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2015年10月24日 (土)

完全復活したシクラメン 
Cyclamen graecum

以前半分ほど球根が腐ったシクラメン・グラエカム(Cyclamen graecum:サクラソウ科シクラメン属)が、前にも増して花をつけました。


Cyclamengraecum17


Cyclamengraecum19


Cyclamengraecum18


Cyclamengraecum20


2004年にタネを播いてから11年になります。
一度は球根が腐りましたが、見事に復活してこのように花を咲かせています。
今では球根の大きさは18cmポット一杯になりました。
花の数の多くなり、腐った後遺症は薄れています。

球根がコルク質で根は下からしか出ませんから球根を大きく露出させて植えており、球根の様子がよくわかるので安心していましたが、5年前に果実を実らせすぎたのか、突然腐り出しました。
慌てて腐った所を削り取って殺菌剤を塗り、何とか全部が腐ってしまうのを逃れました。
それから葉しか茂らせなかったのですが、一昨年から花をつけだしました。

シクラメン・グラエカムは地中海の西の地方、ギリシャ南部やトルコ南部、キプロスが原産で、花も魅力的ですが、葉も美しいシクラメンです。

グラエカムは根に特徴があり、ひげ根以外に、オキザリスやユリなどによく見かける、牽引根(収縮根)を持っています。
牽引根は成長に伴って球根が地上部に出るのを防ぐ太い不定根をいいます。
この根の目的は岩にしっかりと固定することであり、一つには水分の貯蔵庫としての目的もあるといわれています。

また葉縁にも特徴があり、葉縁の様子で3種の亜種に区別されています。
典型的な葉はシルバーの模様が入った濃い緑色で、模様がはっきりしています。

グラエカムは「ギリシャの」という意味で、自生地を指しています。

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