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2017年12月26日 (火)

斑入りクチナシの実
Gardenia jasminoides variegata

何年も花を咲かせなかった斑入りクチナシ(梔子,巵子,支子:Gardenia jasminoides variegata:アカネ科クチナシ属)が我が家にはあります。


Gardeniajasminoides6


Gardeniajasminoides7


Gardeniajasminoides8


花を咲かせるために肥料を工夫したり、逆にやらなかったりしましたが、全く変りありませんでした。
このクチナシの土壌は水はけのよい野草向きの土壌で、さらに地面から30cm以上高くなっています。
それがいけなかったようで、葉も少ししかつけませんでした。

3年前にクチナシは「水を含みやすい肥沃土壌を好む」という性質を知り、夏から秋にかけて、毎日たっぷり水をやっていました。

一昨年やっと1輪咲き、昨年は数輪、今年も10輪ほど花をつけました。
6月頃の白と緑の斑入り葉ではなく、秋を過ぎる頃には落ち着いた緑とクリーム色の組み合わせになってきます。
私はこの色合いが一番美しいと思います。

そして先日、その斑入り葉の中に赤い実が付いていることに気がつきました。
一段と美しい風景を構成しています。

果実はオレンジ色で、その先に6枚の萼片が最終的な姿に変化し、引き延ばされて針状に付いています。
果実にははっきりとした稜が縦に走っています。

クチナシ属は1750年頃に中国から英国に紹介されたと言われています。
主に熱帯に約250種が分布し、このクチナシはベトナム、ミャンマー、インド、中国南部、台湾、日本に分布しています。
日本では静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生しています。

和名のクチナシは果実が熟しても裂開しないことからつけられたという説や、蛇を意味するクチナワの梨(ヘビしか食べない梨)をつける木に由来するという説があります。

英名はcape jasmineやcape jessamineですが、南アフリカの喜望峰原産と信じられていたからです。

属名のガーデニアは英国生まれで、米国サウス・カロライナ、チャールストンに住んだ医師で植物学者のガーデン(Alexander Garden:1730–1791)さんに因みます。ガーデンさんはさまざまなモクレンやクチナシの発見に関係しました。
種小名ジャスミノイデスは「ジャスミンのような」という意味です。

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