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2016年5月23日 (月)

キルギスタンのタツナミソウ 
Scutellaria mesostegia

スクテラリア・メソステギア(Scutellaria mesostegia:シソ科タツナミソウ属)が咲きました。


Smesostegia1


Smesostegia5


Smesostegia2


Smesostegia3


スクテラリア・メソステギアは1951年に記載された新しいタツナミソウです。そのせいか情報は限られています。
このスクテラリアは中央アジアのキルギスタン、天山山脈のキルギス側の小さな流れのある狭い渓谷などに分布する亜低木です。

ひょろ長い木質の茎で、葉と同じぐらいの長さの葉柄を持ちます。
葉は灰緑色で、卵型、短披針形をし、5〜6の大きな鋸歯をがあります。
葉脈方向にまばらに毛が生えています。
葉の裏側には微細な毛が生えていて、灰白色に見えます。

花序は2〜3段程度で短く、細長い卵型の苞葉に包まれて蕾が現れます。
花は長さ3cm近くあり、苞葉からまっすぐ立ち上がります。タツナミソウ(Scutellaria indica)型のスタイルです。
花弁は全体が明るい黄色で、上唇が赤い色で、下唇は鮮やかな黄色をしています。
花冠の外側には腺毛が生えています。

花はスクテラリア・シーベルジー(Scutellaria sieversii)に似ていますが、こちらの方が、花がスマートで、背丈も低いです。
茎は横に広がらず、上に伸びます。

種小名はラテン語で「真ん中、中央(meso)」と「台(stega)」を意味しています。どのような特徴を指しているのか分かりません。

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