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2015年9月23日 (水)

たきがしら湿原のオトコエシ 
Patrinia villosa

昨日のブログと同じ新潟県阿賀町人工湿原にたきがしら湿原でオトコエシ(男郎花:Patrinia villosa:オミナエシ科オミナエシ属)が咲いていました。


Patriniavillosa1


Patriniavillosa2


Patriniavillosa3


Patriniavillosa4


オミナエシ属は中国とシベリアに約17種が分布し、日本には5〜6種が知られています。
山地の草原に自生する多年草で、葉は羽状あるいは掌状になり、茎の先に集散花序に黄色や白色の花冠が5裂する花を咲かせます。

オトコエシは九州 朝鮮半島や中国の日当たりのよい山野にごくふつうに見られる。
高さ0.6~1mで、根元から長い匍匐枝を出し、匍匐枝の先に新しい苗を作ります。

葉は対生し、長さ3~15cmで、下部につく葉は羽状に裂けています。羽状葉は、頂裂片が最も大きく、裂片は卵状長楕円形をしています。

夏ごろ茎の上部で枝分かれをして、白色の花を散房状に多数つきます。
花は5裂する合弁花で、 雄しべが4本、雌しべは1本です。

果実は長さ3mmほどの倒卵形の痩果で、果実を取り巻く翼がついています。
なおオミナエシの種子には翼がついていません。

和名の男郎花は同属のオミナエシに比べ丈夫そうなのでついた名といわれています。
接尾辞のエシはヘシが訛ったものされ、漢字では腐敗した味噌を意味する敗醤(はいしょう)と書き、乾かすと嫌な臭いがするからだとそうです。
属名のパトラニア はフランスの鉱物学者で博物学者のパトラン(Eugène Louis Melchior Patrin:1742-1815)さんに因みます。
種小名のビロサは「軟毛のある」という意味です。

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