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2020年8月 1日 (土)

手招きする花  Loxocalyx ambiguus

マネキグサ(招草:Loxocalyx ambiguus:シソ科マネキグサ属)が咲きました。

Loxocalyxambiguus1

Loxocalyxambiguus2

Loxocalyxambiguus3

Loxocalyxambiguus4

 

日本固有種で、千葉県以西、四国、九州にかけての山地の明るい林床や林縁に自生しています。
多くの府県で絶滅危惧種に指定されています。

草丈は40〜60cmで、細い地下茎を這わします。シソ科の特徴通り茎の断面は四角ですが、白い稜があります。葉は対生します。
葉は粗くて目立つ鋸歯を持ち、茎の位置により葉身の形が違います。下部は心形、中部は三角状広卵形またはやや円形、上部の葉は卵形をしています。

8月になると葉腋に1〜3個の長さ1.8〜2 cmの花を付けます。
花は白い縁取りのある暗紅紫色で、花冠の上唇は大きく被さり、下唇は3裂しています。

和名の由来は花冠が手招きしているように見えるということです。別名はヤマキセワタです。
牧野富太郎さんはメハジキ属(Leonurus ambiguus)として命名しましたが、後に彼自身がマネキグサ属を立てて分類しています。オドリコソウ属(Lamium) に分類されていることもあります。シソ科は分類が難しいようですね。

属名ロキソカリックスはギリシャ語由来で、ロキソはloxos「傾いた」とカリクスcalyx「萼」からなり、萼の断面が正五角形ですが、上下で長さが違い、横から見ると上が短く、下が長い傾いた形になるため、つけられたそうです。
種小名アンビグウスは「疑わしい、不確実な」という意味です。
異学名はLeonurus ambiguus,Lamium ambiguum 

 

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