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2015年10月25日 (日)

秋咲き水仙 
Narcissus serotinus

ナルキスス・セロティヌス(Narcissus serotinus:ヒガンバナ科スイセン属)が咲いています。


Narcissusserotinus1


Narcissusserotinus2


Narcissusserotinus3


Narcissusserotinus4


スイセン属は地中海沿岸に約30種類が知られています。
球根は鱗茎で、中心から花茎を出しカップ状やラッパ状の白や黄色、ピンクの花副花冠を持つ白や黄色の花をつけ、線形や帯形の葉をつけます。

ナルキスス・セロティヌスはモロッコの大西洋側の海岸、アフリカ北部を含む地中海沿岸に分布しています。
分布地はポルトガルやスペインの内陸地域にも広がっています。
乾いた草原の傾斜地や岩場や砂礫地に自生しており、夏が終わり、涼しくなって最初の雨が続く頃に姿を見せるそうです。

球根からは先が花苞に包まれて膨らんだ花茎が出てきます。
15〜25cmの花茎を伸ばし、茎頂に1〜2輪花をつけます。希に3輪つけることがあります。
花は径3cmほどで、花被は白色、副花冠は非常に小さく、濃い黄色をしています。
花にはいい香りがします。

花を咲かせる球根からは葉は出ません。花を咲かせない時は花茎と変わらない太さ1mmの断面が円形で、線形の長さ15〜25cmの葉が出てきます。

属名ナルキススはギリシャ神話で川面に映った自分に見とれてこの花になったという美少年ナルキッソス(Narkissos)に由来します。
種小名のセロティヌスは「遅れて咲く、晩生の、秋咲きの」という意味です。

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