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2015年8月 6日 (木)

シェフの帽子のコーレア 
 Correa baeuerlenii

コーレア・ボウエルレニ(Correa baeuerlenii:ミカン科コーレア属)がポツポツと咲いています。


Correabaeuerleni1


Correabaeuerleni2


Correabaeuerleni3


Correabaeuerleni4


コーレア属は11種が知られており、多くはオーストラリア東部、一部はタスマニア島に分布しています。
コーレア属は4枚の花弁が鐘状、あるいは筒状に開きますが、合生して合弁花のように見えるものもあります。
花の色は赤、黄、緑で、赤と黄色の組み合わせのものが多いようです。雄しべは8本で、花冠から飛び出しています。

コーレア・ボウエルレニはオーストラリアのシドニーのあるニュー・サウス・ウェールズ州に自生する多年草です。

萼の基部が皿状に膨らんでおり、その形から「シェフの帽子のコルレア(Chef's-hat Correa)」と呼ばれています。
花は長さ2cmほどで、下向きに咲きます。花は夏・冬拘わらず年中咲かせるようです。
萼を含めて花の色は黄緑色で、葉の裏が黄色っぽい緑なので、花は目立ちません。
コーレア属の特徴だと思いますが、花も葉も、短かくて太い毛が生えています。

背丈は1〜2.5mで、比較的まっすぐに立ち上がり、葉表はツヤのある濃い緑をしています。

オーストラリア南部の最低気温は、夏には5℃までに下がりますが、関西では冬は室内に取り込んだ方が安心です。日当たりのいい所に置いておくと花を咲かせ続けます。
今の季節より室内に取り込んだ時(つまり冬)の方がよく花をつけていたような気がします。
水はけのよい砂質土壌がお気に入りです。

属名のコーレアはポルトガルの司祭で植物学者のコーレア・ダ・セーラ(José Francesco Correia(Correa) da Serra :1750–1823)さんに因みます。

種小名のボウエルレニはドイツ人のウイルへルム・ボウエルレン(ウイリアム・バーレン)(Wilhelm Bäuerlen(William Baeuerlen):1840 - 1917)さんに由来します。20代の頃にオーストラリアにやって来てニュー・サウス・ウェールズやクイーンズランドの植物採集を行いました。さらに4ヶ月にわたるパプアニューギニアへの調査探検にも同行しています。

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