・ローズ 
Scutellaria suffrutescens 'Texas Rose'

スクテラリア・スフルテスケンス「テキサス・ローズ」(Scutellaria suffrutescens 'Texas Rose':シソ科タツナミソウ属)が咲き出しました。


Stexasrose1


Stexasrose2


Stexasrose3


Stexasrose4


スクテラリア・スフルテスケンス「テキサス・ローズ」はメキシコ産のタツナミソウです。
タツナミソウの仲間は草本だけではなく、亜低木、低木がありますが、「半低木の、亜低木の」という意味のスフルテスケンスという種小名が示すようにテキサスローズは木です。

高さは15~25cmほどの、本当に小さい木で、1番下の写真のように、下の方から芽吹いて、ブッシュ(スプレー)状によく分枝します。

茎頂にピンクからローズ色の花をつけますが、一斉に咲くということはないようです。
スクテラリア・スフルテスケンスは高温、乾燥に強く、秋口まで咲き続けるので、夏の花として重宝します。

葉は短い葉柄があり、鈍頭の1cmほどの楕円形で、ツヤがあり、少し厚みがあって乾燥に耐えそうです。

「テキサス・ローズ」という品種名がついていますが、ローズ色の濃い選別種のようです。
1986年にメキシコ北東部のモンテレイ(Monterrey)の西にあるホーステール滝(Horsetail Falls)の近くで採集され、1997年に「テキサスローズ」と名付けられたと言われています。
園芸業者では流通することはなく、NARGSで種子交換によく出ています。
咲くまでは色合いが想像できなかったのですが、愛らしいローズ色で、なるほど「テキサス・ローズ」というのは言い得た名だと思いました。

赤い花のタツナミソウといえばブラジル、コロンビア、ベネゼラなど南、中央アメリカ原産のスクテラリア・ベンテナティ(Scutellaria ventenatii)がありますが、この種類も低木です。
暑いところのタツナミソウは年中茂っているので木が多いのかもしれません。

もっとも寒いところであってもスクテラリア・アルピナ(Scutellaria alpina)ように亜低木があります。宿根草であれば地中から芽吹いてきますが、アルピナは春になると冬枯れした茎から葉が吹き出してきます。

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