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2019年6月19日 (水)

黄色い葱坊主 Allium flavum

アリウム・フラブム(Allium flavum:ヒガンバナ(ユリ)科ネギ属)が咲きました。

Alliumflavum6

Alliumflavum5

Alliumflavum2

Alliumflavum3

Alliumflavum4

北アフリカ・モロッコからフランスを経てイラン、中近東に至る地中海や黒海、カスピ海の沿岸周辺の乾燥した岩場に広く自生しています。
広い範囲に分布しているので地域により変異があるようで、次の5種の変種、亜種が知られています。

Allium flavum subsp. flavum  トルコ、ヨーロッパ中央部、南部に分布
Allium flavum subsp. ionochlorum 北アフリカ(アルジェリア、モロッコ)に分布。亜種名は「紫がかった薄緑色の」という意味。
Allium flavum var. minus トルコに分布。変種名は「より小さい」という意味。
Allium flavum var. pilosum トルコのアダナ地方に分布。変種名は「毛で覆われた」という意味。
Allium flavum subsp. tauricum ギリシャから東部のコーカシス、カザフスタンにかけて分布。亜種名は「クリミアの」という意味。

ヨーロッパでは古くから知られていたようで、1753年にリンネが命名しています。
初夏(6〜7月に)に下から3番目の葉の途中に瘤状の節ができ、4番目の葉(苞の先になっている葉)が出ると同時に花茎をあげます。
花茎は20cmほどですが、葉の10〜20cmのところから出ているので、草丈30〜40cmで花が咲きます。


花は初め黄白色で、釣り鐘形に開くにつれ明るい黄色に変わっていきます。
4番目の葉は花が開くにつれ枯れてしまいます。
花にはネギの匂いではなく、いい香りがします。

王立園芸協会からAGM(Award of Garden Merit)を受賞しています。

 

種小名フラブムは「黄色の」というラテン語で、花の色を指しています。

 

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