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2016年6月16日 (木)

長く咲き続けるヒエンソウ 
Consolida regalis 'Blue Cloud'

コンソリダ・レガリス 「ブルークラウド」(Consolida regelais 'Blue Cloud')が咲いています。


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コンソリダ・レガリスは、西はフランスからトルコ、グルジア、シベリア西部にかけて、北はフィンランドやスエーデンまでの広い範囲に分布する、耐寒性一年草あるいは二年草です。
とは言えヨーロッパ中部や南部では見かけることが少なくなっているようです。
海抜1200mまでの乾燥した石灰質の砂土壌地の草原や穀物畑の中や道路際の用水路などの近くに自生しています。

コンソリダは花弁に見えるのは萼で、萼片は5枚あり、1番上の萼片は距を包み込んでいます。
花弁は正面に見える2枚で、後ろに伸びて1本の距に連なっています。

雄しべは多数あって、らせん状に5本にまとまっており、雌しべは1本です。
近縁のデルフィニウム属(Delphinium)は花弁が4枚、雄しべは8本、雌しべは3〜5本あり、この点で区別されています。

コンソリダ・レガリスは茎は30〜60cmで直立し、上部で枝分かれして花をつけます。
葉はコスモスの葉のように細く羽状に裂け、互生します。
根は50cmの深さまで地中に伸び。干ばつに耐えるといわれています。

距は前半部分の2倍ほどの長さで、少し上気味にまっすぐ伸びています。オダマキのようなすらりとした距です。
花の色は紫、ブルー、白、ピンクなどの変化があります。
「ブルークラウド」は1番上の花びら(萼)に濃い色で筋状の模様が入っています。
花色は濃い紫から薄いブルーまでの色合いです。

6月から8月までの長い期間にわたって花をつけます。
なお種子は嫌光性のため、薄く覆土する必要があります。

英名はForking Larkspur, Rocket-larkspur, and Field larkspur です。
属名はコンソリダは、この植物の古いラテン名に由来しています。
種小名レガリスはラテン語で「王様の」という意味です。

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