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2018年5月26日 (土)

高地の沼沢スミレ 
Viola palustris

ビオラ・パルストリス(Viola palustris:スミレ科スミレ属)が咲き出しました。


Vpalustris1


Vpalustris6


Vpalustris2


Vpalustris3


Vpalustris5


ビオラ・パルストリスはヨーロッパ北部からソ連を通り、北米北部にわたって広く分布しています。
種小名パルストリスはラテン語で「沼沢の」という意味で、海抜1800mまでの山地の沼沢や湿った草原、小川の際にに自生しています。

匍匐する茎から葉柄を出し、広がっていくので、草丈はせいぜい10cmほどです。
葉はやや照りのある明るい緑色をし、緩く丸い鋸歯がある幅3cmの逆ハート形をしています。

葉脇から蕾が上がっていきますが、花柄は葉から顔を覗かせるほどの長さしかなりません。
全草無毛と思っていましたが、花茎に毛があります。

花は幅1cmほどで、葉の大きさに比して小さな花を咲かせます。
上品な薄青紫色の花は、下唇弁に濃赤紫色の目立つ模様が付いています。
また側弁には白い毛が生えています。
距は白色で短く、目立ちません。
花の中を覗くと下唇弁の付け根に距に通じる通路が見えます。
香りはしません。

花後、葉の色は濃くなり、幅も6cmほどの大きさになります。


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