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2015年11月 7日 (土)

散房花序風のポリキセナ 
Polyxena paucifolia

ポリキセナ・パウキフォリア(Polyxena paucifolia:ユリ科ポリキセナ属)が咲いています。


Polyxenapaucifolia_2


Polyxenapaucifolia11


Polyxenapaucifolia9

短い花茎と花柄ですが、散房花序のような総状花序であることがわかります。


Polyxenapaucifolia10

開き始めは花茎が伸びていません。


ポリキセナ属は南アフリカ原産で、以前はマッソニア(Massonia)属やラケナリア(Lachenalia)属に含まれていたことがあります。小さな属で、10種足らずが知られています。ラケナリア属とは花が漏斗形か筒状形かという点で区別されます。

ポリキセナ・パウキフォィアは南アフリカのケープタウンの北部の西海岸沿いの花崗岩や石灰岩が露出している地域に分布しています。

2〜3枚の細長い葉を地面近くで開きます。葉は幼苗の時は線形で、成苗になると幅が出て、縦にへこんだ長披針形になってきます。

葉間から短いながら花茎が出て、やや散房風(sub-corymbose)の総状花序に、長さが6〜8mmの漏斗型の花を10花ほどつけます。
散房花序風にというのは、5mmほどの花茎が出て、花柄がないのではないかと思えるほど短い花柄がほんの少しだけずれながら花茎から出てきます。
花茎にはおしゃれな赤い波模様があり、花柄はクリーム色をしています。
花が沢山開くほど独特の模様の花茎が見えてきますが、成熟した花序でないと球根から出ているようです。
普通種は全体がうすいピンクから濃いピンクまであり、白色に喉部がピンクをしているものもあります。

属名のポリキセナはギリシャ神話のトロヤ王プリアモスの娘ポリクセネ(Polyxene)に由来します。
種小名のパウキフォリアは「少数の葉の」という意味で、2・3枚しか出ない葉を指します。

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