« 2016年11月17日 | トップページ | 2017年1月3日 »

2016年11月23日 (水)

ライサンダーというシクラメン 
Cyclamen hederifolium ex. 'Lysander'

シクラメン・ヘデリフォリウム「ライサンダー」(Cyclamen hederifolium 'Lysander':サクラソウ科シクラメン属)が一ヶ月程前に咲き終わり、特徴のある葉が出てきました。


Chederifoliumlysander1


Chederifoliumlysander3


Chederifoliumlysander2


Chederifoliumlysander


シクラメン・ヘデリフォリウムはフランス、イタリア、ギリシャなど地中海沿岸地域の広い範囲に分布しており、1789年に命名されていますが、長い間シクラメン・ネアポリタヌム(Cyclamen neapolitanum)という名で流通していました。

ライサンダーという選別種は、ペロポネソス半島のスパルタ市に近いタイゲテウス山脈(Taygetos Mountains)で収集されたシクラメン・ヘデリフォリウムです。
古代ギリシアの都市国家スパルタの将で、ペロポネソス戦争の英雄である「リュサンドロス(Lysandros)」にちなんで命名されたようです。

シクラメン・ヘデリフォリウムの葉には小さな鋸歯がありますが、ライサンダーには深い鋸歯があり、シクラメンには珍しい大きなぎざぎざの葉をしています。
また濃い緑が銀葉模様を鮮やかに引き立たせます。

花は普通のヘデリフォリウムと変わりありません。
ヘデリフォリウムの花はピンクか白色で、アゴがしっかりあり、そこに濃紅色が入ります。

ヘデリフォリウムは夏の頃、まず蕾が出だし、秋になってが花茎が立ち上がり花を開きます。
その後、気温が下がるにつれ、葉が展開します。
成熟した株は葉と花の両方を楽しむことができますが、私の所の株は初花のためか、2輪花をつけ、それが枯れてから、一ヶ月も経ってやっと長さ1cmを越えるほどの小さな葉が出てきました。

なおヘデリフォリウムは、塊茎の下から根を出すのではなく、塊茎の側面や肩のあたりから根を伸ばすので、塊茎はしっかり埋める必要があります。
塊茎が土に埋まっている状態でないと、根が乾燥してしまいます。

種小名ヘデリフォリウムは「アイビー(ヘデラ:Hedera)のような葉(folium)の」という意味で、葉の形に由来します。

| | コメント (0)

« 2016年11月17日 | トップページ | 2017年1月3日 »