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2015年12月26日 (土)

まだ咲いているヤクシマシソバタツナミ 
Scutellaria laetviolacea var. yakushimensis

ヤクシマシソバタツナミ(屋久島紫蘇葉立浪:Scutellaria laetviolacea var. yakushimensis:シソ科タツナミソウ属)がまだ咲いています。花の数は少なくなりますが真夏と真冬以外は年中咲いているようです。


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ヤクシマシソバタツナミは鹿児島県屋久島固有のタツナミソウで、海抜1000mくらいのやや湿った林の中に自生しています。
屋久島には1,000mから1,900m級の山々の連なり、九州地方最高峰の宮之浦岳 (1,936m) がそびえています。
南国生まれとはいえ低い気温に平気な植物です。

基本種のシソバタツナミソウはに比べると草丈は5~10cmで、やや小さいかなと思えます。
花は長さ1.5cmほどで、普通は青紫色から赤紫色の花をつけますが、この株は明るいピンクの花を咲かせています。
総状花序に数個の花をつけます。付け根でほぼ直角に曲がって、船のベンチレーターのように立ち上がります。
下弁には鹿の子模様があります。

長さ2cmにもならない三角状卵形の葉の縁には粗い鈍鋸歯があります。
葉は対生し、多数つきます。葉の数が多いというのも基本種のシソバタツナミソウと比べた時の特徴のようです。

ヤクシマナミキ(屋久島浪来)やヤクシマタツナミ(屋久島立浪)と呼ばれることがあります。
変種名のクロミダケンシス( kuromidakensis) は「(屋久島の)黒味岳の」という意味です。

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