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2015年6月10日 (水)

カリフォルニアのハゼリソウ  
Phacelia divaricata

ファケリア・ディバリカタ(Phacelia divaricata:ハゼリソウ科ハゼリソウ属)


Phaceliadivaricata1


Phaceliadivaricata2


Phaceliadivaricata3


ハゼリソウ属は100種ほどが南北アメリカに分布する一年草や多年草です。
北アメリカ西部原産の数種がファセリアの名で園芸植物として流通しています。
花は青、紫紅、白などで、花冠は、鐘状か筒状の合弁花で5裂しています。
雌しべは2裂し、雄しべは5本あります。
葉の形は全縁であったり粗い鋸歯があったり、羽状に裂けていたり、様々です。

ファケリア・ディバリカタはカリフォルニア州のサンフランシスコ弯の北部、あるいは弯に面した丘や山地の茂みや森、草原に自生する一年草です。

茎は匍匐して、枝分かれして立ち上がり、先に蕾をつけます。枝分かれしないときには40cmほど伸びることもあるそうです。

茎の先に忘れな草のようなサソリ状花序を出し花をつけます。薄いラベンダー色の花は径1〜1.5cmの5裂した筒状花です。

葉は細かい毛に覆われ、明るい緑で、長さ5cmまでの全縁の楕円形をしています。

属名のファケリアはギリシャ語で 房、束(phakelos)に由来し、この属のある種の花序の形を指しています。
種小名ディバリカタは「広い角度を持って開いた,大きく分岐した」という意味で、草姿を指しているものと思います。
英名も学名に準じて divaricate phacelia(開平したファセリア)です。

ハゼリソウとはファケリア・タナケチフォリア(Phacelia tanacetifolia)の和名で、日本へは戦前に移入された一年草ですが、今日ではほとんど栽培されていないようです。

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