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2015年8月31日 (月)

滝のそばのハンゴンソウ 
Senecio cannabifolius

中部山岳国立公園の中にある、落差350mを誇る落差日本一の称名滝(しょうみょうだき)に行きました。駐車場から称名滝まで1.3 kmあり、徒歩で30分ほどの道々で色々な花に出会いました。

まず目についたがハンゴンソウ(反魂草:Senecio cannabifolius:キク科キオン(セネキオ)属)でした。


Seneciocannabifolius1


Seneciocannabifolius2


Seneciocannabifolius3


Seneciocannabifolius4


1

立山連峰を源流とする称名滝(しょうみょうだき)、日本一の落差があるそうです。


2

水量があり、展望台では巻き上げられた水をかぶってしまいました。準備万端のレインコートを着ている人もいました。知っている人は知っているんですね。


キオン属は世界に広く分布し、1500〜2000種を含む顕花植物最大の属です。
多彩な変化が見られ一年草、多年草、低木だけではなく、葉や茎が多肉質の多肉植物も多く含まれています。
頭状花序は黄色の雌性の舌状花と両性の筒状花からなる、多くは多年草で、総苞は筒状または半球形、痩果は円柱形をしているという特徴を持ちます。

ハンゴンソウは北海道から本州の中部地方にかけての低山から高山の湿った草地に自生しています。日本以外には東アジアからシベリア、カムチャツカ半島、サハリン、アリューシャン列島などの温帯領域に分布する大型の多年草です。

背丈は1〜2mになり、しばしば紫色を帯びる太い茎に育ちます。横に伸びる太い根茎をもっています。

葉は互生し、羽状に3つから7つに深く裂け、裂片は細く、鋭い鋸歯があり、先は尖っています。

夏から初秋にかけて、茎先に散房花序状に黄色い頭花を多数つけます。 花の大きさは径2cmほどで、真ん中にたくさんの筒状花があり、周りに4〜6枚の舌状花をつけます。

ハンゴンソウ(反魂草)という和名は、アイヌの人びとが葉や茎を食用や薬用にしたという記録があり、その薬効から「魂を甦らせる草」としたというところからつけられたそうです。

属名セネキオは、ラテン語senex(老人)に由来し、多くの種に灰白色や白色の冠毛があることに因みます。
種小名のカンナビフォリウスは、「麻のような葉の」という意味で、羽状に深裂する葉を指しています。

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