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2018年5月12日 (土)

緋色のラペイロージア 
Lapeirousia silenoides

ラペイロージア(ラペイロウジア)・シレノイデス(Lapeirousia silenoides:アヤメ科ラペイロージア属)が咲いています。


Lapeirousiasilenoides1


Lapeirousiasilenoides4


Lapeirousiasilenoides2


Lapeirousiasilenoides3


ラペイロージア属はナイジェリアやエチオピアから南アフリカ・南西ケープ州にかけてのサハラ・アフリカに約40種が知られています。
球根は底が平らで鐘形や円錐形をし、表面が木質あるいは繊維質をしており、一目でラペイロージア属の球根であることがわかります。
葉は中肋があるものが多く、裏表の区別のない等面葉で、湾曲してついています。
花披の並びは左右対称か放射相称で、咽部が非常に長いものがあります。
花の色は青、紫、赤、ピンク、白をしており、下方の3花弁あるいは全ての花弁に異なる色の模様が入っています。
時に甘い香りがするものがあります。

ラペイロージア・シレノイデスは南アフリカのナマクランド(Namaqualand)の花崗岩礫や真砂(花崗岩砂)、花崗岩が露頭している割れ目に咲いています。

葉は灰緑色で、冬中ずっと地上にありますが、寒さ(霜)に当てると枯れてしまいます。

日差しが強くなり、暖かい日が続く3月頃から花が咲き始めます。
花径1cmほどの小さな花は長い咽部を持ち、互散花序に一輪づつ、ジグザグに咲いていきます。
咽部はクリーム色をしていますが、左右対称に開く花披は鮮やかなマゼンタ色をしています。
下3枚の花弁には白〜クリーム色の模様がついていて目立ちます。

英名はSpringbok(南アフリカ産のガゼルの一種) painted petalsです。

属名は啓蒙時代のフランス人地理学者のラ・ペイローズ( Jean-François de La Pérouse:1741-1788)さんに因みます。彼は植物学以外に天文学 、 数学 、 地質学 、 鉱物学に業績を残しています。

種小名シレノイデスはラテン語で「シレネ属に似た」という意味です。

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