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2017年3月14日 (火)

もう一つのコーカサス・シクラメン 
Cyclamen abchasicum

先日ご覧頂きましたシクラメン・コウム・コウカシクム(Cyclamen coum subsp. caucasicum)の異学名品種と言われるシクラメン・アブシャシクム(Cyclamen abchasicum:サクラソウ科シクラメン属)が咲きました。


Cabchasicum1_2


Cabchasicum3


Cabchasicum2


Cabchasicum4


2013年に種子を手に入れて、播種後4年目に咲きました。

1902年にシクラメン・コウムの変種としてシクラメン・コウム・アブシャシクム(Cyclamen coum var. abchasicum)と分類されましたが、1948年シクラメン・アブシャシクム(Cyclamen abchasicum)として独立しました。
今日ではシクラメン・コウム・コウカシクムの異学名とされていますが、独立種として扱うサイトもあります。

最初に発見された地名が学名になっていますが、アブチャシクムとはグルジアから独立した西コーカサス、黒海沿岸のアブハジア(Abkhazia)地方を指しています。
グルジアに属すアブハジア自治共和国は、アブハジア共和国として2008年8月26日にロシアが承認し、事実上独立国となっています。
アブハジア共和国は黒海北岸に面し、グルジアの最西端の地域で、北のカフカス山脈がロシアの国境となっています。

コーカサス地方西部の山脈地帯の草原や瓦礫の傾斜地や大理石土壌地に自生しています。
花はシクラメン・コウム・コウカシクムより大きく、紅色が濃いように思います。
コウムとエレガンスの中間の形態をしているといわれています。

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