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2016年11月17日 (木)

秋のクロッカス 
Crocus goulimyi

秋咲きのクロッカス、クロクス・ゴウリミー(Crocus goulimyi ssp goulimy:アヤメ科クロクス属)が咲きました。


Crocusgoulimyi1


Crocusgoulimyi2


Crocusgoulimyi3


一般的にはクロッカスと呼ばれ、地中海沿岸から小アジア、北アフリカにかけておおよそ90種類が分布しています。
冬や早春に葉を出し、花を咲かせますが、秋に花を咲かせる種類もあります。
春に花をつける種類は休眠に冬に寒さを必要とし、秋に花をつける種類は夏に暖かい環境で休眠させる必要があります。

秋に花を咲かせるクロクス・ゴウリミーはギリシャ南部、バルカン半島の最南部のマニ ペニンシュラやペロポネソス半島に分布しています。
乾いた石灰岩に覆われた水はけの良い温和な地域、特に夏に乾燥するところを好むようです。

クロクス・ゴウリミーには花の色の違う2種の亜種が有り、ペロポンネス半島の異なる地域に分布をしています。
クロクス・ゴウリミー・ゴウリミー(Crocus goulimyi ssp goulimyi )は藤色をしています。
これに対しクロクス・ゴウリミー・リウカンツス(Crocus goulimyi ssp leucanthus)は白色か極めて薄い藤色の花を咲かせます。

秋になると葉と共に蕾が出てきます。細長い蕾には青白い色をした長い咽部があり、この頃の背丈は10cmほどになります。

花は就眠運動をし、陽が当たらないと花を開きません。

この頃には、クロッカスによく見られる中心に白い線の入る松葉のような葉が、地面から3〜5cm出ています。

属名はギリシャ語の「糸(krokos)」に由来し、花柱が糸状に長く伸びることを指していると言われています。

種小名はギリシャ・アテネ生まれの法律家でアマチュア植物学者、コンスタンティン・ゴウリミス(Constantine Goulimis (also appears as Constantine N. Goulimy) :1886–1963)さんに由来します。
ゴウリミスさんはこのクロッカス以外にカンパニュラ・ゴウリミー(Campanula goulimyi)、シレネ・ゴウリミー(Silene goulimyi)、スクテラリア・ゴウリミー(Scutellaria goulimyi)、スタキス・ゴウリミー(Stachys goulimyi)、ツリパ・ゴウリミー(Tulipa goulimyi)、リヌム・ゴウリミー(Linum goulimyi)など、ギリシャ原産の多くの植物に、その名を残しています。
ゴウリミスさんは法律家として第二次世界大戦の時に南アフリカで過ごし、その時に植物に興味を持ちました。そして帰国してからギリシャ各地の植物を調査し、「ギリシャの野草(Wild Flowers of Greece)」を著しました。

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コメント

我が家でも秋咲きのクロッカスが色々と咲きました。
その中にCrocus goulimyiがあります。
2亜種あるのですか。
我が家のはどちらだろう?
Crocus goulimyi ssp leucanthus
かな?
明日ブログに載せますね。

投稿: hiroro689 | 2016年11月18日 (金) 23時43分

こんにちは
hiroro689さんのブログ、拝見しました。

hiroro689さんのCrocus goulimyiは花の色からCrocus goulimyi ssp leucanthusのようですね。

Crocus goulimyは外花被が濃くて、内花被が薄いようです。
内・外花被とも色が薄いのはCrocus goulimyi ssp leucanthusではないでしょうか。
同じ濃さで上品ですね。

投稿: ptech | 2016年11月19日 (土) 10時13分

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