2009年11月12日 (木)

春の姿が待ち遠しいメルテンシア・アルピナ 
Mertensia alpina

メルテンシア・アルピナ(Mertensia alpina:ムラサキ科メルテンシア属)が季節外れに咲きました。

現地では高山のブルーベル(Alpine Bluebells)と呼ばれているように、夏前に俯きかげんに咲きますが、この時期ですから花茎も伸ばさず、縮こまって咲いています。まるで宿根性のワスレナグサです。

メルテンシア属はアジア、ヨーロッパ 、北米など北半球に約15種 が知られています。
その中でメルテンシア・アルピナは北米中南部のロッキー山脈の牧草地や崖の北面に自生する約15cmの宿根草です。

夏を越した古い葉は堅そうな毛が生えていますが、花後に生えてきた葉には目立たない柔らかい毛が生えています。葉の色も濃いグリーンからパステル調のグリーンに変わりました。

ネットで花を検索すると、花は花茎を立て、その先に数輪の濃いブルーの、筒状部分の長い花が、うな垂れて咲いています。少し花が違うので、間違った種を蒔いたのかと思い、ブログにアップしないでいました。
しかし花後花茎が伸び、一番下の写真のように、花びらは無いですが、ネットで検索した姿を思わせるようになってきました。

シーズンになってどんな花をつけるか楽しみです。


Mertensiaalpina1


Mertensiaalpina2


Mertensiaalpina3_2

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2009年10月 6日 (火)

小さいアスター 
Aster subulatus v. sandwicensis

知らないうちに庭の隅にヒロハホウキギク(広葉箒菊:Aster subulatus v. sandwicensis:キク科シオン属)が咲いていました。
背丈50cmほどのヒメジョオンだと思い込んでいた草を抜こうとした時に、1cmに満たない小さい花がヒメジョオンのそれと違うことに気がつきました。

ヒロハホウキギクは荒れ地に生える北米原産の帰化植物です。同じ北米原産のホウキギクに似ていますが、葉柄があり、葉は茎を抱かないので、すぐに区別できます。
ヒロハホウキギクは枝が横に広がり、ホウキギクは広がらないので箒のようだとか、ヒロハホウキギクは葉の幅が広いとか言われていますが、これらの点に関しては程度の問題で、逆に同定を難しくしているように思えます。

なお1枚目右の花、2枚目中央の花は咲きかけではなく、終わりかけの花です。
小さいですが、顔を近づけて見ると、なるほどピンクのアスター、可愛い花です。


Astersubulatus1


Astersubulatus2


Astersubulatus3

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2009年9月28日 (月)

シルバーリーフのプレクトランサス 
Plectranthus argentatus 'Silver Shield'

昨日に続いてプレクトランサスです。
このプレクトランサスは、プレクトランサス・アルゲンタツス「シルバーシールド」(Plectranthus argentatus 'Silver Shield':シソ科プレクトランサス属)です。

プレクトランサス・アルゲンタツスはオーストラリアのクイーンズランド州やニューサウスウエールズ州などの雨林帯に分布している亜低木です。

ラムズイヤーのような、白い産毛に覆われた肉厚の葉です。夏前は這い性のプレクトランサスのように背が低く、葉も純白ですが、夏以降背が高くなるにつれ葉色は灰緑色になります。
葉を楽しむプレクトランサスは横に広がっていくタイプがほとんどですが、これは異色です。

花は黄土色の穂状の蕾から白に青紫の模様のついた花が開きます。小さな白っぽい花と評されますが、なかなか可愛い花です。葉色とこの花の組み合わせは、日本人好みだと思います。

穂状花序状に花茎が立つと、地面から一番上の葉まで50cmを越えます。30〜40cmほどの花茎を加えると、本当に背高のっぽになります。白い茎は太く、しっかりと全体を支えています。


Plectranthusargentatus1


Plectranthusargentatus3


Plectranthusargentatus2

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2009年9月21日 (月)

ピンクのヤナギバルイラソウ 
Ruelllia brittoniana

ピンクのヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草:Ruelllia brittoniana:キツネノマゴ科ルイラソウ属)が咲きました。

ルイラソウ属はヨーロッパを除く世界中に250種が分布していると言われています。花色は紫か赤で、花弁は漏斗型をし、均等に5裂しています。

ヤナギバルイラソウはメキシコ原産で、半耐寒性の性常緑小低木です。普通種はこのような紫色で、春から晩秋まで長期にわたって次々と一日花を咲かせます。花弁に多数の皺があるのも特徴でしょう。
ヤナギバと冠されているように、葉は細長く、濃緑色に紫色の葉脈が入っています。

濃い緑色の葉に映えて、ピンクの花が一層目立ちます。紫のヤナギバルイラソウより素敵です。


Ruellliabrittonianap1


Ruellliabrittonianap2

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2009年9月15日 (火)

斑入りのセンニンソウ 
Clematis terniflora f. variegata

我が家の斑入りセンニンソウ(仙人草:Clematis terniflora f. variegata:キンポウゲ科センニンソウ属)が咲き出しました。

このセンニンソウの葉は、完全に葉緑素を欠く白化した葉で、葉全体がきれいなクリーム色をしています。このような斑を生(うぶ)斑と呼びます。全ての葉が生斑なら、光合成ができませんから、その植物は育ちません。このセンニンソウは、他の葉は黄掃け込み斑で、根本の方は普通葉です。このように生斑が部分的に入っているものを蛍(ほたる)斑といいます。

蕾もこのようなクリーム色で、蕾が開くにつれ白くなります。
このような斑入りの植物は、日焼けして斑が傷むので、強光線は禁物といわれています。この斑入りセンニンソウに関しては直射日光でも全く傷みません。
ただ傷まないのは花が枯れる(花びらが落ちる)までで、花が枯れると茶色くなっていきます。

白い花のクリーム色の葉の組み合わせは、陽が陰った時に一番美しい組み合わせになるように感じます。


Clematisterniflora9


Clematisterniflora10


Clematisterniflora10

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2009年8月27日 (木)

洞庭湖のブルー 
Pseudolysimachion ornatum

トウテイラン(洞庭藍:Pseudolysimachion ornatum:ゴマノハグサ科ルリトラノオ属)が咲きました。

日本固有種で、京都府、兵庫県、鳥取県の日本海側の海岸、限られた範囲に自生している絶滅危惧種です。
トウテイランは園芸種のベロニカ・ロンギフォリア(Pseudolysimachion longifolium:園芸的にはベロニカに含められることがあります)と同じく「○○クワガタ」と呼ばれる種類です。

夏の花期には背丈は50㎝ほどになり、穂状花序を立て、ブルーの花を咲かせます。
葉は白い微毛でおおわれていて、花のない時期も楽しめます。種小名(オルナツム)は「飾った、華美な」という意味で、花だけではなく全体の姿を特徴づけていると思います。

花のない時期は整った形なのですが、花穂が立ち出すと、這ってしまって姿がだらしなくなります。鉢植えだと紐で周りを縛るなど、扱いがやっかいになってきます。

トウテイランという名前は中国の長江に連なる洞庭湖(ドウテイコ・ドンティンフー )の水の色に因んでつけられたと言われています。でも洞庭湖の水の色は茶色のようですね。


Veronicaornata1


Veronicaornata2

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2009年8月14日 (金)

八重咲きのオキシペタラム 
Oxypetalum caeruleum f. plenum

先日はピンクのオキシペタラム(Oxypetalum cv)をご覧いただきましたが、以前から八重咲きのオキシペタラム・カエルレウム(Oxypetalum caeruleum f. plenum:ガガイモ科オキシペタルム属)も咲いています。しかしなかなか奇麗に咲いてくれず、アップできませんでした。

ブルーのオキシペタラムは八重咲きと半八重咲きが咲いていますが、独特のブルーが発色してくれません。
梅雨が明けて日差しが強くなるとますます白っぽくなりました。
白は八重咲き(Oxypetalum caeruleum f. plenum-album)ですが、これも開く前に痛んで、茶色くなったり、黒くなったりします。
なんとか奇麗に開いたものを撮ってみました。

八重や半八重は花弁中心の付属物(副花冠)が発達したものでしょうか。八重は副花冠があるのかどうかもわかりません。
八重の中心の花弁はほとんど開かず、バラの花のような感じです。

なお最近オキシペタラムは分類が変わりツウィーディア・カエルレア(Tweedia caerulea)と呼ばれています。


Oxypetalumcaerulemuw1


Oxypetalumcaerulemuw2


Oxypetalumww1


Oxypetalumcaerulemw3

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2009年8月 5日 (水)

ピンクのオキシペタラム 
Oxypetalum cv

ピンクのオキシペタラム(Oxypetalum cv:ガガイモ科オキシペタラム属)が咲いています。
最近はオキシペタラム(Oxypetalum)属ではなくツィーディア(Tweedia)属に移されましたが、ここでは旧来のオキシペタラムと呼ばせて頂きます。

この花は以前から咲いていたのですが、種類を特定できずアップすることが出来ませんでした。
オキシペタラム・カエルレウム・ロセア(Oxypetalum caeruleum rosea)というよく見かけるブルーのオキシペタラムの色変わりというふれこみで流通していますが、この花には特徴である副花冠(花冠基部の突起)がありません。この副花冠が園芸種化の途中で消えてしまったか、全く違う種類なのかわかりません。
そして副花冠の替わりに、先が2つに分かれた雌しべが花筒から飛び出しています。
ブルーの花の時は気づかなかったのですが、合弁花であることがよくわかります。

ピンクの原種オキシペタラムとしては Oxypetalum solanoide sがありますが、こちらは非常に目立つ副花冠があります。だからこれではありません。
オキシペタラム属は120種ほどあるそうなので、特定するのは無理かもしれません。


Oxypetalumpink1


Oxypetalumpink2

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2009年8月 2日 (日)

園芸デルフィニウムの親 
Delphinium elatum

デルフィニウム・エラツム ( Delphinium elatum :キンポウゲ科デルフィニウム属)が咲きました。

デルフィニウム・エラツムは東はスペインのピレネー山脈から、西は西アジアの乾燥した地域に自生する多年草です。デルフィニウムとしてもっとも古くから栽培され、多くの園芸種の親になっています。

普通は全体が紺碧色ですが、これは色が抜けてしまって紺碧の覆輪になっています。
花の中心部の小さなものが本当の花弁で、この部分に黒っぽい色がついています。

多湿状態が嫌いなようで、息も絶え絶えで長い梅雨に耐えています。


Delphiniumelatum1


Delphiniumelatum2


Delphiniumelatum3


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2009年7月27日 (月)

オレンジ色のキク 
Senecio flammeus ssp. glabrifolius

コウリンカ(紅輪花:Senecio flammeus ssp. glabrifolius:キク科キオン属)が咲きました。

コウリンカは、本州の山地の高原に咲く多年草です。
山で咲いているものが少ないこの時期、小さいけれど人目を引く濃いオレンジの花を咲かせます。
ルドベキアのように舌状花を下垂させて咲いています。
紅輪花という名は紅色の花が車輪状に付いているところからつけられたようです。

キオン属(セネシオ(あるいはセネキオ)の仲間)は2000種あるといわれるほどの大きな属で、その形態は蔓性や多肉性の植物を含みます。園芸的に楽しむのはサイネリヤやシロタエギクと呼ばれる種類、多肉植物などで、それ以外は野生のままが多いようです。


Senecioflammeus1


Senecioflammeus2


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2009年6月18日 (木)

冬に強い時計草「ビクトリア」 
Passiflora Victoria

我が家では時計草の「ビクトリア」(Passiflora 'Victoria':トケイソウ科トケイソウ属)が次々に咲いています。

「ビクトリア」は花径は10cmほどの大きさで、カエルレア(Passiflora caerulea)とラセモサ(Passiflora racemosa)の交配種といわれていて、ビオラセア系(Passiflora x violacea )の一つです。
冬、屋外では0℃以上必要とされていますが、耐寒性はかなりあるようで、葉を落とすことなく、真冬でも蕾をつけていました。
蕾は薄紫の苞葉に包まれていますが、冬はそれが蕾だと気がつきませんでした。しかし冬の蕾は花を開くことなく落ちていきました。

就眠運動をするようですが、不思議なのはいつ開いているかということです。朝は蕾しか見ません。昼間も蕾の時が多いのです。夕方以降も開いていません。開かないまま蕾のまま落ちている可能性があります。


Passifloravictria1


Passifloravictria2_2


Passifloravictria4


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2009年6月16日 (火)

黄色いヤコブの梯子 
Polemonium pauciflorum

ポレモニュウム・パウシフロラム(Polemonium pauciflorum:ハナシノブ科ハナシノブ属)が咲きました。

トランペットのような花筒の長い黄色い花を俯き加減につけます。
黄色いので印象が違って見えますが、雄蕊の真ん中から雌蕊が出ていないのはハナシノブそのものです。
米国南西部からメキシコにかけて生育しているハナシノブの仲間です。

一昨年の花は夏に枯れてしまったのですが、タネも蒔いていないのに、昨年秋にまた双葉が出てきて、このように花が咲きました。

なおハナシノブ属は「ヤコブの梯子(Jacob's Ladder)」という英名がありますが、詳しくは一昨年のページをご覧下さい。


Polemoniumpauciflorum6


Polemoniumpauciflorum7

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2009年6月11日 (木)

オンファロデスいろいろ 
Omphalodes nitida, cappadocica & linifolia

オンファロデス・ニチダ(Omphalodes nitida:ムラサキ科ヤマルリソウ属)が花盛りになりました。

オンファロデスの仲間は約30種あり、ヨーロッパ、アジア、メキシコなどに分布しています。
ワスレナグサと同じ副花冠(花びらの出っ張り)がありますが、葉が薄く、表面が滑らかで、全体に比して大きな根出葉には葉柄があります。

このオンファロデス・ニチダはスペインからポルトガルにかけての山岳地帯に自生している多年草です。
咲き出す時期が遅く、他のオンファロデスは花が散っていますが、オンファロデス・ニチダはまだ花をつけていない株もあります。


Omphalodesnitida1

Omphalodesnitida2



オンファロデス・カッパドキカ(Omphalodes cappadocica:ムラサキ科ヤマルリソウ属)です。
小アジア原産の多年草です。1.5cmほどの比較的大きめの花をつけます。

Omphalodescappadocica6_2



オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia:ムラサキ科ヤマルリソウ属)です。
地中海西部沿岸に自生する1年草です。白だけではなく青紫の花をつけるものもあるそうです。

Omphalodeslinifolia4_2

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2009年6月 8日 (月)

赤葉のアカバナ 
Epilobium pyrricholophum

勝手に生えたアカバナ(赤花:Epilobium pyrricholophum:アカバナ科アカバナ属)が咲いています。

アカバナの花色は白っぽいピンクから濃いピンクまで幅がありますが、アカバナというほど赤くありません。
下の方の葉や茎が秋に真っ赤になるからついた名だといわれています。

花は小さく1cmはありません。長い子房の先に花がつくという特徴があります。
花は小さいですが、背が高く50cmを越えます。
その根際の葉の色は、秋でなくてもこのように真っ赤です。上に行くほど普通の緑色に変わっていきます。

この赤い葉色はなかなかのものです。


Epilobiumpyrricholophum6


Epilobiumpyrricholophum7

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2009年6月 7日 (日)

斑入りのワスレナグサ 
Myosotis alpestris f. variegatas

斑入りのミオソチス・アルペストリス(ノハラワスレナグサ:Myosotis alpestris f. variegatas:ムラサキ科ワスレナグサ属)です。

普通種のミオソチス・アルペストリスはヨーロッパや北米原産で、温暖な地域では長く咲き続けます。
この斑入り種は咲くのが遅く5月初めに花をつけたのですが、花を沢山というわけにいかず、咲きそろうまで待っていたのですが、あまり咲いてくれないために、この辺でアップすることにしました。

普通種と同じように8cmほどの細長い葉ですが、葉の表面に普通種のような微毛がなく、つるりとした葉にクリーム色の斑が入っています。葉だけでも充分楽しめます。

水切れしやすいので注意が必要です。
宿根性がありますから、うまく夏を越せばいいなと思っています。


Myosotisalpestrisv1


Myosotisalpestrisv2

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2009年6月 6日 (土)

暑さに強いアプリコットオレンジのヒソップ 
Agastache aurantiaca

アガスタケ(アガスターシュ)・アウランティアカ(Agastache aurantiaca:シソ科アガスタケ属)が花盛りです。

アガスタケ属は北米南部中心に20種ほどあるミントの香りの強い植物です。この香りはアニス(セリ科のハーブ)の香りに似ているというので、ヨーロッパではアニスヒソップ(anise hyssop)と呼ばれています。なお日本にもカワミドリ(Agastache rugosa)1種が自生しています。

アガスタケ属は葉が大きく穂状花序に花を密につける種類(Giant hyssop)と葉が小さく花が疎につく種類(Hummingbird Mints)があります。
アガスタケ・アウランティアカは後者のアガスタケです。メキシカン・ヒソップ(Mexican hyssop)と呼ばれ、米国南部からメキシコにかけて分布しています。
アプリコットオレンジ色の花筒の長い花には茶紫色の4個の葯とそれよりも飛び出した雌しべがあります。
緩い鋸歯のある葉は、厚みがあって小さくマットな銀緑色をしています。揉むと強いミントの香りがします。

さすがメキシコ生まれだけあって日本の暑い夏を難なく乗り越えてくれます。晩秋まで花をつけて、冬には枯れてしまいますが、春一番に芽を吹きます。手入れの入らない花です。


Agastacheaurantiaca1


Agastacheaurantiaca2


Agastacheaurantiaca3

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2009年6月 5日 (金)

ドクダミいろいろ 
Houttuynia cordata, f. plena & f. variegata 'Chameleon'

公園に八重のドクダミ(蕺草:Houttuynia cordata f. plena:ドクダミ科ドクダミ属)が咲いていました。

八重咲き種は、下の嫌われ者のドクダミに比べると全く別の花のようです。

八重咲きといっても、花弁が重なっているのではなく、白い総苞(蕾が小さい時に蕾を包んでいた葉)が積み上がっていって八重咲きのようになっています。したがって白い総苞の間、間に黄色い雄しべが見えます。
白い総苞片が元の葉に戻っているものもありました。

Houttuyniacordata7


Houttuyniacordata9



これは家の周りに生えているドクダミ(Houttuynia cordata)です。
ドクダミは東アジア、東南アジアに分布し、日陰だけでは無く普通に見かけます。横走する地下茎で増えるので、抜いても抜いても生えてきます。

Houttuyniacordata4



これはカメレオン(Houttuynia cordata f. variegata 'Chameleon')という斑入りの園芸種です。上の普通種のドクダミに対抗すべく植えたのですが、普通種のように繁殖力は強くありません。
また花も小さいようです。

Houttuyniacordatav1

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清楚なクサタチバナ Cynanchum ascyrifolium

クサタチバナ(草橘:Cynanchum ascyrifolium:ガガイモ科カモメヅル属)が咲きました。

関東以西の本州や四国の山地の林床に生える多年草です。
茎は地面から出て枝分かれしません。背高は30~50cmで、茎の上端に5弁の白い花を沢山つけます。
ガガイモ科の植物によく見られる厚みのある花弁をしています。
たとえば下の写真の、同じガガイモ科といえばオキシペタラムのが思い浮かびますが、その白花園芸種「ホワイトスター」(Oxypetalum caerulemu f. album 'White Star':ガガイモ科オキシペタルム属)も副花冠を持つ、厚手の花で、よく似ています。

また柑橘類の厚みのある白い花のような感じもあります。それでミカンの古名であるタチバナ(橘)に似た花なのでこの名がついています。

中心の部分に蜜がしみ出しているのか、このとおりアリがよってきます。


Cynanchumascyrifolium1


Cynanchumascyrifolium2



よく似ているオキシペタラム「ホワイトスター」(Oxypetalum caerulemu f. album)

Oxypetalumcaerulemua1

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2009年6月 4日 (木)

日陰に似合う白い花 
Schizophragma hydrangeoides

イワガラミ(Schizophragma hydrangeoides:ユキノシタ科イワガラミ属)が咲きました。

ツルアジサイ(ゴトウヅル)という苗を買って育てていたのですが、何年か前花が咲いて初めて違っていたのに気がつきました。
イワガラミはこのように周辺には白い葉っぱのような装飾花(本当は萼です)が何枚か、中心部には小型の両性花が沢山開いてます。

イワガラミは日本全国に分布する落葉ツル植物広葉樹林の樹幹や岩などに気根を出して這い登って行きます。以前はあんどん作り、その次は石垣に這わせていたのですが、日当たりが良すぎて、夏に萎びてしまうことがよくありました。それで昨年秋に日陰に植え替え、住宅の壁に這わせようとしています。
大型の蔓植物ですから、住宅の壁に這わせて大丈夫でしょうかね。
植え替えがショックだったのか、まだ枝を伸ばしていません。

この花は昨年の花芽からのものだろうと思います。ですから来シーズンは花が期待できないでしょうね。
日陰に似合う花です。


Schiophragmahydrangeoides1


Schiophragmahydrangeoides2

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2009年5月31日 (日)

筋金入りのテトラネウリス 
 Tetraneuris scaposaHymenoxys,Hymenoxys scaposa,ヒメノキシス

テトラネウリス・スカポサ(Tetraneuris scaposa:キク科テトラネウリス属)が咲いています。

米国テキサス州、コロラド州、オクラホマ州、アーカンサス州、メキシコ北部に分布する背丈30cmほどの常緑性の植物です。何しろ「筋金入り」ですから暑さと乾燥にはめっぽう強そうです。

現地では4スジ・デージー(Four-nerve Daisy)と呼ばれています。なるほど花びら1枚に4本の焦げ茶色のスジが入っています。花びらの裏側はもっとくっきりと、極細のサインペンで落書きしたように描かれています。
本当に筋金入りなんですね。

園芸的にはヒメノキシス(Hymenoxys,Hymenoxys scaposa)という異学名の属名で流通しています。
種小名のスカポサは「花茎のある」という意味で、他にテトラネウリス・アコーリス(Tetraneuris acaulis)という種類がありますが、こちらは「丈の低い」種類で、花びらにもスジが入っていません。

輝くような黄色が目を引く非常にチャーミングな花です。


Tetraneurisscaposa1


Tetraneurisscaposa2


Tetraneurisscaposa3

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2009年5月30日 (土)

アフリカの花嫁という黒種草 
Nigella papillosa 'African Bride'

ニゲラ・パピロサ「アフリカン・ブライド」(Nigella papillosa 'African Bride':キンポウゲ科ニゲラ属)が咲きました。

スペイン南部からポルトガル、北アフリカに分布している二年草(一年草)です。それでスペインのニゲラという意味の Nigella hispanica という学名が使われることがあります。
パピロサという種小名は「乳頭状の」という意味ですが、蕊の特徴を指しているのでしょうか。

パピロサは蕊が暗紫紅色をしているのが特徴で、「アフリカン・ブライド」のような白花だけではなく青花もあります。

ニゲラの中では5cmほどの大きめの花を咲かせます。
花びらの葉に見えるのは萼片で、花弁は密腺に変化して蕊の周囲についています。先が2つに分かれた紺の縞のある付属物(画面をクリックするとよく分かります)がそうです。
花のすぐ後ろにある細い葉のようなものは総苞です。

コントラストが美しいニゲラです。


Nigellapapillosaab1


Nigellapapillosaab2




ここから下は「ペルシャン・ジュエル」という品種のニゲラ・ダマスケナ(Nigella damascena 'Persian Jewel':キンポウゲ科ニゲラ属)です。少し小さめの八重咲きです。

Nigelladamascena4


Nigelladamascena5


Nigelladamascena6

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2009年5月25日 (月)

お気に入りのアンチューサ 
Anchusa leptophylla, azurea, officinalis

早春からアンチューサ(アンクサ)・レプトフィラ(Anchusa leptophylla:ムラサキ科ウシノシタグサ属)が咲いているのですが、この品種を特定できず、今頃お披露目です。

「タッセルブルー(Tassel Blue)」という品種名で出回っていますが、世界的には「ブルーシャワー(Blue Shower)」という名が有名です。同じものかどうか分かりません。日本の園芸業者の中には、販売ライセンスを取って違う品種名で販売することが多いからです。

アンチューサの仲間はヨーロッパ、西アジア、赤道アフリカに分布していますが、アンチューサ・レプトフィラはトルコに分布しています。アンチューサ・レプトフィラにはインカナ(Anchusa leptophylla ssp. incana)という亜種があり、葉や分枝の様子から「タッセルブルー」はこれではないかと思います。
トルコでは多年草となっていますが、日本では二年草扱いのようです。

アンチューサの中では花弁の付属物がワスレナグサっぽいので一番お気に入りです。
蕾が開いて受粉前は、雄しべが見えて、副花弁が半透明になっています。

Anchusaleptophylla1


Anchusaleptophylla4


Anchusaleptophylla2



これはアンチューサ・アズレア(Anchusa azurea:ムラサキ科ウシノシタグサ属)です。
直立性で50cmを越える高さになります。耐寒性多年草です。
副花冠が土手のようになるのではなく糸状になっています。髭のようですね。

Anchusaazurea1_2



これはアルカネットと呼ばれているアンチューサ・オフィシナリス(Anchusa officinalis:ムラサキ科ウシノシタグサ属)です。
ハーブとして利用されているのはこれです。全体に微毛が生えていて、ざらざらします。

Anchusaofficinalis1

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2009年5月22日 (金)

沢のリシマキア 
Lysimachia leucantha

サワトラノオ(沢虎の尾:Lysimachia leucantha:サクラソウ科オカトラノオ属)が咲きました。

関東から南部の太平洋側、四国、九州に自生し、朝鮮半島南部にも分布しています。
自生地では絶滅危惧IB類(近い将来に絶滅する危険性が高い種)に指定されています。

水辺に咲くので名前にサワとついています。そのせいか茎や葉が柔らかそうです。
山に咲くオカトラノオは垂れるほど花序が長いですが、ヌマトラノオ同様、サワトラノオは短いです。
種小名は「白い花の」という意味ですが、サワトラノオを含め他2種も白いです。しかしサワトラノオが一番ふっくらしていて、最も花が大きく見えるような気がして、この種小名は合っていると思います。


Lysimachialeucantha1


Lysimachialeucantha2


Lysimachialeucantha3

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2009年5月21日 (木)

優しく抱きかかえられてカナダゲシ 
Sanguinaria canadensis f. multiplex 'Plena'

八重咲きのカナダゲシ(Sanguinaria canadensis f. multiplex 'Plena':ケシ科サンギナリア属)が咲きました。

本来ならもっと早く咲くのでしょうが、なかなか芽が出ませんでした。
約1ヶ月ほど遅れて開花です。

米国東部の一属一種のケシ科の宿根草です。
属名のサンギナリアは「血」を意味し、横走する根や茎を切ると赤い汁液が出ることから名付けられたと言われています。英名でbloodrootと呼ばれるのも同じ所に注目したからでしょう。

花は初めの頃晴れた日には開き、曇った日は閉じています。厚みがあるけれど透き通った葉は、苞葉のように、花を優しく抱きます。優しい葉に包まれた花は幸せですね。

でも花が就眠運動をしなくなる頃には、茎も伸びて、葉は花とは別の茎から出ていることがわかります。この葉が苞葉でないことに気づきます。
この頃になると、孔雀の羽のように花の後ろで開いてます。葉はこれ1枚しか出てきません。


Sanguinariacanadensis1


Sanguinariacanadensis2


2009年5月3日 葉が花を優しく包んで顔を出しました。

Sanguinariacanadensis3_2


2009年5月9日

Sanguinariacanadensis4


2009年5月12日 まるで孔雀のようですね。

Sanguinariacanadensis5


2009年5月14日

Sanguinariacanadensis6


2009年5月18日 この通り、苞葉でないことがわかります。子房はないのかな。

Sanguinariacanadensis6

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2009年5月20日 (水)

ピンクのモーズイカ 
Verbascum phoeniceum 'Southern Charm'

バーバスカム・フォエニセウム「サザンチャーム」(Verbascum phoeniceum 'Southern Charm':ゴマノハグサ科モウズイカ属)が咲きました。

以前ご紹介したバーバスカム(モウズイカ)と同じ種類ですが、より園芸化された品種です。
葉に微毛が生えて銀色になる背丈の高い種類とは違い、これは50〜60cmほどの細い花茎を立てます。
雨に当たって花が重たくなると地際から曲がってしまうほど軟弱な花茎です。
葉も厚みはぺらぺらで、普通の濃い緑色です。

花色は白やピンク、アプリコットなどの花色があり、同じ花色でも上(開いたばかり)の方が濃く、美しい花色です。


Verbascumphoeniceum4


Verbascumphoeniceum1


Verbascumphoeniceum3

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2009年5月18日 (月)

ライラックピンクのバーベナ 
Verbena rigida 'Venosa'

バーベナ・リギダ「ベノサ」(Verbena rigida 'Venosa':クマツヅラ科バーベナ属)が花をつけています。

南アメリカ、ブラジルからパラグアイ、アルゼンチン原産の多年草です。「シュッコンバーベナ(宿根バーベナ)」という和名を持つように耐寒性があります。

葉や茎は固く、茎は四角形をし、葉は長披針形で荒い鋸歯があります。
開花期が春から秋までと長く、丈夫な草花です。

バーベナ・リギダは紫紅(ライラックピンク)色で、「ベノサ」はさらに深味のある紫紅色をしています。

花筒の内外に短い細毛が生えているんですね。


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2009年5月15日 (金)

ノイバラ満開 
Rosa multiflora

我が家ではノイバラ(野茨:Rosa multiflora:バラ科バラ属)が咲き誇っています。

沖縄以外、日本各地のいたる所に自生しています。日本のノバラの代表選手で、よく見かける落葉性の蔓バラです。

花は白一色ではなく、咲き始めに花弁にほんのりピンクがのります。写真ではうまく色が出ていません。
野生のバラは花期が短いのが玉に瑕ですが、多花ですから摘んで、小さな器に挿して、家の至る所に置けます。秋には小さな赤い実をつけますから、それも挿してアクセントになります。

清楚で美しいバラです。


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Rosamultiflora3


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2009年5月12日 (火)

紫のモーズイカ 
Verbascum phoeniceum 'Violetta'

バーバスカム・フォエニケウム「ビオレッタ」(Verbascum phoeniceum 'Violetta':ゴマノハグサ科モウズイカ属)が咲きました。

バーバスカムの和名はモウズイカといいますが、聞いただけでは、それなに?という感じですが、毛蕊花(もう・ずい・か)と書きます。花の雌しべに毛があるからです。

バーバスカム・フォエニケウムはヨーロッパ南部、アジア南部、東部に分布する二年草(自生地では多年草)です。
英名がパープル・マラン(purple mullein)というように、紫や赤が元来の花色ですが白を始めアプリコット色などの園芸種が作られています。
バーバスカムの中では比較的背が低く50〜60cmで、茎も細く、葉も薄く、華奢な容姿です。

この「ビオレッタ」は暑さに弱く、また水はけが悪いと根腐れをおこします。
ロゼッタ状の幼苗では夏を越すのに、花をつけるとたいがいは梅雨で枯れてしまいます。


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2009年5月10日 (日)

ゴールドの目をしたニワゼキショウ 
Sisyrinchium californicum

黄色い庭石菖、シシリンチウム・カリフォルニクム(Sisyrinchium californicum:アヤメ科ニワゼキショウ属)が咲き出しました。

ニワゼキショウ属は主に北米に自生する100種を越える大きな属です。

シシリンチウム・カリフォルニクムは、種小名から推測できるように米国カリフォルニア州に分布しています。オレゴン州やワシントン州にも自生しているようです。現地では California Golden-eyed Grass と呼ばれています。
背丈は20〜30cm,、花の大きさは3cm足らずの、午後にはしおれてしまう一日花です。

葉と間違うような平たい花茎(正しくは花茎の両側に翼がついている)をしていますので、葉から花が咲いているように見えます。1枚1枚葉を調べましたが、全て翼付きの花茎のようです。葉はない?

多くのニワゼキショウの仲間は花色と花の中心の色が違いますが、カリフォルニクムは黄一色なので余計にニワゼキショウとは思えません。


Sisyrinchiumcalifornicum1


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2009年5月 4日 (月)

白いムラサキ 
Trigonotis guilielmii & Myosotis colensoi

白い花をつけるムラサキ科の花をご紹介します。

タチカメバソウ(立亀葉草: Trigonotis guilielmii :ムラサキ科キュウリグサ属)です。
沢沿いや木陰など湿ったところに生える多年草です。
葉が亀(海亀?)の甲羅に似ているというのでこの名がありますが、もっと他の特徴に注目する点がなかったのでしょうか。
20cmほどの花茎を立てて、キュウリグサのように渦巻き状の巻散花序に1cmまでの白い花をつけます。

Trigonotisguilielmii1


Trigonotisguilielmii2


Trigonotisguilielmii3



タチカメバソウに似た花を咲かせる白花のワスレナグサ、ミオソティス・コレンソイ(Myosotis colensoi:ムラサキ科ワスレナグサ属)です。
ニュージーランドに分布するワスレナグサで、地を這うようにこんもりと茂り、ポツポツと花をつけます。

ミオソティスという属名は「ハツカネズミの耳」という意味で、葉の特徴を表しています。
ワスレナグサの仲間はハツカネズミの耳のように細かい毛に覆われた全縁(鋸歯のない)の葉をしています。
そこの所が、花は似ていても、ワスレナグサ属とキュウリグサ属との違いです。

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3種の「シンバル」ウンラン 
Cymbalaria muralis

ツタバウンラン(蔦葉海蘭:Cymbalaria muralis:ゴマノハグサ科シンバラリア属)です。

ヨーロッパだけではなく西アジア、北アフリカにも自生しているそうです。
英国ではカラシューウム(コロシアム)・アイビー(Coliseum ivy)とか、ケニルワース城に繁茂していたのでケニルワース・アイビー(Kenilworth ivy)とか呼ばれています。
日本ではツタバウンランの他、ツタガラクサ(蔦唐草)、キンバラリアと呼ばれています。

属名のシンバラリアは、楽器のシンバルと同じ「器」に由来し、葉の真ん中がへこんでいるからということです。

石垣など、土のないところに広がっていく繁殖力は、ヒメツルソバと双璧をなしています。

Cymbalariamuralis6_2


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白花のツタバウンラン(Cymbalaria muralis f. alba:ゴマノハグサ科シンバラリア属)です。
これも普通種同様繁殖力があり、私の所からご近所へ雑草化しました。

Cymbalariamuralisa3


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最近出てきた斑入りツタバウンラン「スノーリップル」(Cymbalaria muralis f. variegata 'Snow Ripple':ゴマノハグサ科シンバラリア属)です。
花は上の白花種と同じですが、緑葉より厚みのある柔らかそうな葉にクリーム色の斑が入っています。
白い斑と喧嘩して白花が目立ちません。
普通種の花で斑入りならば、おもしろいと思います。

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2009年4月28日 (火)

小さいハナミズキ? 
Cornus suecica

エゾゴゼンタチバナ(蝦夷御前橘:Cornus suecica:ミズキ科ミズキ属)が咲きました。

北海道東部を始めとして広く北半球に分布している多年草です。
針葉樹林内や湿原に生え、地下茎を伸ばして広がります。
エゾゴゼンタチバナはゴゼンタチバナ(Cornus canadensis)より大きく、花の中心が黒くなるのが特徴です。

ハナミズキなどもそうですが、白い花びらは総苞で、その中心に小さい花をつけます。
す。
目をこらしてよく見ると、中心の黒いところには、黒い花らしきものが開いています。
ヤマボウシ(Cornus kousa)も同じように小さい白い花を咲かせます。

なお分類(学名)はミズキ属から独立させてゴゼンタチバナ属(Chamaepericlymenum suecisum)とする考えがあります。


Cornussuecica3


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2009年4月11日 (土)

ブルーのアブラナ ヘリオフィラ 
Heliophila coronopifolia

ヘリオフィラ・コロノピフォリア(Heliophila coronopifolia:アブラナ科ヘリオフィラ属)が咲いています。

ヘリオフィラの仲間は71種あると言われ、全て南アフリカに分布し、一年草、多年草の他、蔓植物、低亜木が知られています。
白い目や黄色い目のある青紫の花を総状花序につけ、一見アブラナ科には見えません。

ヘリオフィラ・コロノピフォリアは1cmほどの輝くブルーの花をつける1年草です。
葉が松葉のように細長いので他の種類と容易に区別できます。
背は高く50cmを越えるのもいるようでせが、葉が細いので空気抵抗がないせいか、緩やかに風にそよいでいます。
葉の形状からヘリオフィラ・ロンギフォリア(longifolia:長い葉)という異学名がつけられています。

いつまでも見ていたい澄み切ったブルーです。


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Heliophilalongifolia2


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2009年4月 4日 (土)

かわいそうなセラスチウム 
Cerastium alpinum 'Snow cotton'

セラスチウム(セラチューム)・アルピナム「スノーコットン」(Cerastium alpinum 'Snow cotton' :ナデシコ科)が咲いています。

シロミミナグサ(白耳菜草: Cerastium tomentosum 'Snow-in-Summer':ナデシコ科ミミナグサ属)と呼ばれているセラスチウムと違って、背が5cmほどしかない矮性のセラスチウムです。
セラスチウムは英名を mouse-ear chickweed(chickはヒヨコ、weedは草)というぐらい全体に軟毛に覆われています。

しかしセラスチウム・アルピナムは、それがもっとはっきりしており、銀色の目立つ堅い産毛で覆われています。
そしてどのように葉がついているのかわからないぐらい、よく分かれた細い枝にびっしりと小さい葉がついています。
まさにネズミの耳のような葉です。

グリーンランド、カナダ、北ヨーロッパに分布する高山性のセラスチウムなので耐暑性がないのではないかと思います。
ディオニシア・アレチオイデス(今年はルリハコベではなくディオニシアで流通していました)同様、このような高山植物が普通の園芸店で2〜300円ほどで売られています。
多分夏越の難しい植物でしょうから1年草扱いです。商業主義に翻弄される植物がかわいそうでなりません。

なおセラチュウムというとピントきませんが、一番下のオランダミミナグサ(Cerastium glomeratum:ナデシコ科ミミナグサ属)は一番普通に見られるセラチュウムです。


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Cerastiumsnowcotton3


Cerastiumglomeratum1

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2009年3月28日 (土)

アーモンド全開 
Prunus dulcis

我が家のアーモンド( Prunus dulcis:バラ科サクラ属)が満開になりました。

昨冬は寒肥をやらなかったせいか、例年に比べて花が少ないようです。

世界最大のアーモンド産地のカリフォルニアのアーモンド畑はすごいんでしょうでね。
アメリカの人たちは花見をしないのでしょうか。
神戸の六甲アイランドではナッツ屋さんがアーモンド祭りをしますが、とても賑わうそうです。


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2008年12月20日 (土)

秋咲きスノードロップ 
Galanthus corcyrensis

忙しくて2週間ブログのアップができませんでした。
今日から再開です。

普通はこの時期、芽も出ていないと思いますが、我が家では早くもスノードロップの花が咲きました。
これは秋に咲くスノードロップでガランサス・コルシレンシス(Galanthus corcyrensis:ヒガンバナ科ガランサス属)です。

6年ほど前に手を入れ、その大きさからガランサス・ニバリス(大待雪草:Galanthus nivalis)だと信じていました。
しかし必ずクリスマス前に咲くので、2〜3年前からニバリスではないと疑い出しました。
徹底的に調べるとギリシャ、エーゲ海沿岸に分布するガランサス・コルシレンシスに行き当たったのです。

よく見かけるガランサス・エルウイシイ(待雪草:Galanthus elwesii)とは内側の花びら(内花披)にあるグリーンの斑模様(エルウイシイは上下に2個)が違います。
ガランサス属は、このグリーンの模様と花茎を抱く葉の様子で区別されるそうです。

コルシレンシスは内花披に、ニバリスと同じように、グリーン斑が1個しかありません。
そして花茎を抱かず、花と同時に葉が出てきます。
ここが秋咲きのガランサス・リジナエ-オルガエ(Galanthus nivalis ssp. reginae-olgae)やモノスティクタス(Galanthus elwesii v. monostictus)と違っているところです。


Galanthuscorcyrensis1


Galanthuscorcyrensis2


朝はこのように花びらが閉じ気味です。

Galanthuscorcyrensis3

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2008年11月17日 (月)

現の証拠の実 
Geranium thunbergii

ゲンノショウコ(現の証拠:Geranium thunbergii :フウロソウ科フウロソウ属)がタネを飛ばすようになりました。

1.5cmほどの花は以前(白花の方は8月末、紅紫色の花は9月末)から咲いていたのですが、実をつけるまでアップするのを待っていました。
山の中では紅紫色のゲンノショウコしか見かけませんが、我が家の周辺は白花だけです。
棲み分けているのでしょうか。
それぞれ拾った種子から育ててみました。

ゲンノショウコの果実は莢の下の方に4個タネをつけています。
乾燥すると莢の下が裂けて、タネをつけたまま開きます。
その勢いで遠くにタネが飛んでいきます。
裂開した果実の残骸は、よく見るとおもしろいですね。


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2008年8月12日 (火)

嫉妬されるエキナセア 
Echinacea purpurea 'Green Envy'

ご近所で見かけたこのエキナセアは「グリーン・エンビィ」(Echinacea purpurea 'Green Envy':キク科エキナセア属)といって最近流通しだした品種です。

趣味で園芸を楽しむ 米国のマーク・ビーダー(Mark Veeder )さんが作出し、Pride of Place Plants 社が2005年に売り出したエキナセアです。

先日グリーンのエキナセア「グリーン・ジュエル」をご覧頂きましたが、このグリーン・エンビィには色が変わっていくという特徴があります。
花弁(舌状花)は、咲き始めは翡翠色ですが、しばらくすると花弁の先の方からピンクに変わってきます。
それに伴い中心部も濃いグリーンから褐色に変わります。
このような色彩の変化は、きっと他品種のエキナセアから嫉妬されているんでしょう。

60〜90cmの背丈になりますので、切り花にもいいですね。


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2008年8月 5日 (火)

コーカサスの竜胆 
Gentiana paradoxia

ゲンチアナ・パラドクサ(Gentiana paradoxa:リンドウ科リンドウ属)が咲きました。

コーカサス山脈西部に分布するリンドウで、3〜4cmの美しい青い花をつけます。
花は先の方で5裂していますが、花弁の間にヒゲ(副裂片が裂けたもの)があり、それがアクセントになっています。
花びらの内側にはうっすらと紫褐色の模様が入っています。

葉は細長い長円形で、同様に茎も細く、そのため自立しません。
這って伸びていくので、背丈はせいぜい20cmです。
暑さにはめっぽう強く、元気に茎を伸ばしています。


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2008年7月20日 (日)

青い瞳 
Globularia 'Blue Eye'

ご近所の玄関先にグロブラリア「ブルーアイ」(Globularia 'Blue Eye':グロブラリア科グロブラリア属)の花が咲いていました。

グロブラリア属は地中海沿岸からヨーロッパに固有の植物で、ロックガーデンなどによく利用されるていますが、ルリカンザシ(瑠璃簪)という和名があるにもかかわらず日本では余り流通していません。

舌状花のように見える花びらは、実は二唇形をしています。上唇弁は非常に短く、目立ちません。舌状花のように見える下唇弁は3裂し、3枚花弁があるように見えます。
一見キク科の花のようですが、グロブラリア科との違いは子房の位置にあるようです(詳しく言えばキク科は花弁より下、グロブラリア科は花弁の付け根より先に子房があります)。グロブラリア科はその花の構造からキク科に進化する前段階と考えられているようです。

レアな高山植物だったものが、園芸愛好家に知られるようになったのはこの品種が出たからでしょう。
草丈は30cmほどの匍匐性の常緑小低木で、花序の大きさは2cmほどです。

グロブラリア属の花は淡い青紫色や灰青色をしていますが、このブルーアイは蕾の時は青いのですが、咲くと白くなり、咲き進むにつれて周囲の白い部分が増えていきます。
萼は脱落せず、そのまま枯れて茶色い塊になって稔ります。

ブルーと白の組み合わせが魅力的な花です。


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2008年7月13日 (日)

トケイソウいろいろ 
Passiflora

トケイソウ(Passiflora:トケイソウ科トケイソウ属)を散歩の途中にいくつか見かけました。
トケイソウ属は熱帯アメリカの周辺に分布していますが、各5枚ある萼片と花弁の花を付けます。花で目立つのが髭のような何層かに重なる副花冠と、3つに分かれた雌しべと5個の雄しべです。
副花冠の様子や色、模様で分類されています。
学名パッシフロラのパッシはパッション(キリストの受難:2004年メル・ギブソン製作アメリカ・イタリア合作映画の「パッション」を思い起こしてください)のことで、花の様子をキリストの十字架に喩えたといわれています。


これはご近所で5月末から咲いていました。地植えです。
和名のトケイソウといえば、これ(パッシフロラ・カエルレア:Passiflora caerulea:トケイソウ科トケイソウ属 )のことを指します。
青と白のコントラスが美しいので、「青い(カエルレア)」という種小名がついる、ブラジル、ペルーなど熱帯アメリカ原産の最もポピュラーなトケイソウです。

副花冠は基部が紫、それから白、先の方で青になっています。

Passifloracaerulea1


Passifloracaerulea2



チャボトケイソウという和名のパッシフロラ・インカルナタ(Passiflora incarnata)です。
昨夏、ご近所の方から地植え株の切り花をいただき、花瓶に挿していたら根が出てきたので、春に鉢に植え換えたものです。
北米の南東部原産バージニア、フロリダ、テキサスの原産で、花冠や萼は淡碧色で、同じ色の副花冠の先の方が波打っています。芳香トケイソウとも呼ばれています。

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ご近所で見かけたのですが、赤花をつけるトケイソウです。
たぶんパッシフロラ「レディ・マーガレット」(Passiflora 'Lady Margaret')ではないでしょうか。
赤花トケイソウのコッキネア(Passiflora coccinea)と、上のインカルナタ(Passiflora incarnata)の交配種といわれています。

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Passiflorapuravida2

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2008年7月11日 (金)

ピンクのキキョウ 
Platycodon grandiflorus

ピンクのキキョウ(桔梗:Platycodon grandiflorus:キキョウ科キキョウ属)が咲きました。
一番最初に咲いた花は先が4つに裂けて、四角く見えます。
普通は雄しべは5つありますが、これは4つです。一番最初の花はこんなことが多いようですね。
このキキョウは矮性種で、いわゆるアポイキキョウの桃花種だと思います。

キキョウは日本全土、朝鮮半島、中国東北部に分布する日本人好みの植物です。
万葉集で、山上憶良が詠んだ「萩の花をばな葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花」の「朝顔」は、キキョウのことだという説が強いようです。
秋の七草として昔から愛されてきた花ですが、6月に入ると咲き始めます。この時期に咲いた後、ピンチ(摘芯)すると秋に咲き出します。

ピンクの花は優しい感じがしますね。


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2008年7月 2日 (水)

タヒチアンハット 
Holmskioldia tettensis

南アフリカ原産の常緑低木のホルムスキオルディア・テトテンシス(Holmskioldia tettensis:シソ科あるいはクマツヅラ科ホルムスキオルディア属)が咲きました。
タヒチアンハットやパラソルフラワーの名を持っています。

昨年からあまり成長せず1mほどの背丈になりました。2〜3cmほどの小さい花ですが、タヒチアンハットやパラソルフラワーという英語を持っています。
平らに広がったお皿のようなものは萼です。萼は蕾を守るという役目を果たしていないように思います。
厚みがあって堅そうな萼ですが、虫が蜜を吸う際の止まり木になるのでしょうか。


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2008年6月30日 (月)

遅咲きの紫陽花 
Hydrangia aspera

遅咲きの紫陽花のヒドランゲア・アスペラ・サルゲンティアナ(Hydrangea aspera ssp. sargentiana:ユキノシタ科アジサイ属)がそろそろ咲き出しました。

日本はアジサイ王国で、日本自生以外のアジサイは中国、東アジアか米国東部、南米ぐらいにしか分布していません。

アスペラはその内の一つで、ヒマラヤから中国雲南省、台湾やインドネシアにも分布するアジサイのようです。
その変種のアスペラ・サルゲンティアナは中国中部に分布していて、葉に堅い毛が生えているのが特徴です。
園芸店で葉を触って、その感触から、紫陽花と違うことに気づいて衝動買いをしてしまいました。

葉がざらざらしていて、猫の舌を思わせます。裏面は結構長い毛が生えているので、見た目以上に厚ぼったく感じます。さらに茎にも細かい毛が生えています。

さらにさらに、花の真ん中の両性花の萼(苞葉?)が目立ち、それにも薄茶色の毛が生えています。

アジサイは日本的な繊細さを感じさせますが、アスペラは野育ちのたくましい感じがします。


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花釣舟草 
Impatiens balfourii

インパチェンス・バルフォウリイ(Impatiens balfourii:ツリフネソウ科インパチェンス(ツリフネソウ)属)が咲きました。

山野草を扱う業者の間では、日本の山野草のふりをして「源平ツリフネソウ」という紛らわしい名で流通しています。ちゃんとした和名があり、ハナツリフネソウ(花釣舟草)と呼ばれています。

インパチェンスの仲間はほとんどが亜熱帯から熱帯の植物で、よく知られているホウセンカはインドや中国南部原産、アフリカホウセンカはその名の通り熱帯アフリカの植物です。
このインパチェンス・バルフォウリイもインドからパキスタンの熱帯の高原地方に分布している植物です。
本来多年草だそうですが、日本では寒さで枯れてしまうので、1年草として扱われます。こぼれ種で増えていきます。

インパチェンス属はほとんどが距を持っています。写真のように蕾の時の距は巻いていますが大きくなるにつれ後ろに跳ね上げます。
蕾の距は子犬の尻尾のようで可愛いですね。


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2008年6月25日 (水)

八重のペンタス
Pentas lanceolata plena

八重のペンタス(Pentas lanceolata plena:アカネ科ペンタス属)を園芸店で見かけ、即ゲットしました。
熱帯アフリカから、マダガスカル、アラビア半島にかけて分布するペンタスの仲間は30〜50種あるといわれています。ペンタス・ランセオラタはイエメンから東アフリカの熱帯地帯に分布しており、最も普通に栽培されている草本、あるいは亜低木(草なのに茎が木化し、翌年枯れた枝から芽吹く)ペンタスです。

私は八重のペンタスは今年初めて見かけました。以前からあったようですが「来花(Raika)」という品種名で売られていました。
ラベルには農林水産省登録品種とありましたが、農林水産省の品種登録のデータベースには該当するもの見つけることができませんでした。

ペンタスという種小名は花の各部分が5つの部分から構成されているからといわれています。
写真では普通種同様、雌しべが2本出ています。
しかしよく見ると雌しべが3つに分かれているものもあります。さらに白い色の雌しべです。
4〜6本ある雄しべが見あたりませんが、花弁に変わってしまったのでしょうか。

八重というより四重ほどの花弁が、暑い夏を涼しくしてくれそうです。
外に出して冬越しが出来ないのが玉に瑕です。


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ワイン色のドレス 
Lysimachia atropurpurea

リシマキア・アトロプルプレア「ボジョレー」(Lysimachia atropurpurrea 'Beaujolai':サクラソウ科オカトラノオ属)が咲きました。

リシマキア・アトロプルプレアは穂状花序に花をつけますが、花は立派に開きません。
上部は堅い蕾で、途中から柔らかくなっているのはわかるのですが、老眼の目には合弁花なのか離弁花なのかの区別はもちろん、花びらが完全に開いているのかどうかもわかりません。
一つ一つはそれほど小さな花です。

写真で拡大すると、先が絞まった花から雌しべが1本、雄しべが5本、顔を出しています。
オカトラノオ( Lysimachia clethroides)のようには開かないようです。

こんなワイン色のドレスの似合う女性ってどんな人かなと、妄想が駆けめぐります。


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Lysimachiaatropurpurrea5

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2008年6月24日 (火)

白いブラシ 
Sanguisorba tenuifolia

公園にコバナノワレモコウ(小花の吾木香:Sanguisorba tenuifolia v. parviflora:バラ科ワレモコウ属)が咲いていました。

この植物は近畿地方以南に分布していますが、日本以外に、東アジアに広く分布しています。
枝先に楕円形の穂状花序をだし、白色の花を咲かせます。ワレモコウ(Sanguisorba officinalis)と同様、萼があるだけで花弁はなく、黄色い葯は乾くと黒くなります。咲いているところがピンクなのは萼の色です。
ワレモコウと異なる点は、雄しべが萼片より長く突き出すことです。白い花糸がブラシのように目立っています。

種小名は「細い葉の」という意味で、互生する長楕円形の細い葉を指しています。

一つ一つは小さい花ですが、まとまるとチャーミングですね。


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2008年6月21日 (土)

色目が変わった紫陽花 
Hydrangea 'Lemon Wave'

今年のアジサイ「レモンウェーブ」(紫陽花:Hydrangea 'Lemon Wave':ユキノシタ科アジサイ属)が昨年とは違う色目になりました。

参考に昨年と同じ画像が2枚目です。
昨年は明らかにブルー系で、中心の両性花は鮮やかな濃いブルーです。

今年は薄いピンク系です。両性花は赤紫色をしています。昨年の面影は斑入りの葉以外ありません。
斑入り種でなければ違う品種と勘違いしてしまいそうです。

土を変えてもいないのに色が変わったのは、寒肥をやらなかったので、土壌の酸性土がアルカリ性に傾いた影響だろうかと思っています。
斑は白い中に鮮やかな黄色い斑が入ります。

レモンウェーブは成長が遅いようで、花をつけるまでに時間がかかりましたが、全体もコンパクトです。
鉢植えですが、横に伸びるばかりで上には育ちません。


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2007年6月13日撮影

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2008年6月18日 (水)

紫虎 
Rosa 'Purple Tiger'

パープルタイガー(Rosa 'Purple Tiger')という名のフロリバンダ系のバラが咲きました。

紫色系の不規則な絞り模様で派手なようですが、濃い紫が入っているので、むしろ落ち着いた印象です。
フロリバンダ系は切り花に向くということですが、これはコンパクトな姿で、中輪の花を次々と咲かし続けます。

米国のクリステンセン(Jack E. Christensen)さんが1991年に作出したバラで、香りの強いワインレッドの「イントゥリーグ(intrigue)」と赤系ストライプの「ピンストライプ(Pinstripe)」を掛け合わせたそうです。

今年は実験的に、剪定もせず、肥料もやらなかったので、小輪で、あまり花をつけません。
バラは肥料をやらなければ致命的だということがよくわかりました。


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Rosapurpletiger2


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2008年6月14日 (土)

明るいライムグリーンのツユクサ 
Tradescantia fluminensis

ライムグリーンの葉色のトキワツユクサ(常磐露草:トラディスカンチア・フルミネンシス:Tradescantia fluminensis:ツユクサ科トラデスカンティア属)が咲いています。

このライムグリーンの葉色のトキワツユクサは、野生化している中で最も明るい色のものを探して持ち帰えり、地面に差しておいたら、根付いたものです。
隣家との境に植えていますが、日陰でも明るいグリーン色を保ち、グランドカバーには最適です。
しかし草引きの対象になるぐらいはびこります。
ただ抜くのに力がいらず、手抜きで草引をきしても、適当に間引かれますので、ほどほどの茂り方です。

トラディスカンチア・フルミネンシスは南アメリカの多年草で、日本には斑入り種が観賞用として入ってきたようです。
斑がなくなった強健種が野生化しトキワツユクサと呼ばれています。葉色は、濃いグリーンから、このような明るいものまで幅があります。

雄しべは6本、白い毛に隠れて目立たないですが雌しべが1本あります。

Tradescantiafluminensis1


Tradescantiafluminensis3


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2008年6月13日 (金)

アンネの想い出 
Rosa 'Souvenir d'Anne Frank'

「アンネのバラ (Rosa 'Souvenir de Anne Frank(Souvenir d'Anne Frank)' :スーベニール ダンヌ フラン(アンネの想い出))」が咲いています。

このバラは、咲き始めはオレンジ色(濃いアプリコット色)で、枯れる頃になると下の写真のように花びらの端の方がピンク色に変わります。
バラは多かれ少なかれ花の色が変わりますから、バラを多く育ててらっしゃる方にはこのような色の変化は珍しくないでしょうね。

ベルギーのバラ育種家デルフォルへさんが、愛と平和への祈りを込めて、作出したというバラです。「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクを偲んで名付けたといわれています。どういうい訳か関西で有名なバラです。

昨年冬に寒肥をやらなかったので、花の大きさは小さくなりましたが、色が一段と鮮やかになったような気がします。


Rosaannefrank1


Rosaannefrank2


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今年は邪魔者 
Epilobium pyrricholophum

昨年勝手に咲いたアカバナ(赤花:Epilobium pyrricholophum:アカバナ科アカバナ属)が今年は一段と立派に咲いています。

昨年は背丈が30cmほどでしたが、今年は50〜80cmほどに伸び、その先に5mmほどの小さい白い花をつけています。
写真にして拡大すると、小さい花ながら可愛いいですね。

1cmほどの蕾の時から長い子房(属名はこの特徴に由来します)は、花がしぼむとそのまま5〜7cmに伸び、太い花柄と見間違うような細い果実が稔ります。
それがはじけると、下の写真のように冠毛を付けた種が飛び出します。
こんなに立派に伸びて多量の種をばらまいたら、来年はえらいことになりそうなので、抜いてしまおうと思います。


Epilobiumpyrricholophum3


Epilobiumpyrricholophum4


Epilobiumpyrricholophum5

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2008年6月11日 (水)

黄色いクレマチス 
Clematis 'Bill Mackenzie'

タングチカ系のゴールデンイエローのクレマチス、クレマチス「ビル・マッケンジー」(Clematis 'Bill Mackenzie':キンポウゲ科クレマチス属)が咲いています。

クレマチスの中の数少ない黄色種で、花びらは4cmほどの長さで俯きに咲きます。花びらにはハンショウズルのような厚みがあります。
黄色の花と濃いグリーンの葉の組み合わせがマッチしています。
花が終わっても、種子の綿毛が伸び、大きな種子頭に成長し、種も観賞できます。

かなり大きくなるので行灯作りには向かないようです。壁やフェンスを這わせるのがいいんでしょうか。

英国の マッケンジー(W. G. MacKenzie)さんが、クレマチス・タングチカ(Clematis tangutica)にいくつもの種類を掛け合わせて1968年に作出しました。


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Clematisbillmackenzie2


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2008年6月 9日 (月)

ニューフェースのウンラン 
Chaenorhinum origanifolium 'Blue Dream'

チャエノルヒナム・オリガニフォリウム「ブルードリーム」(Chaenorhinum origanifolium 'Blue Dream':ゴマノハグサ科チャエノルヒナム属)が咲きました。

チャエノルヒナム属はトルコから地中海にかけての乾燥した砂礫地に約20種が分布しています。
オリガニフォリウムは南ヨーロッパに自生している多年草でが、ヨーロッパではハーブとして扱われています。しかし日本では全くといっていいほど知られていません。

花の形からわかるように、ヒメキンギョソウに近い種類です。花だけ見ていたら、距もあり、ツタバウンランとの区別は難しいですね。オリガニフォリウムは葉が楕円形なので区別できます。
這い性は強くなく、背丈は20〜30cmほどです。

ウンラン系の好きな人間としては、可愛い花です。


Chaenorhinumoriganifolium1_2


Chaenorhinumoriganifolium2


Chaenorhinumoriganifolium3

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クレマチス2種 
Clematis 'Blue Violetta' & 'Madam Grange'

今わが家ではクレマチスが咲いています。

まず最初のクレマチスは、クレマチス「ブルー・ビルエッタ」(Clematis 'Blue Violetta':キンポウゲ科テッセン属)です。

ブルー・ビルエッタはディバーシフォリア(Diversifolia group)系のクレマチスで、花びらが4枚のクレマチスです。
10cmほどの中輪で、花びらがねじれ、華麗です。また蕊も半分ブルーで、魅力的です。
長期にわたって次々と花をつけます。


Clematisvioletta5


Clematisvioletta6



これは遅咲き種のクレマチス・マダム・グランジェ(Clematis 'Madam Grange':キンポウゲ科テッセン属)です。
赤みを帯びたベルベットのようなツヤの中輪の花をつける古いクレマチスで、最近の驚くようなクレマチスの中にあっては目立つような花ではありません。

初めて咲き出したのが購入して5年目でした。選定を強くしたり弱くしたりしましたが、苗が充実するまでは花をつけませんでした。今ではびっくりするぐらい次々と花をつけます。


Clematismadamgrange5


Clematismadamgrange6


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2008年6月 8日 (日)

5本の雄しべ 
Penstemon digitalis

ペンステモン・ジギタリス(Penstemon digitalis:ゴマノハグサ科ペンステモン属)が咲きました。

北米サウスダコタ、テキサスに分布するペンステモンです。
照りのある濃緑色の葉っぱが特徴的で、暗褐色の葉をした「ハスカズーレッド(Penstemon 'Husker's Red')」という園芸種があります。

雄しべは4本あるように見えますが、雌しべのように見える仮雄ずいから出ています。仮雄ずいの先にはブラシのような毛が生えています。
仮雄ずいを含めた5本の雄しべがペンステモン( pente(5本)stemon(雄しべ))の名になっています。
種小名のジギタリス(digitatus)は指状の、手のひら状のという意味です。

地植えにすると1.5mにもなるそうですが、鉢では50cmほどの背丈です。


Penstemondigitalis6


Penstemondigitalis7


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2008年6月 5日 (木)

白とピンクのローズマリー 
Westringia fruticosa

ウエストリンギア・フルティコサ(Westringia fruticosa :シソ科ウエストリンギア属)が咲きました。

ウエストリンギア属はオーストラリアに22種あるといわれる常緑性低木です。
葉や花がローズマリーに似ているところからオーストラリアン・ローズマリーと呼ばれています。ローズマリーはハーブとしてその香りが好まれますが、この植物は雰囲気が似ているだけで香りはありません。
花の色は白、ピンク、ブルーの3色があるようです。
ウエストリンギアを植えてから7年になりますが、昨年初めて数輪花をつけました。
ウエストリンギアの売りは、ローズマリーにはない花色、白いローズマリー、ピンクのローズマリーでした。

ローズマリーに凝っていた時期があって、白いローズマリーというキャッチコピーに胸騒ぎがして5号ポットの小さな苗を購入しました。
植えた場所が陽当たりの悪い所で、木は大きくなるのですが、花をつけませんでした。
初めて花を見たのはあるビルの植え込みに、ローズマリーのような葉で白い花が咲いていた木があったので、これだと思いました。

花はシソ科の特徴を備えた二唇形ですが、上唇弁は花軸に対して垂直に立ち上がり、その表面に微毛が生えています。

よそさまのウエストリンギアは長期にわたって咲き続けますが、私の所は梅雨までです。


Westringiafruticosa1_2


Westringiafruticosa2


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2008年6月 1日 (日)

幻の紫陽花 
Hydrangea serrata f. prolifera

シチダンカ(七段花:Hydrangea serrata f. prolifera:ユキノシタ科アジサイ属)が咲きました。

シチダンカはヤマアジサイの装飾花が重弁花したものです。
江戸時代からあり、シーボルトが「日本植物誌(フロラ・ヤポニカ)」で紹介しましたが、いつの間にか姿を消してしまい、幻の紫陽花と言われていました。
1959年に神戸の六甲山で発見され、その後各地でも発見され、増殖もされ、幻の紫陽花ではなくなりました。

ただ今私達が見ている重弁アジサイが本当に七段花かどうかはやぶさかでありません。シーボルトが見た七段花はどんなのだったのでしょうね。

シチダンカは、装飾花が開く頃には、内側の両性花が黒くなって落ちてしまいます。したがって両性花の雄しべの開いた様子は観察できません。


Hydrangeapolifera1_3


Hydrangeapolifera2


Hydrangeapolifera3

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2008年5月31日 (土)

見かけは同じ 
Hydrangea serrata

アマチャ(甘茶:Hydrangea serrata:ユキノシタ科アジサイ属)が咲きました。

アマチャはヤマアジサイの特殊な種類で、甘み成分であるフィロズルチン配糖体の含有量が多い系統があり、それをアマチャと呼んでいます。
アマチャにはアマギアマチャ(Hydrangea serrata v. angustata)という、伊豆半島特産の甘みの強いものがあります。
アマチャはヤマアジサイと同じもので、見かけからは区別が出来ません。
外見が同じであれば、学名も同じということになります。アマギアマチャが変種扱いされるのは葉の形が違い、小さいという特徴を持つからです。

私は写真のアマチャの葉を干して煎じたことがないのですが、アマチャだと信じています。

咲き始めの装飾花は一番下の写真のように白っぽい花色をしています。しばらくして両性花が開き、しべがピンクからブルーに変わってくると、装飾花は、一番上の写真のように、きれいな淡いピンクになります。


Hydrangeaserrata4


Hydrangeaserrata5


Hydrangeaserrata6


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石ガラミ 
Schizophragma hydrangeoides

イワガラミ(岩絡み:Schizophragma hydrangeoides:ユキノシタ科イワガラミ属)が咲きました。

イワガラミは日本の山地に自生しているツルアジサイに似た蔓植物で、日本を含む東アジアに広く分布しています。
林の中で、気根によって他の木の幹をよじ登っていきます。名前のように岩にも登っていくようです。
10mを越える大きさになります。
そんな種類とはつゆ知らず鉢植えで育ててしまったのが運の尽き。こちらに引っ越してきてからはお向かいの石垣に這わせて、石がらみになっています。

ツルアジサイ(Hydrangea petiolaris:ユキノシタ科アジサイ属)ということで苗を手に入れ、育ててから10年ほどになりますが、4年前に初めて花をつけ、ツルアジサイではないことがわかりました。
アジサイのような花を咲かせなかったからです。

このイワガラミは毎年花をつけるつもりはないようです。今年は2度目のお披露目です。
イワガラミの花序は15cmほどの大きさで、周辺部の花の萼片が一つだけ大きくなって装飾花となり、白い葉っぱのように花序の周りにつきます。
蕾が開くと花弁はすぐに落ちてしまい、ご覧のように蕾の中にたたまれていた雄しべが飛び出してきます。
このイワガラミはツルの長さが2.5mほどしかありませんから、花も2房しかつけませんでした。1房は石垣側で、見た目には1房しか咲いていません。
白い葉っぱはヤマボウシの花のようなマットな色感で、目を引きます。


Hydrangeapetiolaris1


Hydrangeapetiolaris2


Hydrangeapetiolaris3


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2008年5月26日 (月)

斑入りヤマボウシ 
Cornus kousa 'Wolf Eyes'

斑入りヤマボウシのヤマボオシ「ウルフアイ」(Cornus kousa 'Wolf Eyes':ミズキ科ミズキ属)が咲きました。

咲き出して3年目(植えて5年目)にもなると、大きくきれいに咲くようになりました。
花びらに見えるのは、花の下の蕾を包んでいた葉で総苞と呼ばれているものです。同じ時期に咲くドクダミの白い花びらと同じものです。

一番下の写真のように、今年は真ん中の花もきれいに開いています。花弁は4枚で、黒い葯をつけた雄しべが4本、ピンピンと出ています。

ハナミズキと似ていますが花びらの先端の形が、ハナミズキはくぼんでいますが、ヤマボウシはとんがっています。

花びらが苞葉なので若い時には斑が入っていますが、花が大きくなるにつれ、斑が消えてしまいます。
斑入りの葉は無光沢で非常に美しいのですが、白い花の背景には不向きです。白い花が引き立ちません。


5月15日撮影。花びらには斑が入っています。

Cornuswolfeye5_2


5月17日撮影

Cornuswolfeye6_2


5月20日撮影

Cornuswolfeye7_2


5月25日撮影

Cornuswolfeye9_2


5月24日撮影

Cornuswolfeye10_2


5月25日撮影。中心部分のポツポツを拡大。花は一斉に開くのではなく徐々に開くんですね。実になっているもの、まさに開いたもの、開く前のもの、色々です。

Cornuswolfeye11_2

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2008年5月24日 (土)

タテヤマかミヤマか、ウツボグサ 
Prunella prunelliformis

タテヤマウツボグサ(立山靫草:Prunella prunelliformis:シソ科ウツボグサ属)が咲きました。

ウツボグサ(Prunella vulgaris ssp. asiatica)は山際の草地などに自生する多年草ですが、タテヤマウツボグサは本州中部以北の高山に自生するその仲間です。ウツボグサにくらべると花は大きく、色も濃い紫色をしています。
ウツボとは魚のことではなく、矢を入れて腰に下げる矢筒のことです。

写真のタテヤマウツボグサは、花の大きさはそれなりの大きさですが、普通は20〜50cmほどある背丈が、まだ10cmほどしかありません。
ウツボグサの北方(北海道の高山、カムチャッカ、アリューシャン)種で小型のミヤマウツボグサ(Prunella vulgaris ssp. asiatica v. aleutica)というのがあるのですが、花穂の短さ、節間の詰まり具合からすると、我が家のはそれかもしれません。


Prunellaprunelliformis1_2


Prunellaprunelliformis2_2


Prunellaprunelliformis3

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2008年5月23日 (金)

黄色いワスレナグサ 
Myosotis australis

黄色いワスレナグサ、 ミオソティス・オウストリス (Myosotis australis:ムラサキ科ワスレナグサ属)が咲きました。

色はワスレナグサの常識的な色とは違いますが、大きな楕円のザラザラの葉や、大きく開いた漏斗状の花形、そして花の中心に膨らみがあってワスレナグサとわかります。
オーストラリアのワスレナグサで、ニュージーランドにも分布しています。
ワスレナグサは宿根草と言われていますが、寿命が短く、花後のこぼれ種で維持するのがいいようです。
オウストリスも宿根草ですが、寿命が短いので一年草だと思っていた方が安心です。

花柄が短いのでブルーのワスレナグサのように広がって咲かず、押しくら饅頭状態に花をつけます。白い花を咲かせる個体もあるようです。


Myosotisaustralis1


Myosotisaustralis2


Myosotisaustralis3

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2008年5月20日 (火)

シランあれこれ 
Bletilla striata

我が家に咲いたシラン(Bletilla striata)です。

シランはブレティラ属という地生ランの仲間で、この属は数種が知られています。
ランはそのほとんどが木の上や岩に根を張って生活するので、地上に生えるものを地生ランと呼びます。ただ日本には、ネジバナやエビネ、アツモリソウのように地面から生えるランが多いので、シランが特殊なランという認識はありません。

シランは千葉以南の日本、台湾、雲南に分布し、湿原や崖の上に自生しているといわれていますが、野生のものは準絶滅危惧種とされています。

種小名は「線溝のある」という意味で、唇弁に走っている5本のひだを示しているのでしょうか。


Bletillastriata2


シロバナシランで 白覆輪があります。(Bletilla striata f. gebina-albomarginata)

Bletillastriataa2_2


口紅シランです。やや痛んでいます。

Bletillastriatab2

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2008年5月10日 (土)

二つのオンファロデス 
Omphalodes cappadocica & linifolia

2種のオンファロデス(Omphalodes:ムラサキ科オンファロデス属)が咲きました。
オンファロデスは「臍に似た」という意味で、花の中心部を指しているのかと思っていたら、種にあるへこみに由来するそうです。
英名も臍の種という意味の ネイブルシード(navelseed)ですが、このネイブルは柑橘類のネーブルオレンジと同じ単語です。
多くは半日陰が好きで、腐葉質の湿り気を含む土が適しています。

オンファロデス・カッパドキカ(Omphalodes cappadocica:ムラサキ科オンファロデス属)は種小名から推測できるように小アジア(トルコ)原産の多年草です。
根出葉から細い花茎を伸ばし、1〜1.5cmの青紫色の花をまばらに咲かせていきます。
3番目の写真のように、果実には4個のタネが納まっています。


Omphalodescappadocica3_3


Omphalodescappadocica4


Omphalodescappadocica5



オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia:ムラサキ科オンファロデス属)です。

地中海西海岸地方自生し、白い花をつける一年草です。
一般的には白い花が知られていますが、空色の花をつけるものもあるそうです。
シルバーリーフの葉と白い花の調和が気に入っています。
果実はカッパドキカと同じで4個のタネが納まっていて、こぼれ種でよく増えるそうです。

オオルリソウ(シノグロッサム)属に分類されていたこともあり、シノグロッサム・リニフォリウムという異学名を持っています。
英名はビーナスズ・ネイブルワート(Venus's navelwort)です。ビーナスのお臍草ですね。
絶世の美人のお臍ですか・・・・花を見る限りは出臍ですよね。


Omphalodeslinifolia1_2


Omphalodeslinifolia3


Omphalodeslinifolia2_3

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2008年5月 5日 (月)

ワスレナグサいろいろ 
Myosotis scorpioides, alpina & alpestris

ワスレナグサが咲き終わりました。
属名のミオソチス(Myosotis)は葉の細長く多毛な様子が、ハツカネズミの耳に似ていることに由来しています。
ワスレナグサ属は世界で100種ほどあり、世界のほとんどの地域の分布しています。
北半球のワスレナグサ属は花では区別できず、全体の大きさや葉の感じが違うかなという差です。


ワスレナグサ(Myosotis scorpioides:ムラサキ科ワスレナグサ属)
種小名のscorpioides は、「サソリの尾のような」という意味で、この種類以外ワスレナグサ属は全てさそり型集散花序をなします。
ヨーロッパ、アジア原産で、北海道では野生化しているといわれています。
ワスレナグサ属の中では背丈が高く、30cmほどになります。葉も10cmほどの長さです。
本来宿根草ですが、夏の暑さで枯れてしまうので園芸的には秋まきの一年生植物として扱われています。
種子で売られているのはこれ、苗として売られているのは下のミオソチス・アルペストリスや、在来種のエゾムラサキ(ミオソチス・シルバチカ:Myosotis sylvatica)の交配種ではないかと思います。夏を越せばこの種類のワスレナグサと思って良いようです。


Myosotisscorpioides2_2



ミオソチス・アルピナ(アルプスワスレナグサ:Myosotis alpina:ムラサキ科ワスレナグサ属)です。
学名からわかるようにアルプス原産で標高1500m~2500mに咲いています。草丈が10cmほど、葉も小さなかわいいワスレナグサです。


Myosotisalpena1_2


Myosotisalpena2



ミオソチス・アルペストリス(ノハラワスレナグサ:Myosotis alpestris:ムラサキ科ワスレナグサ属)です。
ヨーロッパや北米原産で、温暖な地域では長く咲き続けます。
8cmほどの細長い葉をつけます。
草丈はせいぜい20cmで、こんもりと茂みを作ります。宿根性がありますから、夏を越せばこの種類のワスレナグサと思って良いようです。


Myosotisalpestris1_2


Myosotisalpestris2

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2008年5月 4日 (日)

いつも二輪 
Glechoma hederacea ssp. grandis

カキドオシ(垣通し:Glechoma hederacea ssp. grandis:シソ科カキドオシ属)が咲いています。

カキドオシ属はあまり種類がなく、世界に数種類といわれています。
一般的に知られているのはグレコマ・ヘデラケア(Glechoma hederacea)だけです。
園芸種としてもヨーロッパ原産の「アルボバリエガータ('Albovariegata':白掃込斑種)」か「スターダスト('Stardust':白砂子斑種)」があるだけではないかと思います。

さてカキドオシは日本、中国、シベリヤに自生している種類で、葉も花も大きく、どちらかというとピンクがかった花をつけます。これに対してグレコマ・ヘデラケアはあまり目立たない青紫色の花をつけます。
花の時期は遠くから見ても目立ちます。
明らかに差がありますからグレコマ・ヘデラケアはセイヨウカキドオシとセイヨウをつけて名乗るのがいいのでしょう。

このカキドオシは六甲山の北の麓から連れて来たものです。カキドオシは身近な植物と言われていますが、町中の空き地で見かけることはありません。



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Glechomahederacea4


Glechomahederacea5

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曲がりくねる莢 
Corydalis ophiocarpa

ヒマラヤ東部に分布しているコリダリス・オフィオカルパ(Corydalis ophiocarpa:ケシ科コリダリス属)が咲き乱れていています。

ヒマラヤの植物とはいえ暑さにも耐え、結構丈夫です。
春先シダのような繊細な葉は緑がかった灰色をしています。そのころ花茎を立てて長さ1cmほどクリーム色の花をつけます。しかし葉に隠れて花は目立ちません。
しばらくして葉色が明るくなるにつれ、花の色も硫黄色になります(画像は黄色が勝ち過ぎています。実際はもう少し白っぽい色です)。花弁の先についている小豆色の模様と上弁の上についている黄緑の模様がアクセントとなり、その良さが見えてきます。
そして秋の終わりの頃には葉はチョコレート色になり、その後地上部は枯れてしまいます。

種小名のオフィオカルパは「ヘビの莢」という意味で、一番下の写真のように、その莢は緑の蛇のようにくねくねになります。



Corydalisophiocarpa1


Corydalisophiocarpa2


Corydalisophiocarpa4

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2008年5月 2日 (金)

タニウツギ2種 
Weigela florida, coraeensis

斑入りオオベニタニウツギ(Weigela florida 'Florida variegata':スイカズラ科タニウツギ属)が咲き誇っています。

タニウツギ属は12種ほどあるといわれていますが、そのほとんどが日本にも自生しています。
オオベニタニウツギ(オオベニウツギ)は中国北部、朝鮮半島、九州に分布する落葉低木です。

この木は成長が早く、購入時30cmが6年で3m近くになりました。
根本の枝を払って1本仕立てにしていますから、大きくても邪魔にはなりません。
こういう仕立て方をすると背が高くなるのでしょうか。
根本の径が6cmほどなのでこれ以上大きくなると強い風で折れてしまうのではないかと心配です。

花は白い花は開いたばかりといった感じなんですが、ピンクの花は痛んでます。花色は咲き始めが白く、日が経つにつれてピンクが入ってくるようです。


Weigelaflolida5_2


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散歩の途中でハコネウツギ(Weigela coraeensis:スイカズラ科タニウツギ属)を見かけました。

ハコネウツギの名は箱根からつけられていますが、箱根には自生していないといわれています。
種小名のコラエエンシスは「高麗から来た」という意味ですが、日本自生種で、本州の太平洋側に多く見られます。

花色は初めは白色で、徐々に紅色に変化していきますので、紅白の花が楽しめます。
しかし紅色の花は痛んでますから、遠目に見た方がいいですね。


Weigelacoraeensis1


Weigelacoraeensis2

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2008年4月20日 (日)

黄色い八重オキザリス 
Oxalis 'Double Yellow CoCoa'

昨年デビューした八重咲きのオキザリス、「ダブルイエロー心愛(ここあ)」(Oxalis 'Double Yellow CoCoa'カタバミ科カタバミ属)です。

最近ホームセンターなどでもよく目にするオキザリスですが、昨年の暮れに通信販売で見つけ、そんなに流通するとは思っていませんでしたから、即注文して手に入れました。2鉢セットで、結構なお値段でした。初物に飛びついて損をしたケースです。

以前から下の写真のような、白い小さな八重のオキザリス(Oxalis magellanica plena:カタバミ科カタバミ属:2007年5月7日撮影したものです。咲いたのにアップするのを忘れていました。)は出回っていましたが、このような黄色で大きい花のものは知りません。
バラのような花は2月頃から開花し、黄色い花びらの中に赤い帯が不規則に入ります。
葉は一般的なオキザリスの葉ですが、その中心部に黒っぽい斑が入っています。
球根で繁殖するようです。

品種登録品種のようですので、試しに農林水産省の品種登録ホームページを調べると、出願公表データベースに見つけることができました。
名称に関してココアやココナなど間違いがあるようです。ココアで出願公表されています。
しかし出願登録はされていないようです。
このオキザリスは突然変異で生まれたようですが、種小名など詳細は分かりません。

でもボリュームがあって見栄えがします。



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Oxaliscocoa2


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Oxalisssp1_2

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2008年4月16日 (水)

タンポポいろいろ 
Taraxacum albidum, japonicum, officinale

シロバナタンポポ(白花蒲公英:Taraxacum albidum:キク科タンポポ属)を見つけました。

花の中央部(花柱部)の様子から咲いたばかりのようです。
葉は他のタンポポより明るい葉色で、立つものが多いようです。
花を含め全体的に大きく、花びらが白色で、中央部は黄色をしています。
関西以西に見られ、以前は九州では子どもにタンポポの色を聞けばが黄色という返事が返ってくることが多かったようです。いまではセイヨウタンポポの方が普通になっています。
総苞片は中途半端に反り返ります。

 
Taraxacumalbidum1


Taraxacumalbidum2



そのそばで咲いていたのがカンサイタンポポ(関西蒲公英:Taraxacum japonicum:キク科タンポポ属)です
タンポポの仲間では全体的に小さく、華奢な感じです。
頭花は径2~3cmで、細い花茎に小さい花をつけます。
総苞片は反り返りません。
セイヨウタンポポとは一目で区別できます。


Taraxacumjaponicum4


Taraxacumjaponicum6



これも近くに生えていたセイヨウタンポポ(西洋蒲公英:Taraxacum officinale:キク科タンポポ属)を、総苞片を比較するために写しました。
花は大きく、冬から春は花茎を延ばさず、地際で花を開いています。
年中咲いており、花が大きく、総苞片は反り返ります。


Taraxacumofficinale2

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ピンクのクレマチス 
Clematis montana v rubens

クレマチス・モンタナ・ルベンス(Clematis montana v rubens :キンポウゲ科センニンソウ属)が花をつけました。

東および東南アジアからアフガニスタンにかけて分布するクレマチスです。
クレマチス・モンタナには白い色の花を咲かせるものが多いのですが、その変種のルベンス(rubens:赤みのあるという意味)は淡いピンク色の花を咲かせます。
和名もモモイロハンショウヅル(桃色半鐘蔓)という名が与えられています。

花びら(萼片)が4枚の、径3~4cmの小輪を沢山つけます。
質素だけれど、華があって、暖かい感じのかわいい花です。



Clematismontanarubens1


Clematismontanarubens2


Clematismontanarubens3


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2008年4月14日 (月)

ピンクの青いチューリップ 
Tulipa humilis 'Rosea Caerulea Oculata'

原種チューリップ系のツリパ・フミリス「ロゼア・カエルレア・オクラタ」(Tulipa humilis 'Rosea Caerulea Oculata':ユリ科ツリパ属)が咲きました。

前にご紹介したツリパ・プルケラ・アルバ・カエルレア・オクラタ(Tulipa pulchella v rosea caerulea oculata)とよく似ていますが、淡いピンクをしています。

ツリパ・フミリスとツリパ・プルケラは分類学上の混乱があり、独立した種とする説とプルケラはフミリスの変種とする説があります。

二つを比べてみると僅かですが違いがあります。

白いツリパ・プルケラは極早生咲きで、3月にはいると蕾が出てきます。花茎が伸びきらないうちに地面すれすれで花を開きますから、チューリップのイメージではありません。
花が枯れてからまだ伸び、最終的には15cmほどの高さになります。
本来プルケラには黄色い目があり、鮮紅色や濃いピンクの花色が多いようです。

ピンクのツリパ・フミリスは4月に入ってから花を開きます。暖かくなるにつれ花茎をのばし、蕾も上を向いたり、横を向いたり、うつむいたり、忙しく動きます。15cmほど花茎を伸ばした頃に花を開きます。
原種のフミリスには薄いピンクの花色のものがあります。

15cmほどになる葉っぱを3から4枚出しますが、フミリスはプルケラより細い葉で、葉と葉の間隔が開きます。

この淡いピンクは春の暖かさのイメージで、見飽きません。



Tulipapulchellarosea1_2


Tulipapulchellarosea2


Tulipapulchellarosea3

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2008年4月 9日 (水)

ほんとに水仙? 
Narcissus 'VonSion'

八重咲き水仙のナルキサス「フォン・シオン」(Narcissus 'VonSion':ヒガンバナ科スイセン属)をお見せするのを忘れていました。
水仙の八重咲き種として古くから知られている園芸種です。
少し前から咲いています。

花被(花弁と萼を含めたもの)も副花冠(ラッパの部分)もチリチリに分かれていて、どれが花被でどれが副花冠か区別がつかなくなっています。
ボリュームがあってゴージャスですが、いったいどこが水仙?という感じです。



Narcissusvonsion3_2


Narcissusvonsion4

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2008年4月 7日 (月)

雄花ばかりのアケビ 
Akebia quinata

ハイキングコースの入り口の石垣に沿ってアケビ(木通:Akebia quinata:アケビ科アケビ属)が花をつけていました。
しばらくするとクズがこの石垣を覆ってしまうので、アケビがあることに気がつきませんでした。
石垣の放射熱で早く咲いたのでしょうか、他の3箇所ではまだ蕾でした。

この株では不思議なことに雄花ばかりで、雌花を見つけることができませんでした。
雌花は寝坊なんでしょうか。たぶん雄花に比べて数が少ないので見つけられなかっただけでしょうね。

自家不結実性が強いそうですが、なるほど実がなっているのに出くわしたことがありません。

それにしてもトロピカルな花です。



Akebiapentaphylla6


Akebiapentaphylla7

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2008年4月 1日 (火)

満開の桜坂 
Cherry tree

花冷えの肌寒い朝でしたが、久しぶりに晴天でした。sun

いつもの桜のトンネルはほぼ満開になっていました。

朝は車が少ないですが、昼間は見物客の車が増え始め、花見をしながらゆっくりと下っていきます。
週末には大渋滞になることでしょう。


坂の上から海に向かって

Sakurazaka7


坂の下から

Sakurazaka8

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2008年3月30日 (日)

今朝の桜坂 
Cherry tree

今朝は肌寒い曇りでした。
ポツポツ雨も降っていました。

桜は坂の上(上の写真)は5分咲き、坂の下(下の写真)の方は8分咲きといったところでしょうか。



Sakurazaka5


Sakurazaka6_2

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2008年3月28日 (金)

今朝の桜坂 
Cherry tree

今朝の桜のトンネルです。
南側は五分咲き
北側は三分咲き
という感じでしょうか。
トンネルらしくなってきました。



坂の最上部から海側を眺める

Sakurazaka3


坂の下から山の方を眺める

Sakurazaka4

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2008年3月27日 (木)

アーモンド花盛り 
Prunus dulcis

3日ほど前開きだしたのと思ったアーモンド(Amygdalus communisあるいはPrunus dulcis:バラ科モモ属あるいはサクラ属)が満開になりました。
いつもソメイヨシノの少し前から咲き出しますが、今年はあっという間に満開になりました。
昨年は花をいっぱいつけたのに果実は0でした。花の後、小さな実はついたのですが、全て落果しました。
それで今年は試しに寒肥を入れませんでした(普通の人は多い目に入れるんでしょうが、全く天邪鬼です)。
実がつくでしょうかね。

アーモンドは扁桃と呼ばれているように、花は桃と同じです。
ソメイヨシノのより大きめで、中心部が濃いピンクになります。
日が経つにつれてそれが薄くなり、均一のピンクになります。



Prunusdulcis1


Prunusdulcis4

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2008年3月26日 (水)

今朝の桜坂 
Cherry tree

今朝の桜のトンネルの様子です。
この桜のトンネルは自宅から200mほど東に行ったところにある300mほど続く急な坂道です。
この坂を登り切ったところに摩耶ケーブル駅があります。
バスも通る南行き一方通行の道路ですが、満開の時の土日は付近一帯、通り抜けの車で大渋滞が起こります。
この写真は山側の途中から海側を写しています。
神戸では今日開花宣言が出ましたが、桜のトンネルはまだまだです。
木によっては1、2輪咲いているのですが、全体で見るとピンクがかって見える状況です。



08sakurazaka1


これは山側に向かって写したもの。
この坂は、写真で写すと大したことのない坂に写ってますが、傾斜が10°を超える急な坂です。

08sakurazaka2

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2008年3月24日 (月)

ブルーの瞳のチューリップ 
Tulipa pulchella v alba caerulea oculata

去年植えたツリパ・プルケラ・アルバ・カエルレア・オクラタ(Tulipa pulchella v alba caerulea oculata:ユリ科ツリパ属)が、去年より半月早く咲きました。

ブルーのチューリップと騒がれたチューリップです。
全体がブルーではなく、白い花の中心がブルーということですが、空色の雄しべと赤紫の雌しべが加わり、ほれぼれする配色です。
いつまで見てても飽きません。



Tulipaalbacaeruleaoculata1_2


Tulipaalbacaeruleaoculata2


Tulipaalbacaeruleaoculata3

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2008年3月17日 (月)

冬にバトンタッチ 
Corydalis magadanica

こぼれ種からコリダリス・マガダニカ(Corydalis magadanica:ケシ科エンゴサク属)が咲きました。

この植物についての情報が乏しく、シベリヤに咲くコリダリスという以外、未だに詳しいことはわかりません。
それにしても一年草とは知りませんでした。
2月頃の寒さに遭ってから枯れてしまったのですが、それ以前の秋に、こぼれ種が芽を出していてそれが咲きました。
冬に枯れるけれど、バトンタッチをして春になる前に咲く、こういう一年草ってあるんですね。

その繁殖力には辟易としてしまいます。とばすタイプのに入っているわけではないのに、遠くに置いてあるポットからも芽が出ています。地植えをしていたらえらいことになるでしょうね。

一番下の写真は今年の3月1日に撮ったものですが、チョコレート色の蕾でなかなかオシャレです。



Corydalismagadanica5_2


Corydalismagadanica6


Corydalismagadanica7
2008年3月1日撮影

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2008年3月 3日 (月)

続・種まき & 福寿草 
Next sowing & Adonis amurensis

日曜日に残っていた26種の花のタネを蒔きました。
写真は私が使っている種まき用の整理棚です。
元々は苗床をトラックの荷台に積んで運ぶためのものらしいのですが、それを流用しています。
6cmのプラポットを35(5×7)ポット入れることのできるポットトレーを使っています。
一番上の段に、奥に前回播いた35種、手前に今回のポットを置いています。

今は3段で200近くのポットが収納されています。
昨年からこの方法でやっていますが、これにしてから1年以上(2006年10月)前のポットもこの中に置いています。
1年以上置いてあるポットからシクラメンやクリスマスローズが芽生えてきます。

2段目は昨年秋以前に種蒔きして芽をだしたポットが置いてあります。
2段目に置いてあるのは霜よけのためですが、底板にクリアのポリカーボネート波板を敷いていますので、陽は当たります。
ほとんどが、地上部が枯れずに寒さに耐えて、大きくなっています。

一番下は長期戦のポットです。シクラメンやクリスマスローズが多かったのですが、芽をだしたのは2段目に昇格です。今この段にあるのは芽が出る見込みのないポットで、夏前には廃棄される運命です。

08tanemaki2_2

こんな棚だけではおもしろくないので、先日の公園の福寿草(Adonis amurensis:キンポウゲ科フクジュソウ属)の様子をお知らせします。
昨年に比べると、寒かった分大きくなるのも遅かったようですが、こんもりと葉が茂っています。
周囲を見回すと盆栽の小さい松や梅が地植えされているので、盆栽を持て余して捨てた人がいたんでしょうね。

Adonisamurensis4

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2008年2月23日 (土)

早春の可愛い花3 
Dionysia aretioides

園芸店でこの時期からよく見かけるようになったディオニシア・アレチオイデス(Dionysia aretioides:サクラソウ科ディオニシア属)です。
ラベルには「るりはこべ」となっています。
黄色いのに瑠璃?と不思議に思いますが、たぶん以前はサクラソウ科ルリハコベ属に分類されていたからでしょう。悪質な種苗業者の売らんかな戦略です。
ルリハコベ(Anagallis arvensis)はサクラソウ科ルリハコベ属の5mmほどのブルー(瑠璃色)花をつける植物です。サクラソウ科という共通点があるだけです。

ディオニシア・アレチオイデスはトルコからイラン、アフガニスタンなどの石灰岩の崖地に生息し、乾燥と低温に耐え、冬も常緑でクッション状に広がります。
花は5mm足らずですが、サクラソウ科だけあってプリムラのようです。
葉は本当に緑の指先の様な感じです。

砂地の水はけのよい用土で、風通しのよいところにおいて、さらに夏には蒸れないように刈り込んでやればよいということですが、日本では梅雨時期の高温多湿で枯れてしまうでしょうね。
少し前まで難物の高山植物が、馴化されているとしても普通の園芸店の店頭で見かけるとは、驚きです。
冬に強い植物は1年草扱いで楽しみましょうか。



Dionysiaaretioides1


Dionysiaaretioides2

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2008年2月21日 (木)

早春の可愛い花1 
Coptis quinquefolia

九州以外の国内に広く分布するバイカオウレン(梅花黄連:Coptis quinquefolia:キンポウゲ科オウレン属)が咲きました。

オウレン属は北半球に十数種あると言われていますが、そのうち6種が日本に自生しているそうです。
種小名のクインクェフォリアは「5枚の葉」という意味ですが、5枚の小葉を持つ根出葉を出すのでこの学名がついています。
北米や北日本に自生する、根出葉が3枚で、三つ葉のような葉形のミツバオウレン(Coptis trifolia)もあります。
ではオウレン(Coptis japonica)は何枚の葉を持つかといえば、セリのような葉で3枚です。

10 cmに満たない背丈で、背丈に比して大きい1cmぐらいの花を咲かせます。
キンポウゲ科の常で、白い花びらに見えるのは萼です。
花の中心に、花弁が退化した黄色い密線が見えます。節分草にもありますね。
自生種は緑色に赤紫のスジが入っていますが、この花には焦げ茶色のめしべが見えます。

早春に咲く可愛い花です。



Coptisquinquefoli1_2


Coptisquinquefoli2


Coptisquinquefoli3

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2008年2月15日 (金)

スノードロップの謎 
Galanthus corcyrensis

昨年暮れにスノードロップをご紹介しました。
それは今は花が散って、葉っぱだけになっています。

植物体の大きさからオオマツユキソウとご紹介しました。
その時「私のところのスノードロップが早合点なのか、一般に出回っているスノードロップと別種なのか謎です」と書きました。
そのスノードロップの種類を確認するために、その後オオマツユキソウ、ガランサス・エルウイシイ(Galanthus elwesii:ヒガンバナ科ガランサス属)買ったのですが、それが咲きました。

一番下にある12月に咲く大柄のスノードロップの花(2008年1月12日撮影)の写真を用意しました。
真ん中はオオマツユキソウの内花被(内側の花弁)の拡大写真ですが、その内花被にあるグリーンの模様を見比べてください。
12月に咲く大柄のスノードロップの花の模様は、逆さになったハート(バレンタインチックな話題です。昨日アップすればよかった)模様、オオマツユキソウはそれに加えて丸い模様があります。
ガランサス属は、このグリーンの模様と花茎を抱く葉の様子で、種類が区別されます。

ということは12月に咲く大柄のスノードロップは、大きいからオオマツユキソウだと思っていましたが、大きさで判断したのは間違いでした。
これはマツユキソウと呼ばれている小型のガランサス、ガランサス・ニバリス(Galanthus nivalis)の変種の可能性が出てきました。
マツユキソウの秋咲き変種で、花茎と葉が同時に出てくる大柄のガランサス・コルシレンシス(Galanthus corcyrensis)かもしれません。
ガランサス・コルシレンシスはギリシャ、エーゲ海沿岸に分布するガランサス・ニバリスの変種だということしか分かりません。

そういう風に見てみると、オオマツユキソウは外花被がふっくらしていて、マツユキソウは花弁が細長くスマートに見えてきました。
そうしときましょう。珍しい種類を持ってる方が嬉しいですからね。

今日はマニアックな話で申しわけありません。



Galanthus elwesii

Galanthuselwesii1


Galanthus elwesii

Galanthuselwesii2


Galanthus corcyrensis

Galanthusnivis2

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2008年2月11日 (月)

シルバーリーフのデイジー 
Rhodanthemum hosmariense'African Eyes'

あまりに可愛いので買ってしまいました。
シルバーリーフのデイジーのようなローダンセマム・ホスマリエンセ「アフリカン・アイズ」(Rhodanthemum hosmariense'African Eyes':キク科ローダンセマム属)です。
マーガレットのような白い花ですが目がブラウンで、全体の感じを引き締めています。
そのブラウンの目の中にオレンジの瞳(花粉)がきらめき、さらにチャーミングです。
華奢な細い葉が銀色をしており、うろこ模様の蕾もいっそう魅力的です。

ローダンセマム・ホスマリエンセはモロッコのアトラス山脈に分布しているのでモロッコ・デイジー(Moroccan daisy)と呼ばれています。コンパクトにまとまった茂みを作ります。
「アフリカン・アイズ」は焦げ茶色の中心を持つ、最近流通するようになったローダンセマムです。

ローダンセマム属はヨーロッパアルプスや北アフリカに、約20種足らずが分布しているといわれています。この属は1960年代から1990年代にキク属から分かれた比較的新しい属です。
多くは銀灰色の葉をしており、乾いた冬を好むようで乾燥に強く、霜にも抵抗性があります。
しかし蒸れには弱く、夏の水やりは控え気味の方がいいようです。
きっと夏を越さないでしょうね。



Rhodanthemumafricaneyes1


Rhodanthemumafricaneyes2


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2008年2月 2日 (土)

仮面舞踏会 
Nemesia cheiranthus 'Masquerade'

このネメシア・チェイランサス(Nemesia cheiranthus:ゴマノハグサ科ネメシア属)には「シューティング・スター」(Shooting Stars)という園芸名を記したラベルが差してありました。

しかし私が最初に目にしたこの花の名は「マスカレード(Masquerade)」でした。
マスカレードのタネを春に蒔いたことがあります。1年草ですから当然春蒔きだと決めてかかっていました。
暑くなってから枯れてしまい、花は見ずじまいでした。秋まきにすれば花を見ることができるんですね。

流れ星に見えないことはないですが、仮面舞踏会の仮面に見た方が似合っているようで、マスカレードの名の方が好きです。

種小名(cheiranthus)はニオイアラセイトウの花に似たという意味ですので、元来のネメシア・チェイランサスは「マスカレード」とは全く違う様相をしているんでしょうね。

ゴマノハグサ科のこの形の花には必ずと言って良いほど距があります。
マスカレードにも短い距がありました。
下の写真の上の花の黄色い下唇弁の向こうに見えるものが距のようです。



Nemesiacheiranthus1


Nemesiacheiranthus2

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2008年1月31日 (木)

パグのようなネメシア 
Nemesia 'Sunsatia'

今日、宿根性のネメシアで、最近よく見かけるネメシア「サンサティア」(Nemesia 'Sunsatia':ゴマノハグサ科ネメシア属)がきれいに咲いていたので、買ってしまいました。

ネメシア属の多くは、南アフリカに分布する1年草で、ネメシア・ストラモサ(Nemesia strumosa)を親とする園芸種は暑さに弱い印象があります。
しかし最近では、宿根性のあるもの(Nemesia denticulata)が交配され、暑さ寒さに強いため園芸種として重宝されています。
この「サンサティア」は最近出回るようなった立ち性の強い大輪種です。
下の写真のように、花弁に色々な色が入り、エッジにフリルの入るものがあったりします。

このネメシアを見るたびに、パグやシーズーのちんくしゃ(狆がくしゃみをしたような、一般に通用する言葉でしょうか?)な顔を思い出してしまいます。



Nemesiasansatia1


Nemesiasansatia2

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2008年1月26日 (土)

ゼフィランサスの不思議な芽生え 
Zephyranthus citrina

芽が出てから1ヶ月以上も経つのに、殻がとれない植物がありました。
秋に、アスファルトの隙間から花を咲かせていたゼフィランサス・シトリナ(Zephyranthus citrina:ヒガンバナ科ゼフィランサス属)の横を何度も散歩して、タネが出来るのを待っていました。
11月になって、黒い大きいけれど薄い(大きさ直径5mm、紙ほどの厚さ)タネが稔りました。
ゼフィランサスは確実に結実するようで、沢山集まったのでNARGSの種子交換にも出しました。

また取り巻きにすると発芽率もよく、12月の半ばに一斉に芽が出てきました。
しかしそれから進展はなく、ずっと殻をつけたままでした。
殻をつけたままではブログにアップできないだろうと、ヤキモキしていました。

今日も殻をつけたままでしたが、よく見たら、横から分かれて小さな葉っぱが出ていました。
これまで単子葉類のタネを蒔いたことがなかったので、双子葉類と同じように、タネの殻がとれて、子葉が1枚出ると思っていました。
ほぼ100%、このように殻をつけたままで、本葉が出てくるようです。

ゼフィランサスは球根植物の中では花芽形成がいい加減で、成長点が花芽になると、その下で葉芽が形成され、さらにその下に花芽ができということを繰り返し、次々に花をつけていくそうです。
きっとそういう性質が芽生えの時にも出てくるんでしょうかね。



Zephyranthuscitrina5

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2008年1月24日 (木)

やせ我慢咲き、優雅咲き 
Scutellaria indica & Phlox devaricata

日本中寒波に包まれて、寒くなりましたね。
私のところではお見せする花もなくなってしましました。
そこで寒い中頑張っている植物の様子をお見せします。

これはお正月から咲き出したやせ我慢咲きのコバノタツナミ(Scutellaria indica v paruvifolia:シソ科タツナミソウ属)です。
ここまでやせ我慢しなくてもと思いますが、未だに頑張っています。
なにか自分自身を見るようです。


Scutellariaindicap3



こちらは優雅咲きのフロックス・デバリカタ 「モントローゼ・トリカラー」(Phlox devaricata 'Montrose Tricolor':ハナシノブ科フロックス属)です(花は咲いていませんが・・・)。
這い性のフロックスで、春に薄いブルーの花を咲かせます。
昨シーズンは株が充実してなかったのでブログにアップしていません。
普通は緑にピンクとホワイトという3色の葉色をしていますが、寒い時期はこのように白くなってしまうのもあります。
地面から芽吹いた葉は、下の写真のように、少しも痛まず、きれいな紫色をしています。
こんなに寒くなっても優雅に伸びていきます。


Phloxd


Phloxd

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2007年12月25日 (火)

早咲きスノードロップ 
Galanthus elwesii

我が家には歳の暮れになると咲くスノードロップ(Galanthus elwesii:ヒガンバナ科ガランサス属)があります。
北向きの壁際に、ジャーマンアイリスと同居させています。
したがって日は当たらないし、水もあまりもらえない状況にありますが、毎年律儀に年内に咲きます。
今年は1週間ほど前に咲いていたのですが、朝は花びらを開いてくれず(就眠活動をします)、雨や曇りの日は暗くて写真に撮れず、の状態が続いていました。
英名はGiant Snowdropで、その名の通り、ガランサス属の中では大柄です。
和名は大待雪草(オオマツユキソウ)といいますが、とすれば雪が降る前に咲くということでしょうか。
しかし園芸店には1月半ばを過ぎてから見かけます。
私のところのスノードロップが早合点なのか、一般に出回っているスノードロップと別種なのか謎です。



Galanthusnivalis1_2


Galanthusnivalis2

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2007年12月12日 (水)

クリスマス・イルミネーション

神戸ではルミナリエが12月6日から始まっています。
だんだん人が多くなって、地元の人間は足が遠のいているようです。
以前はすぐに見ることが出来たのですが、最近は長い行列に、長時間並ばないと見ることができません。
ルミナリエの写真をブログにアップしたいとは思いつつ、今年も行列に並ぶ気力がありません。

それで手短なところから、職場の屋外にあるクリスマス・イルミネーションをごらん頂きます。
20mほどのもみの木に装飾しています。
この前で写真を写すカップルも多いですね。
それにしてもアップする花がありません。

花は開店休業中です。



Xmasillum1


Xmasillum2

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2007年11月29日 (木)

唯一の花 
Oxalis hirta

花が乏しくなった我が家では、唯一オキザリス・ヒルタ(Oxalis hirta:カタバミ科カタバミ属)が咲いています。

キダチハナカタバミ(木立花片喰)という和名を持っているように、30cmほど茎が伸びて立ち上がります。
しかし木立とついていますが、木のような茎ではなく草の太い目の茎で、かたまって伸びている場合は立ち上がりますが、かたまりから離れた茎は匍匐しています。
立ち上がっていく茎の途中に節ができ、そこに節を取り巻くように葉柄のない葉がつき、葉の付け根から花茎が出ています。従って茎の途中に葉と花がついているという感じです。

南アフリカのケープ西南地方に自生している球根オキザリスです。
花びらの先はこんな風に尖っています。
白や黄色の花をつけるものがあるそうですが、私は実物はもちろん写真でも見たことがありません。



Oxalishirta1


Oxalishirta2

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2007年11月10日 (土)

鉋屑の花、今年は遅咲き 
Pertya scandens

今年はハイキングコースでコウヤボウキ(Pertya scandens:キク科コウヤボウキ属)を見かけないなと思っていたら、今日見つけました。

コウヤボウキは木本ですから同じ場所に咲くので、まだかまだかと待っていたのですが、去年の場所で見つけました。
このコウヤボウキは、渓流沿いの、日のさす時間の短い、非常に暗いところに咲いています。
そのため写真を撮るのが難しく、感度を最高に上げて写しています。下の写真は顎は止まっているのに、花びらは風に揺れています。

カシワバハグマと同じ花ですが、こちらの方が顎の感じが優しいと思います。

去年は10月20日に見つけてアップしていますから、今年は去年より20日遅れです。
関西は10月まで高温だったのでその影響でしょうか。
山はまだ紅葉していません。
木々の葉っぱは紅葉しないで枯れ落ちてしまうんでしょうね。



Pertyascandens3


Pertyascandens4

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2007年11月 9日 (金)

本当はかわいい 
Clematis cirrhosa

クレマチス・シルホサ(Clematis cirrhosa:キンポウゲ科センニンソウ属)が花盛りになっています。

クレマチス・シルホサは冬に咲くクレマチスで、一冬を通して咲いています。
地中海沿岸の暖かいところの原産で、常緑性です。
夏になると葉数も減りますが、秋になって気がつくと、濃緑色のツヤのある葉を茂らせ、花をつけています。

下向き垂れて咲く花は4〜5cmあり、決して小さくないのですが、花弁もシベも葯も、白っぽいクリーム色、オフホワイト、悪くいえばうす汚れた白一色で、地味な花です。
さらに開くとすぐに茶色く痛みます。それもうっかりするとナメクジに舐められてしまいます。
花の後の綿毛もかたまって落ち、それが他の植物に乗っかるので、あまり奇麗とはいえません。

そんな訳で、つい粗末に扱ってしまうのですが、けなげに咲いているのを見るとかわいそうに思ってしまいます。
冷たい評価を並べましたが、本当はかわいいやっちゃ、という感じです。



Clematiscirrhosa1


Clematiscirrhosa2

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2007年11月 2日 (金)

ツートーンのサルビア
Salvia imvolucrata 'Bethellii'

つるべ落としに日が落ちるようになって盛んに花を付け出したサルビア・インボルクラタ「ベスリー」(Salvia imvolucrata 'Bethellii':シソ科サルビア属)です。

メキシコや中央アメリカに自生するサルビアで、一般的にはローズィ(ローズ)リーフセージ(rosy-leaf sage, rose leaf sage)と呼ばれています。
しかし枝の頂上にサルビアらしくない花をつけます。
これは花ではなく花苞で、何枚かある花苞の一番下の花苞が開いて蕾が出てきます。
5つほどの蕾が出てきて、それが開く頃に花苞は落ちてしまいます。
これを繰り返しながら1mほどの高さになります。

花苞と同様花弁も優しい赤(ローズ)色をしています。
花弁のローズ色を引き締めるように、萼は濃いワイン色をしています。萼をよく見ると濃紅色の筋が入っています。



Salviainvolucrata1


Salviainvolucrata2

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2007年10月25日 (木)

レモンイエローのオキザリス
Oxalis namaquensis

オキザリス・ナマクエンシス(Oxalis namaquensis:カタバミ科カタバミ属)が咲きました。

オキザリス・ナマクエンシスは南アフリカ北ケープ地方(南アフリカ西部)のナマクアランドが原産地です。
ここは雨のほとんど降らない乾燥地だそうですが、7月末から9月にかけて降るわずかな雨の後、花々が一斉に開くそうです。
この時期、ナマクアランドは花の楽園になるんでしょうね。
この地方のオキザリスは、典型的なハート型の葉ではなく、手形状になるものが多いような気がします。

花径3cmのレモンイエロー花をつけます。先日のロバタと比較してみましたが、下に見えるのがナマクエンシスで、色合いや大きさが違います。



Oxalisnamaquensis3_2


Oxalisnamaquensis4

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2007年10月23日 (火)

紫色のネギ坊主 
Allium splendens var. kurilense

ミヤマラッキョウの変種のチシマラッキョウ(千島辣韮:Allium splendens v kurilense:ユリ科ネギ属)が咲きました。
千島列島からシベリアに分布しているラッキョウの仲間です。
アサツキより細い30cmほどの筒状の葉があり、秋に線状の茎を立てて、直径5mmほどの鐘形の紅紫色の花を咲かせます。
6本の薄紫をした雄しべが目立っています。
小さいといっても15cmほどの背丈ですから、背丈に比べると大きなネギ坊主です。
ラッキョを知っている人からすると、チシマラッキョウは愛らしいラッキョでしょう。

ラッキョウ(辣韮: Allium chinense )も薄紫の似たような花をつけますが、背丈が50cmほどあります。
ラッキョは中国だけではなくインドにも自生しているそうですが、刺激の強いニラという意味で、オオニラという別名もあります。
ミヤマラッキョウの種小名スプレンデンス(splendens)は立派なという意味で、チシマラッキョウの変種名クリレンセ(kurilense)はチシマ列島の英語名クリルアイランドに因んでいます。



Alliumsplendens1_2


Alliumsplendens2

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2007年10月10日 (水)

大きい片喰 
Oxalis stricta

昨日黄色いオキザリスをアップした時に、春から気になっていて、そのまま忘れてしまっていたカタバミのことを思い出しました。

私のところでは、同じところに約6〜8mmほどの普通のサイズのカタバミ(片喰:Oxalis corniculata:カタバミ科カタバミ属)と1.5cmを越える大きいサイズとが咲いています。
肥料や土の関係ではないようです。

背丈が30cmにもなり、立ち上がっていく性質からオッタチカタバミ(Oxalis stricta:カタバミ科カタバミ属)であろうと思うのですが、確信が持てません。
オッタチカタバミは、北米原産の帰化植物で、背丈については高くなると説明されていますが、花の大きさについては普通のカタバミ同じ大きさだといわれています。
しかしカタバミはあまりによく知られているせいか、その花の大きさについては記述さえ見あたりません。

下の写真は今年の4月の終わりに、カタバミとオッタチカタバミを同じ所に置いて写したものです。
種の莢や葉は全く区別できないのですが、この通り花と背丈が倍以上あります。



Oxalisstricta1_2


Oxalisstricta2

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2007年10月 9日 (火)

黄色いオキザリス 
Oxalis lobata

オキザリス・ロバタ(Oxalis lobata:カタバミ科カタバミ属)が満開になりました。

チリ原産の背丈10cmにもならない小型のオキザリスです。
葉はさらに小さく、ロゼッタ状に出し、花の下に控え目に広がっています。

濃い黄色に赤いスジが入った可愛らしい片喰です。



Oxalislobata3


Oxalislobata4

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2007年10月 8日 (月)

遅咲きノカンゾウ 
Hemerocallis fulva v longituba

公園の芝生の中にノカンゾウ(野萱草:Hemerocallis fulva v longituba:ユリ科ワスレグサ属)が咲いていました。

ノカンゾウの種小名(フルバ:fulva)は「茶褐色の」という意味ですが、カンゾウの仲間に黄色い花が多い中で、ノカンゾウは花の色幅が大きく、黄色から茶色がかった赤色まで見られます。
写真は近いところで咲いていた2つの花ですが、色の濃さが違っています。
濃い方は、褐色がかったオレンジ色をしていて、目を引きました。
今ごろまで花が咲いているのは、遅くまで咲くハマカンゾウとの雑種でしょうか。それとも酷暑(地球温暖化)のせいでしょうか。

種小名の変種名(ロンギツバ:longituba)は「花筒の長い」という意味で、中国原産のものに比べて花筒が長いという特徴があるようです。

園芸種のヘメロカリスはこの仲間で、アメリカでは愛好者が多いようです。
なお学名のヘメロカリスは、ギリシャ語の「1日の(へメラ(hemera))」と「美しい(カロス(kallos))」の造語と言われ、したがってワスレグサ属は全て一日花です。
ノカンゾウも一日花です。



Hemerocallisfulva1_2


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2007年10月 7日 (日)

寸詰まり
Tricyrtis ssp

ホトトギス(Tricyrtis:ユリ科ホトトギス属)の仲間は東アジアに約20種、その半分は日本に自生しているといわれています。
夏前によく知らないまま買ったのがこのホトトギスです。
チャボバホトトギスというラベルがついていました。
実は矮性種のチャボホトトギス(Tricyrtis nana)と間違えて買ってしまったのです。

夏頃から葉間を詰めて、同じ方向に互生しながら立ち上がってきました。
花が咲いたら、これも寸詰まり気味でした。
紫色のド派手な花ですが、寸詰まりの分愛嬌があります。
色々調べましたが詳しい情報は見つかりません。
外国産のホトトギスか、あるいはホトトギスは海外では多くの園芸品種が作られていますが、その一つでしょうか。



Tricyrtisssp1_2


Tricyrtisssp2


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2007年10月 5日 (金)

麗人草? 
Aconitum loczyanum

レイジンソウ(伶人草: Aconitum loczyanum:キンポウゲ科 トリカブト属)が咲きました。

花の形が雅楽を演奏する官吏(伶人)がかぶる冠に見立てたと言われています。トリカブトと同じくかぶり物に因む名前です。
初め麗人だと思っていたので、どんな花だろうかと期待したのですが、その割に地味でした。名前の由来を後で知り、納得しました。
レイジンソウも、トリカブトと同じように全草に毒を持ちます。

日本はトリカブト属の自生種が多いようで、約30種あると言われています。
花の形は花弁と思っている部分は全て萼で、上の方に立ち上がる兜状の頂萼片の中に花弁が隠れています。
下の写真に雄しべが写っていますが、雄しべと雌しべは花茎につながる側萼片の中にあり、花弁と離れた所にあります。離れてとはいうものの、花弁の付け根であることには間違いありません。



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2007年10月 3日 (水)

うろこの花 
Pertya robusta

少し涼しくなってくると、競うかのように秋の花が開き始めます。
カシワバハグマ(柏葉白熊:Pertya robusta:キク科コウヤボウキ属)が花をつけました。
コウヤボウキと同属で、よく似た花をつけます。
キク科の花というと舌状花のイメージがありますが、白い鉋屑のようなものは5つに裂けた筒状花の花弁です。

花の下の萼のように見えるものは総苞で、総苞には魚の鱗のような総苞片が見えます。
下の写真の、蕾から少し開きかけの花を見ていると、まるで鱗綴帷子に大事に守られているように思ってしまいます。

ハグマ(白熊)というのは、ヤク(山羊の仲間)の尾でつくられた仏具の払子(ほっす:お坊さんが法事の時に持つはたきのような仏具)を指すそうです。

種小名ロブスタは「大形の」という意味ですが、コウヤボウキに比べてなのか、それとも他のハグマでしょうか。
山にはまだコウヤボウキは見あたりません。でもそろそろでしょうね。



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Pertyarobusta2

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2007年10月 2日 (火)

ダイヤモンド・リリーの謎解き 
Nerine umtata?

ネリネ・アンタタ(Nerine umtata:ヒガンバナ科ネリネ属)が咲きました。
秋の花が少ないので、初めてネリネを育ててみました。

25種ほどのネリネ属の全てが南アフリカに分布し、アンタタという名は喜望峰東部のアンタタ(Umtata)地方の原産であることを推測させます。
アンタタはピンクの花弁は波打ち、反り返ります。
ヒガンバナのようにしべが長くなく、暗紅色の葯がチャーミングです。
日本ではダイヤモンド・リリーと呼ばれますが、日本だけの呼称のようですね。
ネリネはギリシャ神話の海の妖精ネレイス(Nereis)に由来します。

実はこのネリネ、ラベルにはネリネ・ウンタタ(Nerine untata)とありました。
Nerine umtata の誤記が、そのまま流通しているようです。

しかしネットのサイトや園芸書には Nerine umtata の名が出てくることは極めて少なく、特に外国のサイトでは見かけません。
それもそのはず、学名に矛盾があります。ネリネという属名は中性形ですが、種小名は a で終わりますから女性形です。
つまり属名と種小名に矛盾があり、属名に合わせると Nerine untatum とならなければならない考えられます。
推測するに、属名に無理矢理原産地名がつけられた日本だけに通用している俗称ではないかと思います。
結論はアンタタ地方原産ネリネといえばネリネ・マソニオルム(Nerine masoniorum)がよく知られており、ネリネ・マソニオルムが正しい名称だろう思われます。

そんな小難しいことは横に置くとして、可愛い花です。



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2007年9月30日 (日)

和風のペチュニア 
Petunia hybrida 'Sawarabi'

ここ何年もペチュニアを買ったことが無かったのですが、緑色の花が好きな者としては、衝動買いをしてしまったペチュニアです。
紫地に葉色の緑色の覆輪のペチュニア「さわらび」(Petunia hybrida 'Sawarabi':ナス科ペツニア属)です。

京都府久御山町のナカニシフラワーさんのオリジナルのペチュニアです。
この花の名前は、平安時代の宮中で使われた配色形式の一つの、表が紫、裏が青という重ね色目の「早蕨(さわらび)」からとられているようです。
和風の名前がぴったりの配色です。
さわらびという名は、てっきり源氏物語からだと思ったのですが、ナカニシフラワーさんのペチュニア「源氏物語シリーズ」には入っていませんでした。

花は園芸業者のカタログで見て知っていましたが、開ききった花の写真だったためでしょうか、気にも留めませんでした。
園芸店で見た実物の印象は違ってました。新鮮でした。
特に写真のように、キキョウのような開き具合の花の時が覆輪の緑がはっきりしていて、一番魅力的です。

ペチュニアは中南米などに40種ほど分布しているといわれています。
私たちが育てているペチュニアはアクシラリス種、ビオラセア種、インフラタ種などの交配種で、今流通しているものはほとんどがF1だそうです。
なお宿根性のペチュニアはブラジル南部からアルゼンチン南部に分布するペツニア・ビオラセア(Petunia violacea)で、マゼンタ色の小さめの花をつけます。



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2007年9月29日 (土)

ブルーと白のリンドウ 
Gentiana hybrida 'Kokomihakuju'

福岡県甘木(福岡県朝倉地域農業改良普及センター)で作られた「甘木のリンドウ」の一つ、リンドウ「心美(ここみ)白寿」(Gentiana hybrida 'Kokomihakuju':リンドウ科リンドウ属)です。
つい衝動買いをしてしまいました。

ブルーと白のバイカラーで、ブルーの色がなんともいえない美しい色です。
白地の部分にはグリーンのドットが入り、そばかす美人のようなかわいらしさを添えています。
このソバカスが種類を特定するのに役立ちました。このような緑色の斑点はキリシマリンドウ(Gentiana scabra f. procumbens)の特徴で、その交配種だと考えられます。

高温期に開花させると、さらに白色が強く出やすくなり、2色のコントラストがはっきりするとのこと。
天気の悪い日でも花が閉じにくく、さらに一つの花が約2週間鑑賞できるそうです。



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2007年9月21日 (金)

花ニラ 
Allium tuberosum

どこかから飛んできたタネからでしょうか、庭にニラ(韮:Allium tuberosum:ユリ科 ネギ属)が咲きました。

ニラはインド、東南アジア、中国、日本に分布していますが、弥生時代に渡来したものが野生化したといわれています。
古代から食材として栽培されていたのでしょう。

昨年は葉だけで花を咲かせませんでした。
夏から花茎を伸ばし、白い花を咲かせてニラであることが分かりました。
蕾も食べられるそうです。
種小名はその根に由来し、「塊茎(かいけい)のある」という意味です。



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2007年9月14日 (金)

ハナシキブ
Caryopteris × clandonensis

ハナシキブ(カリオプテリス・クランドネンシス:Caryopteris × clandonensis:クマツヅラ科カリガネソウ属)が咲き出しました。
ハナシキブは落葉低木で、カリガネソウ属のダンギク(Caryopteris incana)とカリオプテリス・モンゴリカ(Caryopteris mongolica)とのヒブリダ(種間交雑)種だそうで、園芸的に改良が進み、濃いブルーからラベンダー色までの花色があるようです。
まだ30cmをこしたぐらいの小さい苗でしたので、咲かないだろうと思っていましたが、花をつけました。

これは「ウスターゴールド」('Worcester Gold')という種類ですが、日本では「黄金ハナシキブ」で流通している黄金葉種です。小さい内は黄色い葉というより、明るい緑色の葉をしています。成長するにつれて黄金葉になっていくはずなので楽しみです。

ところで園芸業者間では「Worcester」の発音がわからないらしく、ここでも「ワーセスター」とラベルに書かれていました。



Caryopterisclandonensis1_2


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2007年9月10日 (月)

地植えのキントラノオ
Galphimia glauca

地植えのキントラノオ(Galphimia glauca:キントラノオ科キントラノオ属)が花盛りです 。

メキシコからグアテマラにかけての中央アメリカに分布する熱帯性の低木なので、この夏の暑さにもへこたれずに咲き続けています。
一番下の写真のように総状花序状に花がつきますので、トラノオ(虎の尾)という名がついているようです。
熱帯性ということで、先入観からか耐寒性が無いといわれていますが、霜さえ降らなければ、あるいは根を凍らせなければ地植えでも冬を越すようです。
但し枝先が寒さで駄目になるので、大きくはなりません。

私のところでは、耐寒性のないといわれている植物を外に掘り出したまま冬越しをさせています。
枯らしてしまう植物も多いですが、園芸界の非常識を貫いています。(ずぼらを決め込んでいるだけかもしれません)
ここらが危険を冒せない園芸業者との差です。皆さんもネットや園芸店の情報に従わないで、自分の環境の中でカット・アンド・トライをしてみてください。発見があります。
カット・アンド・トライをしないことには、見知らぬ植物を育てることはできません。

しかし熱帯の植物が地植えで育つのも、地球温暖化の影響かもしれませんね。

種小名(glauca)は「灰色がかった緑色の」という意味で、キントラノオの葉色が特別な色とは思いませんが、葉の色を示しているのでしょうね。
蔓性のコウシュンカズラ (恒春葛、香春葛:Tristellateia australasiae)とよく似た花です。コウシュンカズラも地植えできるのではないでしょうか。



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2007年8月27日 (月)

ワインレッドのリシマキア 
Lysimachia atropurpurrea

リシマキア・アトロプルプレア「ボジョレー」(Lysimachia atropurpurrea 'Beaujolai':サクラソウ科オカトラノオ属)が咲きました。
オカトラノオ( Lysimachia clethroides)のように花穂が立ち上がっていくタイプですが、花が開き切りません。同じ色で穂が立ち上げっているので、蕾なのか、開いているのか、枯れてしまったのか分かりません。
よく見ると雄しべが顔をのぞかせている花がありますから、これで精一杯開いているんでしょうね。
花がいさぎよく開かないのは、環境に適応するために自家受粉を避けようとする工夫かもしれません。

色はボジョレーというよりブルゴーニュの赤のような気がします。もっとも私はボジョレーというとヌーボの明るい赤を思い出てしまうワイン音痴ですが・・・



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2007年8月26日 (日)

お皿に守られて 
Holmskioldia tettensis

アフリカが原産の、1.5mほどになるという常緑低木のホルムスキオルディア・テトテンシス(Holmskioldia tettensis:シソ科あるいはクマツヅラ科ホルムスキオルディア属)です。
タヒチアンハットやパラソルフラワーの英語名を持っています。

まだ40cmほどの背丈ですがこの奇妙な花に好奇心をそそられます。
平らに広がったお皿のような萼の中心にブルーのチューブ状の花をつけます。この萼は、ピンクのアジサイの萼を少し大きくした感じの、厚みがあって堅そうな萼です。
花が咲く前や、散った後、萼が花のように見えます。
下の写真はつぼみの状態。まるで雄しべも雌しべもない変な花のようですね。

ハチドリが蜜を吸いやすいようにこんな構造をしているのでしょうか。




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2007年8月23日 (木)

真夏のペンタス 
Pentas lanceolata

この暑い時期ペンタス(草山丹花:Pentas lanceolata:アカネ科ペンタス属)は園芸店でよく見かけます。
熱帯アフリカからアラビア半島にかけて分布するペンタスの仲間は40種ほどあるといわれていますが、ペンタス・ランセオラタはイエメンから東アフリカの熱帯地帯に分布しており、最も普通に栽培されているペンタスです。

一番上の写真はその斑入り種で「サマースター(Pentas lanceolata 'Summer Star')」です。斑は砂子斑のような斑の入り方をします。
斑入り種は生産性が低いのか、日陰に置いてあるせいか、育つのも花が咲き出すのも遅いようです。
花の色が、昔のサルビア(Salvia splendens)同様、夏を思わせる(暑苦しい)緋色で、私は好きではありません。
それに赤は写真にするとコントラストが強く、べったり潰れてしまい、嫌いな理由にうまく撮れないというのもあります。

ペンタスの中で一番好きな色はその下の写真の「バタフライ」シリーズのライトラベンダーです。
花弁の裏が少し薄くなっていて、チャーミングです。



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2007年8月22日 (水)

黒い瞳 
Rudbeckia triloba 'Takao'

ルドベキアというと、花が大きくて、炎天下しんなりして咲いているイメージがあります。
しかし、このルドベキア・タカオ (Rudbeckia triloba 'Takao':キク科オオハンゴンソウ属)は花が3cmほどでこぢんまりと咲きます。
他のルドベキアより黒っぽい中心がチャーミングで、数え切れないほどの花を株いっぱいに咲かせます。

ルドベキアは北米原産の植物で、本来日本にはこの属は生息していません、
その代表種がオオハンゴウソウ(Rudbeckia laciniata)ですが、日本各地で繁殖しているらしく、外来生物法の特定外来生物に指定され、有害植物として扱われています。
オオハンゴソウは漢字で大反魂草と書きますが、反魂とは「死者を蘇らせる」 という意味です。
どのような特性にこの言葉をあてたのでしょうね。

英名は花の中心にポイントを置いたのか、「黒い瞳のスーザン(Black eyed Susan)」といいます。



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2007年8月17日 (金)

ブルーのボール 
Trachelium caeruleum

ユウギリソウ(夕霧草、トラケリウム・カエルレウム:Trachelium caeruleum:キキョウ科トラケリウム属)です。

遠目に見るとふわふわした塊ですが、近寄ってみると2〜3mmの小さなキキョウ科の花が沢山集まっていることが分かります。
雌しべが長いのでふわふわした感じがします。
種小名のカエルレウムは「ブルーの」という意味ですから青系の花が本来のユウギリソウなんですね。

トラケリウム属は小さな属で7種の宿根草が知られているようですが、その中で最もよく育てられているのがこのユウギリソウです。
地中海沿岸が原産で、原産地では岩地の裂け目に咲いている丈夫な植物です。




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2007年8月13日 (月)

早咲きセンニンソウ 
Clematis terniflora

道路際のガードレールにセンニンソウ(仙人草:Clematis terniflora:キンポウゲ科センニンソウ属)が絡んで咲いていました。
そこは、すぐに山が迫っているとはいえ神戸市街地に近い住宅地です。
こんな所でセンニンソウを見つけること自体不思議な気がします。
しかしクリーンデイ(地域の清掃日)の日に抜かれてしまうんでしょうね。

それにしても早く咲くんですね。山のセンニンソウも我が家の斑入りのセンニンソウは蕾も出来ていません。
山のセンニンソウが花をつけたのは、去年は9月半ばでした。
生育条件が悪いと子孫を残そうと頑張るんでしょうか。



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2007年8月10日 (金)

南方のキツネノマゴ 
Asystasia intrusa

夏になると花も少なくなりますが、南方系の花は元気に咲いています。
昨日に続いて、今日も南方生まれのキツネノマゴ科の花です。
アフリカ、インド、東南アジア、太平洋諸島に分布しているアシスタシア・イントルサ(Asystasia
intrusa:キツネノマゴ科アシスタシア属)です。
アシスタシア属は70種ほどあり、ほとんどがアフリカ、熱帯アジアに分布し、一部は北オーストラリアにも見られるそうです。

キツネノマゴ科は学名をアカンサセアエ(Acanthaceae)と言いますが、学名からは典型的な花はアカンサスということになります。
キツネノマゴ科は葉は単葉で対生し、多くの花は上弁と下弁に分かれトランペット状(筒状)をしています。
しかしこのアシスタシアやツンベルギアのように5弁に分かれるタイプもあります。
昨日のエクボリウム・ビリデもよく見ると5裂(上弁2裂、下弁3裂)してしていているようにも見え、両方の特徴を示しています。
そして共通する特徴は、雄しべは上側の花弁の内側に、下向きにくっついていることです。

茎は匍匐して伸び、50cmから1mほどの亜低木です。



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2007年8月 9日 (木)

ターコイズのクロサンドラ 
Ecbolium viride

クロサンドラという名で出回っている花です。
クロサンドラ(Crossandra infundibuliformis)というとオレンジ色の花を重ねるように咲かせますが、これは何と表現していいのか分からない花色をしています。咲き方も違います。
花色をあえて言うならターコイズブルー、あるいは翡翠色と言えばいいのでしょうか。

クロサンドラ「リフレブルー(Refreblue)」という名で品種登録されているようです。
がしかし、園芸業者がクロサンドラの園芸新種と偽り「リフレブルー」という名をつけて品種登録をしたのではないかとという疑惑が浮かんできました。
あるいは品種登録自体が嘘かもしれません。農水省の品種登録リストを調べたのですが、クロサンドラにはそんな名称の品種はありませんでした。

というのはネットで調べていくとクロサンドラではないことが分かったのです。
本当の名前は、エクボリウム・ビリデ(Ecbolium viride:キツネノマゴ科エクボリウム属)と言います。
アフリカ中部原産で、アラビヤやインドにも分布しているようです。

異学名はジャスティシア・ビリデ(Justicia viride)で、キツネノマゴやベロペロネ(コエビソウ)と同じ属に分類されていたこともあるようです。
エクボリウム・ビリデの英名のひとつにグリーン・シュリンプ(Green Shrimp)がありますが、日本語に直すとミドリコエビソウという感じでしょうか。

花は後ろに反り返る細い上弁と3枚に分かれた下弁からできています。
上弁に1本の雌しべと、多分2個の雄しべがついています。
キツネノマゴ科の仲間の花の特徴が出ていますね。
非耐寒性の常緑亜低木のようで、一日花です。



Ecboliumviride1


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2007年7月29日 (日)

白いのに赤花? 
Epilobium pyrricholophum

地上部がなくなって隅の方に置いておいたイチリンソウの鉢に、アカバナ(赤花:Epilobium pyrricholophum:アカバナ科アカバナ属)が勝手に咲いていました。
背丈が30cmほど、ひょろ高くピューと伸びた先に、5mmほどの小さい白い花をつけていました。
写真で拡大すると薄くピンクがかっていますが、肉眼では白です。
よっぽど栄養が悪い用土なのか、1輪ずつしか咲きません。
あまりに小さくて1輪しか咲かないので、咲いていることさえ気がつきませんでした。

花が終わると長さ5cmほどの、茎と見間違うような細い果実が稔ります。
それがはじけると、下の写真のように冠毛を付けた種が飛び出します。
ピリコロフィウム(pyrricholophum)という「赤色の種毛ある」という意味の学名になっているようですが、私には冠毛が白にしか見えません。

アカバナという名は、花が赤いからではなく、秋に葉が赤くなるかららしいですね。



Epilobiumpyrricholophum1


Epilobiumpyrricholophum2

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2007年7月26日 (木)

源平ツリフネソウ? 
mpatiens balfourii

インパチェンス・バルフォウリイ(Impatiens balfourii:ツリフネソウ科ツリフネソウ属)が咲きました。

インパチェンスの仲間で、よく知られているインパチェンス属はアフリカホウセンカですが、これとは大分形が違います。
日本にも鳳仙花やツリフネソウというよく似た植物があります。
それでこの花もハナツリフネソウ(花釣舟草)という和名がついています。
インドからパキスタンの熱帯の高原地方に分布している植物です。
本来多年草だそうですが、日本では1年草で、こぼれ種で増えていきます。

日本の山野草のふりをして「源平ツリフネソウ」という紛らわしい名で、山野草を扱う業者の間で流通しています。
ツリフネソウは距が巻いており、インパチェンス・バルフォウリイは後ろに伸びていますから、明らかに違います。

学名のバルフォウリイは、エディンバラ王立植物園のアイザック・ベイリー・バルフォア(
Sir Isaac Bayley Balfour )教授にちなんでつけられています。英名は バルフォアズ・タッチ・ミー・ノット(バルフォアの鳳仙花:Bulfour's touch me not )です。



Impatiensbalfourii1


Impatiensbalfourii2

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2007年7月20日 (金)

美しい大和撫子 
Dianthus superbus longicalycinus variegata

斑入りのカワラナデシコ (河原撫子:Dianthus superbus v. longicalycinus variegata:ナデシコ科ナデシコ属)が咲きました。

分類上は北海道などに分布する「エゾカワラナデシコ」の変種ですが、カワラナデシコの方が日本各地に広く分布しています。
種小名のスペルビエンス(superbiens)とは 気高い、立派な、美しいという意味です。
日本人が大和撫子と称して大事にする気持ちを表したものだろうと勝手に思っています。
変種名ロンギカリシヌス(longicalycinus)というのは 永い萼の残るという意味です。
写真で分かるように長い筒状の萼に特徴があるということでしょうか。
その萼にも斑が入っています。

春の頃は斑入りの葉は、クリーム色の斑が入って非常に美しいのですが、日差しが強くなるにつれて枯れる部分が出てきます。
斑入りとはいえ日なたが好きなようです。



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2007年7月16日 (月)

ブルーの帽子 
Commelina communis v. hortensis

オオボウシバナ(大帽子花: Commelina communis v. hortensis)が咲きました。
ツユクサに比べると背が高く(1mぐらい)、花の大きさも4cmにもなります。
花弁が大きいだけに重たいのか、その端は垂れてしまって、ツユクサのようにシャキッと開きません。
学名の変種名ホルテンシス(hortensis)は庭で栽培されているという意味です。

アオバナ(青花)と呼ばれて京友禅の下絵用の絵の具に使われたそうです。
なるほど、しおれた花は結構大きくて、絵の具がとれそうです。
子どもが小さければ、これで夏休みの自由研究させるのに。
残念。



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Commelinacommunis6

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2007年7月 9日 (月)

越冬シャトル 
Asclepias curassavica

去年のアスクレピアス・クラサビカ(Asclepias curassavica:カガイモ科アスクレピアス属)が越冬して咲きました。
園芸的には半耐寒性とされていますが、越冬したことがありませんでした。
例年春先にタネを蒔いて、秋に咲いていました。
先の暖冬で、葉は汚くなりましたが、枯れもせずに冬を越しました。
それで今ごろから咲いています。

和名を唐綿(トウワタ)といいますが、ガガイモ科の特徴であるタネにつく綿毛状のものをあらわした名です。



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2007年7月 6日 (金)

グランジェ夫人 
Clematis 'Madam Grange'

梅雨の晴れ間に遅咲き種のクレマチス・マダム・グランジェ(Clematis 'Madam Grange':キンポウゲ科センニンソウ属)が咲き出しました。

マダム・グランジェは、他のクレマチスが散った6月終わりから7月始めに咲き出します。
19世紀にフランス人のグランジェさんによって作出され古いクレマチスです。
最近の驚くようなクレマチスの中にあっては目立つような花ではありませんが、赤みを帯びたベルベットのようなツヤの赤紫色の中輪の花を、次々に咲かせます。



Clematismadamgrange3


Clematismadam_grange


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2007年7月 2日 (月)

梅雨にはツユクサ 
Commelina communis

第一陣のツユクサが咲き出しました。
まず白花のツユクサ(Commelina communis alba:ツユクサ科ツユクサ属)です。
白い花弁を背景に黄色の葯はベストマッチです。
しかし緑の中に白いツユクサはあまり目立ちません。
残念です。

今年もさいた縞の葉っぱのツユクサ(Commelina communis variegata)です。
ほっておいても毎年この時期になると勝手に咲き出します。
そのため粗末に扱ってしまいます。
自分が関わっているにも拘わらず、かわいそうです。
粗末に扱いながら思うのは、縞模様の白い部分が大きいツユクサの見事さです。

私のお薦め露草サイト「ツユクサの庭」です。



Commelinacommunis2_1


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2007年6月26日 (火)

ジャノヒゲの花 
Ophiopogon japonicus

花が開いているジャノヒゲ(蛇の髭:Ophiopogon japonicus:ユリ科)に遭遇しました。
昨年山で見たジャノヒゲは花が開いていませんでした。

先日のリュウノヒゲ「黒竜」ほどきちんと咲いていませんが、こんなふうに咲くのだとわかります。

種小名がジャポニカスとなっていますが、日本を含む東アジアの森林に広く分布しているようです。



Ophiopogonjaponicus1


Ophiopogonjaponicus2

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2007年6月21日 (木)

オオカミの瞳 
Cornus kousa 'Wolf Eyes'

ヤマボオシ「ウルフアイ」(Cornus kousa 'Wolf Eyes':ミズキ科ミズキ属)が今年初めて咲きました。
植えて3年目、1mほどの高さに育った昨年秋に花芽が4つつきました。
植えて4年目の春に咲いたことになります。
夏になると西日が当たる北向きの条件の悪いところに植えているので、なかなか花をつけなかったのだと思います。

花が開く途中で、力が尽き果てたのか、大きく開いたのは1輪だけでした。

花の覆輪はある時期に濃くなりますが、大きく開く頃は、緑色が消えて、白一色の花色になります。



6月20日

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6月5日

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5月31日

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2007年6月19日 (火)

ポツポツオトギリソウ
Hypericum laxum

コケオトギリ(Hypericum laxum:オトギリソウ科オトギリソウ属 あるいは Sarothra laxa:オトギリソウ科ヒメオトギリソウ属)が咲き出しました。
昨年春先、飛び込み種から育ち、夏には花をつけました。

コケオトギリと名がついていますが、コケと呼ぶには背が高く10cm以上あり、地際で少し這ったようになりますが、ほとんど自立しています。
野原や田などの湿ったところに生える、花の径5mmほどのちいさなオトギリソウです。

一日花、それも一定時間しか咲かないので、まともな写真は撮れません。
ほとんどが全開したときには雄蕊は枯れ、子房が膨らんでいます。
ラクサムという種小名は「まばらな」という意味で、ポツポツと咲く花の様子をとらえたものだと思います。

オトギリソウと同じように葉は対生していますが黒い点々はありません。



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Hypericumlaxum2

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2007年6月17日 (日)

大唐米ってどんなお米? 
Sedum oryzifolium

タイトゴメ(大唐米:Sedum uniflorum ssp oryzifolium:ベンケイソウ科マンネングサ属)はコゴメマンネングサ(Sedum uniflorum:ベンケイソウ科マンネングサ属)の地方亜種という扱いです。

コゴメマンネングサは南日本から沖縄に分布(といわれていますが神戸でも野生で育っています)しており、タイトゴメは本州の太平洋岸に分布して、住み分けています。
タイトゴメは細長い葉の形が大唐米(長粒米、外米)に似ているところからこの名がついたそうです。
それではコゴメマンネングサが内地米のような肉厚の丸い葉をしているのかというと、その違いは私にはわかりません。

そんなことはさておき、ちっちゃい葉っぱで地べたを這う姿は私好みです。



タイトゴメ(Sedum uniflorum ssp oryzifolium)

Sedumoryzifolium1


タイトゴメ(Sedum uniflorum ssp oryzifolium)

Sedumoryzifolium2


コゴメマンネングサ(Sedum uniflorum)

Sedumuniflorum1

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2007年6月16日 (土)

ほんとに黄金一色 
Sedum makinoi v aureofolia

オウゴンマルバマンネングサ(Sedum makinoi v aureofolia:ベンケイソウ科マンネングサ属)が咲いているお宅がありました。
オウゴンマルバマンネングサはマルバマンネングサ黄金葉の品種です。

この通り花も葉も黄色で、見事です。
画面全体を黄色く表現してみました。



Sedummakinoi3


Sedummakinoi4

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2007年6月15日 (金)

華麗、クレマチス

クレマチス「ブルー・ビルエッタ」です。
正しいアルファベットの綴り字がわからず、調べている内にお見せするのを忘れていました。
切り戻して2度目が咲き出しました。

ブルー・ビルエッタはディバーシフォリア(Diversifolia group)系のクレマチスで、インテグリフォリア(C. integrifolia)、ビチセラ(C. viticella)アルピナ(C. alpina)マクロペタラ(C. macropeltala)の交配によって作られた種類です。
長期にわたって咲くという特徴があります。

10cmほどの中輪ですが、花びらがねじれ華麗です。
また蕊も半分ブルーで、魅力的です。
半立ち性で、一番花は支え無しで咲きました。



Clematisvioletta1


Clematisvioletta2


Clematisvioletta3_2


Clematisvioletta4

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2007年6月13日 (水)

黄色いハナシノブ 
Polemonium pauciflorum

昨年秋に、ある鉢の中に、播いた覚えも、植えた覚えも無い、知らない草が生えてきました。
冬になっても葉は青々したままで、も枯れませんでした。
葉は密に対生しており、ハナシノブ(ポレモニュウム)ではないかと予想できました。

しかし5月下旬に花茎を立てだし、1週間ほど前から蕾が見えてきました。
2・3日前からその花が黄色であることがわかりました。
ポレモニュウムという予想は、見事に覆りました。

しかし調べてみると、ポレモニュウムはブルーか白の花をつけるのですが、唯一例外的に黄色い花をつける種類がありました。
ポレモニュウム・パウシフロラム(Polemonium pauciflorum:ハナシノブ科ハナシノブ属)です。
裏がかすかに赤みを帯びた黄色いトランペットのような花を俯き加減につけます。
チューブ状の喉の部分が長いせいか、花の印象がブルーのポレモニュウムと全く違っています。
しかし下の画像のように、雄蕊の真ん中から雌蕊が出ていないのはポレモニュウムそのものです。
米国南西部からメキシコにかけて生育しているポレモニュウムです。

ハナシノブの英名は「ヤコブの梯子(Jacob's Ladder)」ですが、ヤコブとは旧約聖書の創世記に登場する族長の名です。
彼は若い頃、父をだまして長子の祝福を得ますが、怒った兄から逃れるために旅に出ます。その途中、後にベテル(神の家という意味)と名付けられたところで野営した時、ヤコブは、天から地に至る梯子を天使が上り下りしている夢を見、子孫が繁栄するという神からの約束を授かります。
夢に出てきた梯子を「ヤコブの梯子」と呼びますが、ポレモニュウムの羽状に全裂した葉がはしごのように見えることから、「ヤコブの梯子」と呼ばれるようになったのでしょう。



Polemoniumpauciflorum3


Polemoniumpauciflorum5_1

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2007年6月12日 (火)

フランネルフラワー
Actinotus helianthi

アクティノタス・ヘリアンチ「フェアリー・ホワイト」(Actinotus helianthi:セリ科アクティノタス属)が花盛りになりました。

オーストラリア東部に分布しており、 シドニーフランネルフラワーと呼ばれています。
アクティノタス属はオーストラリア固有の植物で17〜18種あるとされ、1種がニュージーランドにあるといわれていいます。
今年のフランネルフラワーは花の先に緑色がのっていますが、多くは白(かすかにクリーム色、あるいはオフホワイト)色をしています。

オーストラリアの植物が続々と渡来していますが、この花がセリ科というのが・・・・・オーストラリアの植物は不思議なものが多いですね。
セリ科だとすれば、多分花弁に見えるところは花弁じゃなく萼で、中心部分は小さな花の集まりなんでしょうね。
一番下の蕾の写真を見れば、花びらと思っているところは萼だと納得出来ます。

手触りがふかふかしており、ドライフラワーにも出来るそうです。



Actinotushelianthii1


Actinotushelianthii2


Actinotushelianthii3

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2007年6月10日 (日)

幻の七段花
Hydrangea serrata 'Shichidanka'

江戸時代からあった完全八重のヤマアジサイで、「七段花」と呼ばれていました。
シーボルトの「日本植物記」にも記載されていますが、いつのまにか失われて幻の花になっていたそうです。
1959年に、六甲山で完全八重のヤマアジサイが発見されて、それがシチダンカ(Hydrangea serrata 'Shichidanka')と命名されました。
ですから江戸時代の「七段花」とこのシチダンカは同じものかどうかわかりません。
従って漢字で「七段花」と記載するのは間違っているかもしれません。

シチダンカはブルーの花が多いですが、こんなピンクの濃いものもあります。



Hydrangeaserrata1


Hydrangeaserrata2


Hydrangeaserrata3

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2007年6月 6日 (水)

かわいいペンステモン 
Penstemon digitalis

ペンステモン・ディギタリス(Penstemon digitalis:ゴマノハグサ科ペンステモン属)が今年も花盛りです。
学名はそのままジギタリスのペンステモンという意味で、ジギタリスの雰囲気をもったついたペンステモンを表現しているのでしょう。

アメリカ中央部原産で、花茎は直立し、茎の下の方の大きくなった葉は茎を巻き込みます。
葉っぱは照りのある濃緑色です。
地色は白で、ピンクっぽく見える花がかわいいですね。



Penstemondigitalis3


Penstemondigitalis4


Penstemondigitalis5

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ウンランとつくんでしょうね 
Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Sky

以前見たような花とお思いでしょう。
ツタバウンラン(シンバラリア・ムラリス:Cymbalaria muralis)とよく似ていますが、違います。
カエノリナム・オリガニフォリウム「サマースカイ」(Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies' :ゴマノハグサ科カエノリヌム属)です。
ヨーロッパ南西部原産の、グランドカバー向きの丈夫な植物です。

這い性が強いのですが、途中から立ち上がってその先に花をつけます。背丈はせいぜい20cmほどです。
花はツタバウンランに似ていて、距もあります。
種小名のオリガニフォリウムは「オレガノ(Origanum vulgare)に似た葉の」という意味で、裏が紫色の小さい丸い葉を指しています。
英名は小さいキンギョソウ(Dwarf Snapdragon)です。

名前が長ったらしいので普及しないんでしょうね。ハイウンラン(這い海蘭)なんていう和名はどうでしょう。



Chaenorrhinumoriganifolium1


Chaenorrhinumoriganifolium2


Chaenorrhinumoriganifolium3

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2007年6月 3日 (日)

フウセン 
Nigella damascena 'Persian Jewels'

その特徴からよく知られているニゲラ 「ペルシャン ジュエル」(黒種草:Nigella damascena 'Persian Jewels':キンポウゲ科クロタネソウ属)です。
久しぶりに育ててみました。
以前はもっと深みのある色をしていたような気がするのですが・・・・・・
25年ほど前初めて育てた時に、その深みのあるブルーに圧倒された記憶があります。
我が国ではタネで出回っているのはペルシャン ジュエルしかないはずなんですが。

学名のダマスセンスは「ダマスカスの」という意味で、新約聖書によく登場するシリアの町のことです。
この学名にかかわらず、南ヨーロッパから、北アフリカ、中近東に広く分布しているようです。
画像に見えるようにレースのような包葉に包まれています。
キンポウゲ科の常で、花弁のように見えるのは萼片です。
花弁は退化して小さな密腺となり、2裂した鉤状で、雄蕊の根元にあります。



Nigelladamascena1


Nigelladamascena2


Nigelladamascena3_1

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2007年6月 2日 (土)

伊吹山のタイム 
Thymus serpyllum quinquecostatus

こんな可愛い花が咲いたのを、ご覧いただくのを忘れていました。
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草:Thymus serpyllum subsp. quinquecostatus:シソ科イブキジャコウソウ属)です。
5月の上旬に咲きました。

草とついていますが、草ではなく木本で、地を這うように広がります。
背丈は10cmまでのとってもちっちゃな木です。
伊吹山によく見られ、いい香りがするのでこの名がついています。

この仲間は、学名をティムスといいますが、一般にはタイムと呼ばれています。
ご存じタイムはハーブで、英国では多くの品種が作出されています。
下の写真はハーブのコモンタイム(Common thyme:Thymus vulgaris:シソ科タチジャコウソウ属)で、普通は白花ですが、これはピンクの花を咲かせる種類です。 
これもイブキジャコウソウと同じ時期に咲いていました。
とても小さくて、素朴な可愛い花です。



Thymusserpyllum1


Thymusserpyllum2


Thymusvulgris1_1

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2007年6月 1日 (金)

甘茶でカッポレ
Hydrangea macrophylla var.thunbergii

アマチャ(甘茶:Hydrangea macrophylla var.thunbergii:ユキノシタ科アジサイ属)が咲き出しました。
装飾花は淡紫色から淡紅色に変化します。1本に色々な色の花をつけているように見えます。
我が家では、アオキと並んで最も陽当たりの悪いところに植えていますが、毎年花をつけます。

ところで私にはガクアジサイ(ヤマアジサイ)と区別がつきませんが、アマチャと信じて育てています(私の周りはそんな植物ばかりですが・・・)。
区別をつけるためには、お茶のように、発酵させてから、乾かして、煎じてみて甘いかどうか、味をみるしかないようです。

で、「甘茶でカッポレ」って、どういう意味なんでしょうね?
甘茶を飲でカッポレを踊ったら、どうかなったという故事でもあるのでしょうか・・・・・



Hydrangeamacrophylla1


Hydrangeamacrophylla2

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2007年5月23日 (水)

紫の虎 
Rosa 'Purple Tiger'

パープルタイガー(Purple Tiger)という名のフロリバンダ系のバラです。
バラは数本しか育てていないのですがその貴重な一つです。

紫の絞り模様というだけで派手ですが、この個体は白い色がほとんどはいっておらず、暗い紫が入っているので、むしろ落ち着いた印象です。
切り花品種ということですが、これはあまり枝を伸ばさず、中輪の花を沢山つけてくれます。
四季咲き性が強いのか、1年中咲いているようです。



Purpletiger1


Purpletiger2_1

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2007年5月21日 (月)

チョコレート色の帽子 
Corydalis magadanica

コリダリス・マガダニカ(Corydalis magadanica:ケシ科エンゴサク属)が咲きました。
2種類咲いていて、ひとつは普通種(写真1枚目)、もう一つは斑入種(2枚目)です。

コリダリス・マガダニカは、シベリヤに咲くコリダリスという以外詳しいことはわかりません。
球根性のコリダリスという説もあります。
まだ確かめていませんが、真偽は株分けの時にわかるでしょう。

普通種は、私が今年の2月にタネを播いたものですが、今年咲くとは思っていませんでした。

斑入種の方は、種を蒔いていません。
昨年春に綺麗な斑の入った双葉が出て、1年経ってこの通り咲きました。
本葉が出た頃から、淡い青緑色の葉色と、柔らかな葉の感じからコリダリスとわかっていましたが、種類までは予想できませんでした。
夏の日向(もちろん寒冷紗をかけていますが)にも葉焼けせず、丈夫なものでした。
もちろん冬の寒い中でも葉は枯れませんでした。

花をつけてコリダリス・マガダニカということがわかりました。
莢にも斑が入っています。
それにしてもタネはどこから飛んできたんでしょうか。

鮫のような花がおもしろいですね。



Corydalismagadanica1


Corydalismagadanica2_1


Corydalismagadanica3


Corydalismagadanica4

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2007年5月20日 (日)

ブルーの星 
Gentiana squarrosa

芝生の中に、ニワゼキショウに混じって明るい空色の花が咲いていました。
目を近づけて仰天しました。
町の公園にこんなものが咲いているとは夢にも思いませんでした。
コケリンドウ(Gentiana squarrosa:リンドウ科リンドウ属)でした。
この辺は田舎なんでしょうか。

背丈は芝生(高麗芝)から花が出ているぐらいです。
花はニワゼキショウより小さい、1cmほどのかわいいリンドウです。



Gentianasquarrosa1


Gentianasquarrosa2_2

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白いカルミヤ 
 Kalmia latifolia

白いカルミア(Kalmia latifolia:ツツジ科カルミア属)が咲きました。
これは「スティールウッド(Steelwood)」という園芸種です。
アメリカ東部原産で、米国コネチカット州とペンシルベニヤ州の州花になっていほどポピュラーな植物のようで、園芸種もたくさん作出されています。

雄蕊は、ニッチに納まる花瓶のように、花弁のくぼみにはまっています。
きっと昆虫が入ってきた時に、しなった蕊に引っかかるようになっているんでしょう。
蕊がはじけて花粉を昆虫にぶっつけ、受粉をし易くしているんでしょうね。

拡大してみて発見したんですが、雌しべのあるところ(たぶん子房)がこんなふうに毛が生えています。
蕾は畝が縦に走り、金平糖のようです。



Kalmialatifolia3_1


Kalmialatifolia4


Kalmialatifolia5

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2007年5月18日 (金)

姫姫月見草 
Oenothera minima variegata

斑入りのオエノテラ・ミニマ(Oenothera minima variegata:アカバナ科マツヨイグ