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2018年4月 4日 (水)

クリーム色の最新ムスカリ 
Muscari macrocarpum'White Triumphator'

ムスカリ・マクロカルプム「ホワイト・トライアンファター」(Muscari macrocarpum'White Triumphator')が咲きました。


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3月28日の様子


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3月31日の様子


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4月2日の様子


原種のムスカリ・マクロカルプムはエーゲ海の諸島からトルコ北西部などの岩場に自生しています。

ムスカリ・マクロカルプムは以前はムスカリ・モスカツム・フラブム(M. moschatum var. flavum)という名で知られていました。後にムスカリ・モスカツムの変種ではなく、独立した種としてムスカリ・マクロカルプムと分類されました。
ムスカリ・マクロカルプムの花は、蕾の時は白みがかった青紫色をしており、開花すると全てが黄色い花を咲かせます。

黄色い原種に対してムスカリ・マクロカルプム「ホワイト・トライアンファター」は灰緑色の蕾を立ち上げ、咲き進むにつれ白クリーム色に変わっていきます。
上の方の蕾は灰緑色のままでグラーデーションのきいた2色咲きになっていきます。

蕾の花筒の先には6個の膨らみ(副花冠)があり、開花すると副花冠を含む花の先が濃く色づいてきます。
着色し始めはグレーで、それが茶褐色になっていきます。

原種は黄色が茶褐色になるので枯れているように見え、美しい変化とは思えません。
「ホワイト・トライアンファター」はクリーム色花の色と焦げ茶色の色合いのコントラストが山水画のようで、たいへん魅惑的です。
「ホワイト・トライアンファター」の2色の組み合わせは植物には珍しいと思うのですが、コリダリス・ヌディカウリスのコーヒーとクリームの2色を思い出しました。

葉は4〜6枚で、長さ10〜20cmの青緑色の幅1cmほどの細長披針形で、湾曲します。

品種名のホワイト・トライアンファターは「白い勝利者」という意味です。
種小名マクロカルプムはギリシャ語由来で、「大きな(macro)果実の(carpus)」という意味で、大きなタネが稔ることを指しています。

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コメント

おはようございます。

こんなに美しいmacrocarpumがあるのですね。
パット見たときはmuscarimiかと思ってしまったのですが、よく読んでみると違っていました。
素晴らしい花ですね。

この前のブルーの花、アップしました。

投稿: hiroro689 | 2018年4月 5日 (木) 07時37分

色といい形といいmuscarimiに似ています。
大きさが違うかなという気がします。

しかし知られていない種類を別名で新種登録するというのは、日本の園芸業者はよくやっています。
muscarimをmacrocarpumと称して売り出した可能性はなきにしもあらずです。

ネットを調べてみてもどこの誰が作ったのか不明です。
日本で作られた品種なんでしょうか。
だから余計に怪しいですね。

投稿: ptech | 2018年4月 5日 (木) 21時48分

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