2009年9月23日 (水)

今頃オダマキ 
Aquilegia 'Momohime'

狂い咲きでしょうか、返り咲きでしょうか、オダマキ「桃姫」:Aquilegia 'Momohime':キンポウゲ科オダマキ属)が一輪咲きました。

このオダマキは今年の3月ごろ園芸店に沢山並べられているものの中に、距がないものがあり、興味半分で購入したオダマキです。
興味半分というのは、このオダマキ以外は距のある風鈴オダマキ、先祖返りした距付き風鈴オダマキ(乙女風鈴オダマキ)だろうと思ったからです。
種を取って、次の世代はどんなオダマキが咲くか試して見ようと考えています。

メキシコ産のオダマキ、アクイレギア・スキネリ(Aquilegia skinnerii)のような、いつでも花芽が出来る品種は、夏中咲いていることもありますが、多くのオダマキは春しか咲きません。
ですから狂い咲きにせよ秋口に咲くのは珍しいことです。

このオダマキの詳細は不明ですが、たぶん最初に書いたとおり、先祖返りした距付き風鈴オダマキ(乙女風鈴オダマキ)だと思います。


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2009年6月16日 (火)

チャップリンさんのオダマキ 
Aquilegia chaplinei

アクイレギア・チャップリネイ(Aquilegia chaplinei:キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

昨年秋に久しぶりにアクイレギア・チャップリネイのタネを蒔きました。この春は花を見ることはないかと思いましたが、2株が花茎を上げました。

アクイレギア・チャップリネイは米国テキサス州西部のグアダルーペ山脈(Guadalupe Mountains)から隣接するニューメキシコ州に自生しているオダマキです。
その地域に広く分布するアクイレギア・クリサンタの矮性変種と考えられ、かっては Aquilegia chrysantha v. chalinei と分類されていました。テキサスではどういうわけかメキシコ・チワワ砂漠の花と考えられているそうです。

オダマキの仲間は寒さに当たらないと花芽ができないといわれていますが、こういう暑い地方に自生するオダマキは寒さに当たらなくても花芽ができるのかもしれません。それで秋に蒔いたタネでも花をつけたんですね。

クリサンタより花は小さいですが、花の径に比較して距はチャップリネイの方が長いような気がします。
葉は緑青色で、シダのように細く切れ目が入っています。
このようなお茶目な姿が一番のお気に入りです。

種小名のチャップリネイは米国の牧草研究者で、1916年にシッティングブル滝(Sitting Bull Falls;ニューメキシコ州の雄大な滝)の近くでこの植物を発見したW. R. Chaplineさんに因みます。


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2009年6月15日 (月)

八重樺太オダマキの謎 
Aquilegia vulgaris v. plena

絵は消えてしまい何とか「八重カラフトオダマキ」と読める絵ラベルの苗を、早春3月に園芸店で見つけ、買ってみました。3年ほど経ったような苗でした。

咲いたのがこれです。
多分アクイレギア・ブルガリスの距のない八重品種(Aquilegia vulgaris v. plena:キンポウゲ科オダマキ属)です。
背は30cmほどですが、花は2cmほどの小さな花です。花色は白からピンクまであるようです。

私がよく通販で利用する(最近は北海道に行った時には必ず立ち寄ります)アルムさんオダマキのページには学名が「アクィレギア・クレマスツム・プレナ」となっていて「(流通名・白花八重咲カラフトオダマキ)距の無い白八重の花で観賞価値が高い。ただし樺太産ではなく欧州産の品種。」と説明されています。

しかしアルファベット表記すれば Aquilegia clemastum v. plena となるであろう学名は頂けません。この表記では属名が女性形、種小名が男性形で、ここですでに間違っています。
たぶんクレマチス咲きのオダマキ Aquilegia clematiflora の間違いではないかと思います。

しかしこの学名のものより、ノラバーロウの小型のような、つまり花びらの厚い感じで、ノラバーロウほど端正に整って花弁が連ならない点から、一般的な西洋オダマキ(アクイレギア・ブルガリス)の八重咲き小型品種( Aquilegia vulgaris v. plena )だと思います。

樺太のオダマキにはこんなものもありました


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2009年6月 3日 (水)

絶妙、ピレネーオダマキ 
Aquilegia pyrenaica

やっとアクイレギア・ピレナイカ(Aquilegia pyrenaica:キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

アクイレギア・ピレナイカはヨーロッパのピレネー山脈やスペイン北東部に自生しているオダマキです。

5月の半ばから花茎を伸ばし始め、15cmに満たない高さで、横向きに3〜4cmの花をつけます。
花には微毛が生えているのでざらざら感がありますが、美しいブルーです。
距の延び方が、延びきらず、曲がり過ぎずで、絶妙です。

花に比べると小さい葉が密につきます。これも好ましい特徴です。


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2009年5月23日 (土)

黄色いランタンオダマキ 
Aquilegia canadensis 'Corbett'

アクイレギア・カナデンシス「コルベット」(Aquilegia canadensis 'Corbett':キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

以前ご覧いただいたアクイレギア・カナデンシスの黄花種です。

発見したメリーランド州モンクトン、ブルーモント・ナーセリーのリチャード・シモンさんが、近くのコルベットという小さな町にちなんで名付けたそうです。ですから園芸種ではなく原種ということになります。
全体から赤い色素が抜けてしまった突然変異種のようで、葉も明るいグリーンです。


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2009年5月10日 (日)

雑草の中にオダマキ 
Aquilegia x clematiflora

空き地の雑草の中に、ひっそりと咲いている、こんな西洋オダマキを見つけました。

実は昨年見つけたのですが、時期が遅かったせいか、あまりにボロボロだったのでブログにアップしませんでした。今年はどうだろうと思って見に行ったら、この通り同じ場所にきれいに咲いていました。

多分アクイレギア・クレマチフロラ(Aquilegia x clematiflora)だろうと思います。
クレマチフロラはヨーロッパのオダマキ、俗称ではなく本当のセイヨウオダマキ(Aquilegia vulgaris)の八重咲きの中でも距がない品種(クレマチス咲き)をいいます。
クレマチス咲きといってもクレマチスほど大きくはなく、径4cmほどの大きさです。
最近出回った品種なら「クレメンタイン」(Aquilegia 'Clementine')の可能性が大です。

果実が稔ったらもらって蒔こうと思います。


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昨年の様子。2008年4月28日撮影

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2009年5月 6日 (水)

カリメロ坊やのオダマキ 
Aquilegia buergeriana 'Calimero'

アクイレギア・ブエルゲリアナ「カリメロ」(Aquilegia buergeriana 'Calimero':キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

ヤマオダマキに比べると萼片の紫褐色が濃く、花弁の黄色が鮮やかです。

アクイレギア・ブエルゲリアナは北海道を除く山地の林縁や草原に自生しているヤマオダマキです。
「カリメロ」は、独イェリト・ペネリアル・シード(Jelitto Staudensamen) 社から2000年に発表された品種です。

カリメロとは日本でもおなじみの、卵の殻をかぶった黒いヒヨコからとったものです。ヒヨコのカリメロがこのオダマキとどのような関係があるのか、いろいろ調べてみましたがわかりません。


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2009年4月28日 (火)

カナダオダマキ3種 
Aquilegia canadensis

アクイレギア・カナデンシス(カナダオダマキ:Aquilegia canadensis:キンポウゲ科オダマキ属)が3種咲きそろいました。

アクイレギア・カナデンシスは北米に分布するオダマキで、花冠の先が黄色で、全体がオレンジ(スカーレット)色の花をうつむきにつけます。
アクイレギア・カナデンシスが園芸種の親になっているのは次々花をつけるからだろうと思います。
野生種のオダマキは夏前に発芽したものしか花をつけないと言われ、普通はある程度の大きさになって寒さに当たらなければ、花芽ができないといわれています。
カナデンシスはその時期がないのではないかと思えるぐらい若い苗でも花をつけ、肥料を切らさなければ次々と蕾を上げてきます。


これは「ナナ(Aquilegia canadensis 'Nana')」という矮性選別種で、背丈15cmほどカナデンシスです。
咲き始めは背丈10cm以下ですが、普通種と同じぐらいの花をつけます。

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アクイレギア・カナデンシス「グリーン・バンク」(Aquilegia canadensis 'Green Bank':キンポウゲ科オダマキ属)です。
これも15〜20cmの小型のカナデンシス、交配種というよりたぶん選別種であろうと思いますが、で、花色が紺がかっているような赤色の花色をしています。
グリーン・バンクとありますから緑がかっているほうが正しいのかもしれません。
普通種は鮮やかな朱色ですが、これは濁った朱色です。

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アクイレギア・カナデンシス「ピンク・ランタン」(Aquilegia canadensis 'Pink Lanterns':キンポウゲ科オダマキ属)です。
花冠の先は黄色ですが、花全体はピンク色です。普通種と同じかやや低い背丈です。
ピンク・ランタンは米国カンサス州ヘストン・カレッジ(Hesston College)のプレイン・ディック樹木園(Dyck Arboretum of the Plains)で発見され、独イェリト・ペネリアル・シード(Jelitto Staudensamen)が2007年から扱いだした新品種です。

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2009年4月19日 (日)

ちび助ミヤマオダマキ 
Aquilegia flabellata v. pumila

非常に背丈の低いミヤマオダマキ(深山苧環:Aquilegia flabellata v. pumila:キンポウゲ科オダマキ属)が咲いています。

何年も前にミヤマオダマキを育てたことはあるのですが、1〜2年おきに、思い出したように出現します。
地面に張り付くように葉を展開していますので、葉の背丈は2cmもありません。
花茎の長さがどれぐらいか見えないぐらい、葉をかき分けて花が開いていますので、花のてっぺんを含めた高さも5cmはありません。
種をつけるようになっても10cmには届きません。
産地名のあるミヤマオダマキなのでしょうが、詳しくはわかりません。


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2009年4月17日 (金)

アルプスのオダマキ 
Aquilegia alpina

こぼれ種から育ったアクイレギア・アルピナ(Aquilegia alpina:キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

南西スイスから北西イタリアにかけてのヨーロッパアルプスに咲く高山性のオダマキです。

最近の猛暑で、夏には枯れてしまいます。しかし幼苗は意外と夏に強く、夏を越しますので、1年おきに育って花をつけています。

毎年背丈が伸びているような気がします。10年ぐらい前は20cmほどでシーズン最初の花が咲いたのですが、今年は背丈は50cmほどです。
背丈が高くなるにつれ花も大きく、たくましくなっているような気がします。
径5cmほどの濃い紫の花をつけています。


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