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2016年4月 4日 (月)

ピンクのヒメウズ
Semiaquilegia adoxoides

ピンクのヒメウズ(姫烏頭:Semiaquilegia adoxoides:キンポウゲ科ヒメウズ属)が咲いているのを見つけました。


Semiaquilegiaadoxoides12


Semiaquilegiaadoxoides10


Semiaquilegiaadoxoides11


ヒメウズは塊茎を持つ多年草で、オダマキ属に含めることがあります。

本州南半分に広く分布し、人里の畑や道ばた、石垣、茂みの中などに生え、花が小さく目立たないので、雑草という扱いです。
日本以外には中国東部、朝鮮南部に分布しています。

不定形の地下茎(塊茎)を作り、そこから濃緑色をした3出複葉の根出葉を出します。

3〜5月に、10〜30cmの細い花茎を出し、茎頂に小さな白い花をつけます。
花は長さ5mmほどで、俯いて咲きます。花柄の付け根の近いところには出っ張り(突起物)があり、距であることが分かります。

オダマキと同様に、花弁に見えるのは萼片です。楕円形で5枚あり、その内側には黄色みを帯びた花弁があります。
萼片は時にやや赤みを帯びることはありますが、これほど全体がピンクがかることはありません。
葉にも赤い色素を含んでいて、紫色をしています。
以前にもこんなヒメウズを見つけたことがあります。
小さな花ですが、顔を近づけてみると趣があります。

属名のセミアクイレギアはsemi(半分) とAquilegia(オダマキ)で、オダマキに近いが別物ということです。
種小名アドクソイデスはレンプクソウ(Adoxa:ラテン語で「何の取り柄もない」という意味)に似ているということですが、花が小さいことを指しているのでしょう。

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