« 早咲きラケナリア 
Lachenalia viridiflora
| トップページ | まだ咲いているヤクシマシソバタツナミ 
Scutellaria laetviolacea var. yakushimensis »

2015年12月25日 (金)

早咲きのムスカリ 
Muscari bourgaei

年内咲きのムスカリ、ムスカリ・ブルガエイ(Muscari bourgaei:ユリ科ムスカリ属)が咲いています。


Mbbourgaei1


Mbbourgaei2


Mbbourgaei3


Mbbourgaei4


原種のムスカリはほとんどが春一番に咲き出します。ムスカリ・ブルガエイも春に咲く種類ですが、初花なので季節外れに咲いたのかもしれません。
2013年に種まきをして4株が花をつけました。

ムスカリ・ブルガエイはトルコ西部のアナトリア山脈の比較的海抜の高いところに分布しています。

花には短い花梗があり、それにつく花は濃紺で、開口部に白い色が入っています。
はっきりと色が分かれているわけではないようですが、花序が成熟するにつれ、下部の花は濃紺色で、上部の花は明るい青色に見えます。

花一つ一つはムスカリ・アルメリアカムと変わりありません。
しかしアルメリアカムより花序が短く、花茎は葉より低い位置で、葉に埋もれて咲いています。

葉はアルメリアカムのようにだらしなく伸びません。葉は長さ10cmほどで、種子から芽がでて最初の年こそは円形の細長い葉ですが、2年目以降は、断面がU字形をし、比較的幅のある立ち上がる葉に変わっていきます。
ムスカリ・ブルガエイは夏も葉を茂らし、この時期に花茎を伸ばして花を咲かせます。

種小名のブルガエイは、フランス人の園芸家ユゲーヌ・ブルゴ(Eugène Bourgeau:1813–1877) さんに因む名前です。
ブルゴさんは若い頃はフランス・リオンの植物園で働いていましたが、後年は植物収集家としてスペイン、小アジア、北アフリカ、カナリア諸島の植物を採集し、1857年から1860年にかけては北米探検にも加わりました。このように精力的に植物採集したので、多くの植物の学名にbourgaeiという名を残しています。

|

« 早咲きラケナリア 
Lachenalia viridiflora
| トップページ | まだ咲いているヤクシマシソバタツナミ 
Scutellaria laetviolacea var. yakushimensis »

ムスカリ (Muscari) (59)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 早咲きラケナリア 
Lachenalia viridiflora
| トップページ | まだ咲いているヤクシマシソバタツナミ 
Scutellaria laetviolacea var. yakushimensis »