2009年6月 2日 (火)

やっと咲いた「さくらさくら」 
Primula acaulis 'Sakura Sakura'

プリムラ・アコーリス「さくらさくら」(Primula acaulis 'Sakura Sakura')がやっと咲きました。

昨年苗を購入して、そのタネを採取し、涼しくなった秋の10月頃に蒔きました。
昨年は残暑が厳しく、なかなか涼しくならなかったので、蒔く時期が遅れてしまったのです。
発芽はスムーズにいったのですが、成長が遅く、咲かないまま枯れれてしまうのかなと思っていたら、5月に入ってから蕾を出し始め、5月の後半に1輪開きました。

咲き始めは淡いピンクだったものが徐々に色が濃くなり、2輪目が咲く頃はこのように濃くなりました。

昨年の親株は夏に枯れてしまいました。この「さくらさくら」は今春は園芸店で見つけることができなかったので、あのかわいい姿を見ることができないかとあきらめていたのですが、今年も再会できてよかった。


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2009年5月11日 (月)

優しい色のクリンソウ 
Primula japonica 'Apple blossom'

クリンソウ「アップルブロッサム」(九輪草:Primula japonica 'Apple blossom':サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

クリンソウは種小名の通り日本原産の大型のサクラソウです。
花を車輪状につけ、それが数段に重なって咲くので、外国ではカンデラブラ(Candelabra:燭台)プリムローズと呼ばれます。
咲き進むにつれ背が高くなり自生地では50〜90cmになります。しかし鉢植えですと30cmほどです。

「アップルブロッサム」は中心に濃いピンクの目が入るピンクがかった白い花をつけます。
大きいけれど優しい感じのサクラソウです。


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2009年4月26日 (日)

キャベツで例えるプリムラ 
Primula polyanthus 'Francisca'

今年2月に咲き出したプリムラ・ポリアンサス「フランシスカ」(Primula polyanthus 'Francisca' : サクラソウ科サクラソウ属)が真っ盛りです。

はじめの頃に咲いた花の花びらは、キャベツのように厚くなっています。
一番下は開き始めた花ですが、まだレタスのように薄い花びらです。
花の印象をキャベツやレタスで例えられるのはこの花ぐらいでしょうね。

華麗さはなく、質実で長持ちする花です。


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2009年4月21日 (火)

華麗なプリムラ ホワイト・リンダ・ポープ
Primula 'White Linda Pope'

ヨーロピアンプリムラとのプリムラ「ホワイト・リンダ・ポープ」(Primula 'White Linda Pope'サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

その名の由来はこちらをご覧いただくとして、ホワイト・リンダ・ポープは約3cmほどの白い花をつけますが、中心部には黄色みを帯びた淡いグリーンの目があり、そこに白い粉(フェリナ)を吹きます。

葉にも特徴があって、葉の裏側が肺緑色をしています。花の時期になると葉がねじれて、絶妙な表側とのコントラストを織りなします。

その華麗さの見とれてしまいます。


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2009年4月 9日 (木)

八重のレースド・プリムラ 
Primula 'Elizabeth Killelay'

プリムラ「エリザベス・キルレイ」(Primula 'Elizabeth Killelay':サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

「エリザベス・キルレイ」はレースド・プリムラの八重咲き種です。
イギリスのヘーゼル・ボルトン(Hazel Bolton)さんが偶然自宅の庭で見つけ、7歳のお孫さんの名をつけたといわれています。

覆輪の部分をよく見ると白い色をしていますからプリムラ「シルバーレース」の八重咲き種と考えればいいのでしょうか。
花の大きさはレースド・プリムラに比べると一回り大きいので、大きさに関してはプリムラ・ブルガリスの血を引いているようです。

花の色も焦げ茶というよりも濃いワイン色、ボルドー色をしています。
ですからかわいい女の子という感じではなく、すましたレディという印象ですね。


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2009年4月 5日 (日)

金と銀のレースドプリムラ 
Primula 'Gold Lace' & 'Silver Lace'

プリムラ「ゴールドレース」(Primula 'Gold Lace')とプリムラ「シルバーレース」(Primula 'Silver Lace')が咲きそろいました。
花びらが濃い茶色で白や黄色の厚めの覆輪が入ったプリムラ・ポリアンサスをレースド・プリムラ(Laced primula)と呼びます。

最近では赤い花弁に白い覆輪のレースド・プリムラも流通しています。
このようなプリムラは英国において18世紀に生み出され、好まれて今に続いています。

今から30年近く前、このプリムラ「ゴールドレース」がタキイの絵袋で売り出されていたことがありました。
購入してタネを蒔きましたが、なにが悪かったのか(私の技術が低かったのでしょう)発芽しませんでした。
それから一度も実物を見ることなく過ごしていましたが、再び10年ほど前に種子を手に入れ、やっと育てることができたという思い出の花です。


覆輪が黄色い「ゴールドレース」です。

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覆輪が白い「シルバーレース」です

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2009年3月31日 (火)

ディープ・ブルーのプリムラ 
Primula acaulis 'BarnHaven Blues'

昨年は咲かずにうまく夏越ししたプリムラ・アコーリス「バーンヘイブン・ブルー」(Primula acaulis 'BarnHaven Blues':サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

昨年の花と違って、紫がかった濃いブルーで白い覆輪が入っています。
これがバーンヘイブン・ナーセリがその名を冠したブルーかも知れません。
プリムラはほとんどの色があってブルーも普通にありますが、このプリムラの花色はなかなか趣のある色です。


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2009年3月30日 (月)

純白のヨーロッパプリムラ 
Primura x loiseuri 'Air Mist'

プリムラ「ロイセウム エアーミスト」(Primura x loiseuri 'Air Mist':サクラソウ科サクラソウ属)が満開です。

プリムラ・ロイセウムはプリムラ・アリオニィの白花(Primula allionii alba)とプリムラ・アウリクラ「ブレアーサイド」(Primula auricula 'Blairside')との交配種で、1980年代にイギリスのピーター・リスター(Peter Lister)さんによって生み出されました。

プリムラ・アリオニィは白い目をした濃いピンクの大きな花をつけますが、エアーミストも同じように3cmほどの大きな花で、灰緑色の葉をしています。
「ロイセウム」はプリムラ・アリオニィとプリムラ・アウリクラの交配種を示す種名で、「エアーミスト」が品種名です。

今は枯れてしまってありませんが、こんなヨーロッパプリムラも咲いていました。
そういえばこんなのあんなのもありました。
野生種ならこんなのも、あんなのも・・・・・でも夏の猛暑で枯れてしまいました。


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2009年3月21日 (土)

春の足音 マルギナータとパボニナ 
Purimura marginata & Anemone pavonina

プリムラ・マルギナタ(マルギナータ)(Purimura marginata:サクラソウ科サクラソウ属)とアネモネ・パボニナ(Anemone pavonina:キンポウゲ科イチリンソウ属)が咲きました。

この2つは私にとって一番春の妖精のイメージのする花です。
蕾が大きくなっていくにつれわくわくしてきます。
 
プリムラ・マルギナータはフランス-イタリア国境から地中海に至るアルプス(沿海アルプス、マリティーム・アルプス)とヨーロッパ・アルプス西部(コティアン・アルプス)の石灰岩層の日陰に自生しています。

マルギナータは育てやすく、その愛らしさから多くの園芸種が作出されています。
花や葉に白い粉(ファリナ)を吹きますが、そばかすのようで、この花をいっそう可愛らしくしています。

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アネモネ・パボニナはフランスからトルコまでの地中海沿岸に分布し、地中海沿岸に広く分布するアネモネ・コロナリアなどと共に園芸種が作られています。

パボニナは堅い葉っぱが少し開いた頃に、大きな蕾が現れます。
ヨーロッパでは、パボニナを初めとするアネモネは冬枯の原野で、突然花が咲き出しますので、再生の象徴としてとらえられています。
それが時期的にイースター(復活祭)と重なるので、野ウサギ(イースターバニー)やヒヨコ(イースターエッグ)と並んで、イースターを連想させるものとなっています。
今年のイースターはいつもより遅く4月12日ですので、イメージ的には早咲きです。

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2009年3月16日 (月)

ちいさなサクラソウ 
Primula sorachiana

小さなサクラソウが咲きました。
ソラチコザクラ(空知小桜:Primula sorachiana:サクラソウ科サクラソウ属)です。

昨年咲いて、夏越ししたにも関わらず、枯れてしまったサマニユキワリと同じユキワリソウ節に属する種類なのでよく似ています。

夕張山地東側の蛇紋岩地域(空知川、日高地方北部の沙流川や新冠川沿い)に生える多年草です。
5cmに満たない花茎を出し、花弁の先は幅広く裂け、Y字型になっています。
根元から出るへら形の葉は長さ2cmほどで、見るからに柔らかそうです。

これまでにないちっちゃなプリムラですので、暑くなると真っ先に枯れてしまうんでしょうね。


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2009年2月25日 (水)

プリムラの変な咲き方 
Primura 'Dawn Ansell' & 'Francisca'

昨年の暑い夏を耐えた抜いたプリムラが咲き出しましたが、本格的な咲き方と違っています。
こんな感じで咲き出しました。
春の足音が聞こえてきます。

これはジャック・イン・ザ・グリーン(葉のような萼を持った)タイプの八重咲き種プリムラ・ブルガリス「ダウン・アンセル」(Primula vulgaris plena 'Dawn Ansell': サクラソウ科サクラソウ属 )です。
花はちっちゃくて、その代わり葉っぱのような額が威張っています。
シーズンにはあんなに落ち着いた花になるのに、きっとまだ暖かさが足りないんでしょうね。

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プリムラ・ポリアンサス「フランシスカ」(Primula polyanthus 'Francisca' : サクラソウ科サクラソウ属)は八重咲きのように咲いています。咲いていると言っても葉っぱのようにしか見えません。
もっと暖かくなってから咲く花は、グリーンとはいえ、花らしい感じがします。
少し黄色く色づいているとはいえ、これでは葉っぱです。
しかし横から見ると花茎を立てて咲いているので、花に間違いありません。

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2009年2月12日 (木)

八重のプリムラ・マラコイデス 
Primula malacoides

ホームセンターで安売りされていたプリムラ・マラコイデス(Primula malacoides:サクラソウ科サクラソウ属)の中に半八重咲きのものを見つけました。

プリムラ・マラコイデスは咲き始めに八重っぽく、咲き進むうちに、肥料が切れて普通咲きになるものが多いですが、これもそのうち一重になるでしょう。
花は大きめの濃いピンクで、それが吹き墨風に周辺部に行くほど薄くなっていきます。
花色の印象もいいのですが、変わり咲き好きとしてはやはり買ってしまいました。

マラコイデスは寒さには強いのですが、暑さには弱く、用土を工夫しても夏越しができません。
タネを取りたいと思いますが、タネができる前に枯れてしまいます。そういう意味で,種まき趣味の私としては興味の薄いプリムラです。


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2008年12月30日 (火)

ジャック・イン・ザ・グリーン、みーつけた 
Primula 'Julian' fls. 'Jack in the Green'

今年もプリムラ「ジュリアン」(Primula 'Julian':サクラソウ科サクラソウ属)の「ジャック・イン・ザ・グリーン(Jack-in-the-Green)」咲きを見つけました。

咲き始めの頃園芸店に並んでいるプリムラ「ジュリアン」をつぶさに探すと結構見つかります
萼が葉っぱ状になって、まるでマフラーをしているような咲き方をするプリムラを「ジャック・イン・ザ・グリーン」と呼びます。
プリムラ・ポリアンサス(Primula polyanthus)には、この特徴を持つものが18世紀から知られています。
今日、ジュリアンのように大量生産される品種には、そのような突然変異のものが出やすいのでしょう。

一番下の写真のように葉っぱからいたずら坊主が顔を覗かせています。まさに葉っぱに包まれたジャックです。

なおこのジュリアンの品種は超バラ咲き「キャンディマジック」といい、花色が咲き始めが黄色、それからピンクに変わっていくチャーミングな品種です。


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2008年5月 7日 (水)

緑の花 
Primula polyanthus 'Francisca'

3年目になるプリムラ・ポリアンサス「フランシスカ」(Primula polyanthus 'Francisca' : サクラソウ科サクラソウ属)が咲誇っています。

「フランシスカ」は、発見者のフランシスカ・ダーツ(Francisca Darts)さんの名です。
ポリアンサスとはこんなに大きかったんだと思うような大柄なポリアンサスで、花びらの縁は波打っていて、明るい(蛍光色っぽい)黄色い目(花の中心)が目立ちます。
しかし緑の中に混ざってしまうと目立たなくなります。花壇には不向きでしょうね。

今年は葉っぱのプリムラ、プリムラ「グリーンレース」(Primula 'Green Lace')は消えてしまい、緑の花を咲かせるのは「フランシスカ」だけです。



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2008年5月 4日 (日)

ダブルのプリムラいろいろ 
Primula vulgaris plena

エリザベス王朝時代にはすでに八重のプリムラが作られていたと言われていますが、その末裔が咲きそろいました。これらの八重咲きプリムラはオールドファッション・プリムローズと呼ばれていますが、新しく交配されたプリムラにはないもの、たとえば夏越ができる、を持っています。

一番遅くに咲いたのが「コーポラル・バクスター(Primula vulgaris plena 'Corporal Baxter')」です。
落ち着いた暗紅色で、まるでバラのように見えます。
この花が咲き出すまで他の花のアップを待っていましたので遅くなりました。
「コーポラル・バクスター」が咲き始めたのは1週間ほど前ですが、「フレックルズ」は3月半ばに咲き出しました。「ダウン・アンセル」はその中間で、4月上旬に咲き出しました。

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「ダウン・アンセル(Primula vulgaris plena 'Dawn Ansell' )」はジャック・イン・ザ・グリーン(葉のような萼を持った)タイプの八重咲きです。まさにオールドファッション・プリムローズの極みです。
白の八重で一見地味ですが、明るいグリーンをバックに白い花弁が鮮やかです。


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「フレックルズ(Primula vulgaris plena 'Freckle ')」は昨年もご覧頂きましたが、暗紅色に白い点が不規則に入ります。蕾の時は黒いと表現した方がぴったりの色です。
光の関係で上の「コーポラル・バクスター」より明るい赤に写っていますが、こちらの方が暗い赤です。

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2008年4月28日 (月)

チベットの桜草 
Primula tibetica

チベットの美しいサクラソウ、プリムラ・チベチカ(Primula tibetica:サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

チベットの南部や西部からインド・シッキムやブータン西部にかけての高地に自生しています。

高山の小川のそばの湿った草原で見られるようですが、3000〜6000mの氷河や雪解けの水が豊富なツンドラの砂礫地にも自生しているということです。プリムラの中では一番高いところが好きなようです。
最初に1915年、ブータンで発見されましたが、その後幻の花となっていたのですが、1981年にチョモランマ(エベレスト)の標高5500mのチョモランマ登山のベースキャンプ近くで再発見されたというエピソードのあるプリムラです。

鋸歯のない楕円形の葉をつけます。寒いところの花なのに、葉が展開しだす時期(4月中旬)が遅く、そのため花の時期というのに葉は花ほどの大きさしかありません(真ん中の写真)。
標高によって花茎の長さが変わり、標高の高いところでは地面の上にこんもりと半球状に花を咲かせます。
1.5cm〜2cmの黄色い目を持つ明るい赤紫から藤色の花をつけます。



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2008年4月27日 (日)

ゴールドレースいろいろ 
Gold Laced primurose

レースタイプ・ポリアンサ(Laced Poryantha, Primula poryanthus Laced Strain:サクラソウ科サクラソウ属)が咲いてしまったのに気がつきました。

18世紀のプリムラで、現代のプリムラに比べると花が小さく人気がないようです。黄色の覆輪と焦げ茶色の花びらの組み合わせがかわいいと思うのですが、いつも行く園芸店では売れ残ります。寄せ植えやガーデニングのポイントになるプリムラだと思うのですが。
さすがは18世紀のプリムラです。夏越しはそんなに難しくありません。結構丈夫に次の春に咲いてくれます。


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雌しべが花弁化しています。八重が咲くかと期待したのですが、後で咲いた花は全て普通でした。


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右端の花を見てください。他の花よりウエストが太いと思いませんか。メタボリックは花にも起こっているようです。
花びらも10枚近くあります。
これは一つの花が合体したようで、花後に種が2つに分かれてついていました。


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春になったのにマフラーを巻いているのはプリムラ「ゴールドレース・グリーン・ラッフ」(Primula 'Gold Lace Green Raff')です。
少々デコラティブな感じはしないではないですが、明るいグリーンがバックにあって、花の色がさえます。


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プリムラ・ゴールドレースと暗紅色の八重のプリムラ・ブルガリスとの自然交配種と言われているプリムラ「エリザベス キルレイ」(Primula 'Elizabeth Killelay')です。
イギリスのヘーゼル・ボルトン(Hazel Bolton)さんが偶然自宅の庭で見つけ、それに7歳のお孫さんの名をつけたというプリムラです。


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2008年4月23日 (水)

カウチン・プリムローズ 
Primula X polyanthus 'Venetian Cowichan'

バーンヘイブン社のプリムラ、ポリアンサス「ベネチアン・カウチン」(Primula X polyanthus 'Venetian Cowichan')です。

以前から咲いていたんですが、雨に当たってきれいな時がありませんでした。いよいよ花も最後かなという感じになってきたのでアップします。

カウチンプリムラはポリアンサスの中心の黄色い目が目立たない(ほとんどない)品種を指します。
カウチンとは、セーターで有名なカナダの西海岸バンクーバー島にあるカウチン湖を指します。
カウチンポリアンサスはカウチン湖近くの庭で偶然見つかったポリアンサスです。
それを
花は青、赤、黄色がありますが、いずれの色もベルベットのような光沢を持っています。
真ん中の写真のように、日向に出した方が、ベルベットの質感がよく出ます。
葉は茶色っぽい濃いグリーン色をしていて、堅そうな感じがします。

バーンヘイブン・プリムローズについては以前も書きましたが、米国オレゴン州のバーンヘイブン(Barnhaven)でフローレンス・ベリーズ(Florence Bellis :1906-1987)さんに育種されたプリムラの系統をいいます。
彼女が亡くなった 後、種子を引き継いだ人たちによって現在はフランスで育種されています。



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2008年4月20日 (日)

絶品プリムラ 
Primula 'White Linda Pope'

ヨーロピアンプリムラと呼ばれている園芸種のプリムラ「ホワイト・リンダ・ポープ」(Primula 'White Linda Pope')が咲きました。

プリムラの育種家として著名なジョン・ポープ(John Pope)さんが完成させた花で、当初はプリムラ「ホワイト・レディ」(Primula 'White Lady')と命名されていました。
ポープさんは全国オーリキュラ・プリムラ協会(The National Auricula
& Primula Society)の創立者で、1911年に「リンダ・ポープ」を作出しました。
リンダ・ポープに関しては、片親がプリムラ・マルギナタという以外、詳しいことは分かっていません。自然交配種だという説もあります。
ポープさんはリンダ・ポープを親にして、この「ホワイト・リンダ・ポープ(ホワイト・レディ)」を生み出しました。

ホワイト・リンダ・ポープは約3cmほどの、リンダ・ポープより幾分大きな花をつけます。

ホワイト・リンダ・ポープの特徴は蕾が開ききる前の花色の微妙な色合いにあります。
花弁の周辺部はかすかにピンクに染まっており、中心部には黄色みを帯びた淡いグリーンの目があります。
開くにつれ薄くなっていき、最終的にはクリームがかった白に変化します。
言葉では表現尽くせない暖かい色合いの変化が続きます。



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2008年4月19日 (土)

マゼンタのプリムラ
Primula hirsuta

プリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta:サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

プリムラ・ヒルスタは沿岸アルプスを除くほとんどのヨーロッパ・アルプスやピレネー山脈の花崗岩や石灰岩の山地に自生しています。
広範囲に分布していますが、地域による変異はないようです。
この花の大きさは2.5cmほどですが、花の大きさや花の色、白目の大きさ、葉の形など多様な差違が見られるようです。
花の色は白やピンクから薄紫、赤紫、青紫まであります。

以前ご紹介したプリムラ・ダオネンシスとは色のついた大きな腺毛や萼の様子が似ており、ダオネンシスはヒルスタの変種とされていました。
プリムラ・アリオニイなどと交配されて多くの魅力的な園芸種を生んでいます

後ろ姿もオシャレです。萼も同じ色をしています。



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2008年4月17日 (木)

プリムラ・ベリスいろいろ 
Primura veris and so on

最近咲いたプリムラ・ベリスとその変種、似ているものをご紹介します。

これがカウスリップ(Cowalip)という英名を持つプリムラ・ベリス(Primura veris:サクラソウ科サクラソウ属)です。
地中海のアフリカ沿岸、ヨーロッパ沿岸を除いて、北はノルウエイ、西は南東スペイン、東は北部ギリシャからトルコ、イラン、シベリアなど、広範囲に分布しています。
地域によって少しずつ差があり、そのため異学名が20近くあります。
濃い黄色で、花弁の中心付近にオレンジや赤のスジやスポットが入ります。

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八重咲きのプリムラ・ベリス「キャティ・マクスパローン」(「ケティ・マックスパローン」で流通)( Primula veris v plena 'Katy McSparron':サクラソウ科サクラソウ属)です。
八重で花が重いのか、うつむきに咲くので開いているかどうかよくわかりません。
昨年の株がとても大きくなりました。私が持っているプリムラの中では最大の大きさです。

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プリムラ・ベリスにはこのような色のものが出ることがあります。
これはレッド系(Primula veris 'Red strein')です。
内側の中心は黄色をしています。
全体がオレンジのもあります。

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これはプリムラ・ウラレンシス(Purimula uralensis)です。
プリムラ・ウラレンシスはプリムラ・ベリス(Primula veris)の異学名とされていますので、同じものかもしれません。
ただまったく同じものではなく、明らかに全体が小さいです。
花はプリムラ・パキシアナほどではないですが、薄黄色です。

種子を入手した secret seeds では、以前のカタログリストは Purimula uralensis となっていましたが、最近は変種(Purimula veris v uralensis)として扱っています。

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よくわからないのがプリムラ・パキシアナ(Primula paxiana)です。
プリムラ・パキシアナを調べてみますと、エゾオオサクラソウ(Primula jesoana)の異学名となっています。
エゾオオサクラソウはオオサクラソウ(Primula kisoana)より細い花茎を立てる大型の日本に自生するサクラソウです。しかしそれらとは似ても似つかぬ姿です。
種子を入手したsecret seedsのカタログに出ていた写真とは似ています。
花は写真と一緒ですが、写真ではボール状に花をつけています。

種子を入手したsecret seedsもそのあたりことはわかっているのでしょう、「Primula paxiana (obtained as)(プリムラ・パキシアナとして通用している )」と但し書きされています。
花の色は4種類に中では一番薄い黄色で、硫黄色に近い色です。

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2008年4月15日 (火)

自慢のキューエンシス 
Primula x kewensis

プリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis:サクラソウ科サクラソウ属)が咲きそろいました。

昨年の株を何の工夫もせずにいたのですが、暑い夏をうまく乗り切れました。
タネも沢山実り、こぼれ種から小さな双葉も芽を出しました。
プリムラ・キューエンシスは本当に丈夫なプリムラです。

昨年は普通の花しかつけなかったのですが、今年はいくつかの花弁の一部が緑化するものが現れました。
以前もこのような花をつけるキューエンシスを持っていたのですが、あっさりと枯れてしまいました。
そのタネから育てたのがこれです。
珍しいプリムラ・キューエンシスです。

形が荒れるのが難といえば難ですね。



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2008年3月30日 (日)

かわいいユキワリコザクラ 
Primura modesta v samanimontana

昨年11月に思い出したように咲いたプリムラが、最近花茎を立て始め、咲きそろいました。
サマニユキワリ(Primura modesta v samanimontana:サクラソウ科サクラソウ属)という北海道アポイ岳のある様似町の名が冠せられたユキワリソウ(Primura modesta:キンポウゲ科のミスミソウやスハマソウではなく日本原産のプリムラ)です。
サマニユキワリは5cmほどの花茎を立て、取り囲むように花を横向きにつけます。
花の大きさは1cmほどの大きさで、日本桜草の園芸種の掴み咲きのような咲き方をしています。

ユキワリソウは北半球だけではなく、南半球にも分布し、さまざまの地方で変種が見られます。
葉が裏面に反り返って巻いてしまうという特徴を持つユキワリソウがユキワリコザクラで、その一品種がサマニユキワリということです。
写真では大きさが分からないと思いますが、本当に小さくてかわいいプリムラです。



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2008年3月25日 (火)

イタリア・アルプスのプリムラ 
Primula daonensis

プリムラ・ダオネンシス( Primula daonensis:サクラソウ科サクラソウ属)が一斉に咲きました。
葉の分かれ目に小さな蕾が一列に並んで見えるようになってから10日ぐらいで開きました。

ダオネンシスは南西アルプスの花崗岩地に咲くプリムラ・ヒルスタ(Primula hilsta)に似ているといわれています。発見された当初はヒルスタの変種として扱われていました。
両者には明確な違いがあるようですが、私には違いが些細過ぎて分かりません。

ただダオネンシスはイタリア・アルプスの限られた領域(イタリアで最も面積の広いガルダ湖の北西部)に自生しているので、自生地ではヒルスタと区別できるようです。
海抜1500〜3000mの花崗岩山地の割れ目や礫地の日陰で見かけるそうです。
本格的な山草のように思えますが、夏の暑さにも耐え、結構丈夫で育てやすいプリムラです。

葉はヨーロッパのプリムラのように皮質ですが、その表面に短い茶色の軟毛が密に生えています。そのせいでツヤのない茶色っぽい、枯れかけたような緑色に見えます。これがヒルスタとの差違のようです。
花の大きさは2.5cm足らず、薄い赤紫色、春色や桃色という言葉がぴったりの色をしています。
背丈は5cmほど。こんなに小さい植物が高山の砂礫地に育つんですね。



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2008年3月21日 (金)

タネからのホース・イン・ホース 
Primula X polyanthus 'Hose in Hose'

プリムラ・ポリアンサス「ホース・イン・ホース(ホウズ・イン・ホウズ)」(Primula X polyanthus 'Hose in Hose':サクラソウ科サクラソウ属)が咲きそろいました。

ホース・イン・ホースは萼が花弁化したもので、16世紀には文献にその存在が記載されていたそうです。
一般に広まったのは18世紀といわれています。
ホース・イン・ホースという言葉は、水道のホースに別のホースをつないでいるという意味ですが、花筒に花筒を継いでいる様を言い表したものでしょう。

1940年から70年にかけて米国オレゴン州のバーンヘイブン(Barnhaven)ガーデンでプリムラの育種に尽くしたフローレンス・ベリーズ(Florence Bellis)さんによって、種から育つホース・イン・ホースが生み出されました。
フローレンス・ベリーズさんはプリムラの育種に力を入れており、彼女が育種したプリムラをバーンヘイブン・プリムローズとかバーンヘイブン系といいます。
上3つの写真の花は「ホース・イン・ホース・ユウ・アンド・ミー(You and Me)」というF1品種です。
「ユウ・アンド・ミー」はバーンヘイブン・ホース・イン・ホースをチェコの育種業者が15年かけて作り上げた100%に近い出現率のホース・イン・ホースです。

一番下はあまり開いていませんが、フローレンス・ベリーズさんが育てたバーンヘイブン・ホース・イン・ホースです。
50%を切る出現率だそうで、確かにホース・イン・ホースになり損ねた株がありました。
花が充分開く前は、萼にグリーンが入っていて普通のポリアンサスの萼のようですが、開くにつれて白くなっていきホース・イン・ホースでになります。
ウエディングドレスを思わせる、清楚と華麗が同居しているプリムラです。



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2008年3月16日 (日)

ブルーのプリムラ 
Primula acaulis 'BarnHaven Blues'

プリムラ・アコーリス「バーンヘイブン ブルー」(Primula acaulis 'BarnHaven Blues':サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

ブルーのプリムラといっても珍しくありませんが、これはバーンヘイブン・ナーセリが名を冠しているぐらい自信のある色だろうと思います。
プリムラのブルーは概して紫がかった青ですが、この色は本当に上品なプルシアンブルーです。
花びらの表面にビロードのような輝きがあってブルーを強めているようです。
裏側を覗いてみると、目の黄色い部分が裏側は真っ赤でした。

「バーンヘイブン ブルー」は一番上のようなブルーが安定して出るのですが、中に1株だけ空色花の株がありました。
咲き始めは、3枚目の写真のように、バーンヘイブンの「ストライプド・ビクトリアン('Striped Victorians':プリムラ「ブルージーンズ」や「ディスカバリングストライプ」などのストライプタイプ)」の縞が薄くなったようなブルーの縞が出ます。
しばらく経つと一番下の写真のように空色になっていきます。



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2008年3月15日 (土)

八重咲きのウインティー 
Primula malacoides 'Winty Lime Green'

プリムラ・マラコイデス「ウインティー」 ライムグリーン(Primula malacoides 'Winty Lime Green':サクラソウ科サクラソウ属)を今年も購入しましたが、一番最初に出てきた花茎に咲く花はよく見ると八重です。
他の花茎の花も、花茎が早く出たものは半八重です。
でも後の方は一重です。
肥料の効きが弱まると八重でなくなるのでしょう。
来年立派な八重を咲かせてみたいと思いますが、種ができる前に枯れてしまいそうです。

神奈川県の渡邊房子さんが自宅の庭先で見つけたという「ウインティー」は花弁がライムグリーンで、プリムラ特有の白い粉(ファリナ)のためにマット調なっていて上品さを強調しています。
小輪ですが、目が濃いグリーンで、ライムグリーンとのコントラストが美しいですね。



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2008年3月14日 (金)

カラフルプリムラ 
Primula acaulis 'Sakura Sakura'

プリムラ・アコーリス「さくらさくら」(Primula acaulis 'Sakura Sakura')が咲きそろいました。

様々な濃さのピンク色の花が咲くプリムラで、写真の通りベタ一色の花色に比べて目を引きます。
平咲き一重で、5cmほどの大きな花をつけます。
様々な濃さのピンク色の花が咲いているのではなく、一つの花が、咲き始めはピンクのピコティ(覆輪)のある白で、咲進むにつれ全体がピンクに染まり、枯れる寸前は赤に変化していきます。
ですから花の大きさも、白っぽいのは蕾んでいて小さく、濃くなるにつれ大きくなり、痛みも出てきます。

学名は私の判断でアコーリス(acaulis)とつけましたが、この時点では花茎の存在がないからです。

他にも似たような性質をもったポリアンサスが流通していますが、「さくらさくら」が一番きれいで、可愛いと思います。



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2008年2月27日 (水)

吹っかけ咲きのプリムラ 
Primula malacoides

吹っかけ絞り咲きのプリムラ・マラコイデス(Primula malacoides:サクラソウ科サクラソウ属)が咲き揃い始めました。

昨年久しぶりにプリムラ・マラコイデス「ウインティー」を買って育てました(梅雨の頃枯れました)が、今年もまた花弁に吹っかけ絞り模様の入ったマラコイデスを衝動買いしてしまいました。
プリムラ・マラコイデスも単淡色系や濃色系だけではなく、大輪系、青紫系、二色咲きや八重咲きなど、買う気をそそるものが出回っています。
その中でも、吹っかけ絞り咲きというプリムラに初めて出会いました。
日本桜草にはありそうな模様ですが、それ以外のプリムラには、この模様は思い当たりません。
レア好きとしては、もうこれは衝動買いです。

マラコイデスは雲南省、四川省原産だと言われていますが、原種というものを見たことがありません。
たぶん園芸種より大型で、fairy primrose という英名をように妖精が宙を飛ぶごとく、花茎が細かく分枝してピンクの小さな花が沢山ついていたと推測されます。



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2008年2月22日 (金)

早春の可愛い花2 
Primula 'Miniera'

雨水を過ぎると暖かい日が増えてきますね。
だいぶ前から蕾があったのですが、暖かさにつられてプリムラ「ミニエラ」(Primula 'Miniera':サクラソウ科サクラソウ属)が1輪だけ開きました。

1927年にプリムラ・アリオニイ(Primula allionii)とプリムラ・マルギナタ(Primula marginata)とによる自然交雑種が知られるようになり、後に両者を人工交配したものにプリムラ「ミニエラ」という名が与えられました。
淡い青藤色の1cmほどの花です。
これを用いて、交配が繰り返され、いくつかの新しい種類が作り出されています。

「ミニエラ」は夏にもめっぽう強く、この株を育てて4年になりますが、絶えることなく花をつけてくれます。
しかし株別れをして小さい株に分かれてしまい、一昨年のように株一面に花をつけるということは無くなりました。
大株にして全面花を咲かせたいと思っています・・・・・・が、

京都の人の口癖に「屏風と御店(おたな)はひろげたら倒れる」というのがありますが、「花は大株にしたら枯れる」というのが私の口癖です。

でも京都の人の口癖に「扇子と御店はひろげなあかん」というのもあって、大株全体に咲かせたい!



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2008年2月20日 (水)

31ってなに? 
Primula 'Primula Thirty-one'

「プリムラ31」というプリムラ・フィルチネラエ (Primula filchnerae )とプリムラ・シネンシス( Primula sinensis)を交配した新しいプリムラ(Primula 'Primula Thirty-one':Primula filchnerae X sinensis:サクラソウ科サクラソウ属)が流通しています。

プリムラ・フィルチネラエは、雲南サクラソウという名でこの時期よく目にします。
フィルチネラエとシネンシスとは花や全体の形がなんとなく似ていますが、系統的には全く違うそうです。
両者は比較的近縁という記述を見ますが、それは過去の分類で、最近の分類学では異なる節(属より下、種より上位のカテゴリー、前者はピンナタエPinnatae節、後者はアウガンサスAuganthus節)に入れられています。

かって甲子園球場そばの阪神パーク(今はありません)に、父親がヒョウ、母親がライオンのレオポンという種間雑種の動物が、1959年から61年にかけて5匹生まれました。ところが種間雑種は子孫が残せませんので、1985年を最後に阪神パークのレオポンは絶えてしまいました。
環境に適応できなかったり、子孫が残せないなどの問題があり、種間雑種は自然の中では生じにくいのです。

プリムラ・フィルチネラエ(雲南サクラソウ)とシネンシスの交配は、花の時期は一緒ですが、レオポンと一緒で、隔たった種同士なので種間交配に当たります。
長い間プリムラ・フィルチネラエとシネンシスの交配を試みる人は多かったようですが、全て失敗で、交配は難しいと言われてきました。
できたとしても育てにくいだろうし、稔性(タネができないこと。タネができるかどうかで種内か種間かの区別ができます)を持っていない子孫ができる可能性がありました。

ところが千葉大園芸学部植物細胞工学研究室の三位正洋先生が、2007年に産学連携で開発に成功し、「プリムラ31」という名称で今年から大量に出回るようになりました。
バイオテクノロジーの応用で、それぞれから抽出した細胞を無菌培養する特殊な方法を用いたということです。
たぶんバイオテクノロジーによって「キメラ」よばれる両者の細胞や組織の混在した状態を作り出したのではないかと思っています。 ハーフ(種内雑種)のように親の持たない性質や、親とは違う良い性質が表れるのではなく、それぞれの特徴がモザイク的の表れます。タネもできるようです。

シネンシスの特徴は、羽状に切り込んだ青灰色の葉や、ベル状をした萼に顕れています。
花の色はプリムラ・フィルチネラエ(雲南サクラソウ)をもう少し濃くした感じです。
両者の特徴は植物体全体に柔毛が密生していることでしょうか。

名前になっている「31」の由来は分かりません。



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2008年2月19日 (火)

緋色のシネンシス 
Primula sinensis

プリムラ・シネンシス(Primula sinensis:サクラソウ科サクラソウ属)のトリを飾るのは緋色のシネンシスです。
フィンブリアタ系の鮮赤色のものは「ディファイアンス(Defiance)」や「カーディナル(Cardinal)」などの園芸種名を持っています。

野生種は大型で、花色が薄い藤色からピンク色に変化するそうです。
1821年に広東の庭園から持ち出され、新種として公表されたものは、すでに中国人による園芸化が進んでいたと推測されます。
本当の野生種は1882年になって中国北中部の盆地、長江の石灰岩の渓谷で発見されています。
それがこのようなフリルが入り、多彩な色が出るようになったのは、後年プリムラ・ルペストリス(Primula rupestris)との交配によるところが大きかったようです。

日本には明治以降最も早く移入されたプリムラということですが、広まらなかったのは、たぶんそのころのシネンシスは大型で繊細さを欠いたのだろうと思います。
さらに園芸種としてステラタ系以外が広まらなかったのは日本人好みではなかったのでしょう。
しかしこのように花色が増えてきて、現代の日本人の生活様式に合うようになってくると広まっていくだろうと思います。

シネンシスの難点は根が上がってきて(時には根が木化して幹状になりますが)、ぐらつくことです。些細な難点ですが。



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2008年2月17日 (日)

白 vs 白 プリムラ・シネンシス 
Primula sinensis

昨日はブルーのプリムラ・シネンシス(Primula sinensis:サクラソウ科サクラソウ属)をご覧頂きましたが、今日は白いヒムブリアタ系(Fimbriata strein)のシネンシスです。

一番下は一般によく見かけるステラタ系、プリムラ・シネンシス・スタラータです。寒桜とか中華桜と呼ばれています。
花の大きさはほとんど一緒、でも花弁の縁のフリルの有る無しで印象が違っています。

日本人は上品で暖かい、ビロードのような感触を感じさせる花色のプリムラ・シネンシス・スタラータの方が好みだろうと思います。
二つ並べてみると西洋人と東洋人の好みの違いのようなものを感じますね。



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2008年2月16日 (土)

ブルーのプリムラ・シネンシス 
Primula sinensis

日本ではプリムラ・シネンシス(Primula sinensis:サクラソウ科サクラソウ属)という名で通ってますが、1821年にわずかに早く公表されたプリムラ・プラエニテンス(Primula praenitens)が正式の学名です。

湖北省から四川省原産の大型のプリムラで、中心が黄色のピンク色の花を咲かせます。
ベル状に大きくふくらんだ萼はシネンシスの特徴です。
プリムラらしくない濃い緑の大きな葉っぱも特徴です。
葉の裏が紫色をしており、茎にも葉にも軟毛が密生しています。

白いプリムラ・シネンシスが流通していますが、これを原種と思ってらっしゃる方が多いようです。
これはれっきとした園芸種で、ステラタ系( Stellata strein)というカテゴリーに分類されています。
ステラタ系は花弁の端が波打っていない星形の系統をいいます。日本では品種名のように「スタラータ」とついていますが、星形に因むのであれば「ステラータ」が正しいんでしょうね。
このような園芸種は、広東の庭園からヨーロッパに持ち出され、イギリスやドイツで園芸化されたようです。

さて今日のシネンシスは花冠が波状に縮れるヒムブリアタ系(Fimbriata strein:フリンジ状のという意味)の青紫色のプリムラ・シネンシスです。
白いシネンシスと花の感じは全く違いますが、葉や萼には、シネンシスの特徴が出ています。
ステラタ系の白花の上品な印象とは異なり、洋風のプリムラのようにキャピキャピしています。



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2008年1月 3日 (木)

残り福が〜 
Primula x julian variegata

大晦日に、たまたま立ち寄ったホームセンターで斑入りのプリムラ・ジュリアン( Primula x julian(あるいは Primula juliae cv)f variegata:サクラソウ科サクラソウ属 )を見つけました。
多くの人にとって斑入り植物はたいしたものではないんでしょうか、こんなものが大晦日まで売れ残っていたのが不思議です。

抱えるようにしてレジを通って家に帰りましたが、その途中、ふと宝くじのことが頭に浮かびました。
  「当たり番号の発表はまだやった!
   今年の最後の福をここで使こおてしもた〜」
天国から地獄の心境でした。
やっぱり3000円が当たっていただけでした。

黄色の砂子斑で、葉の色は全体的に明るい色をしています。
花は青紫で、明るい葉色にとても映えます。
フランスには「プリムラ持ちの医者知らず」という言い伝えがあり、心の病に効くそうです。
なるほど、このすてきなコントラストを見ていると「宝くじなんて、まっ、いいか」という気持ちを起こさせてくれます。

暑くなると枯れてしまうでしょうから、受粉させてタネがとれたら、秋に蒔いてみようと思います。



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2007年11月15日 (木)

いびつな花
Primula poryanthus 'Gold Lace'

これはプリムラ「ゴールドレース」( Primula poryanthus 'Gold Lace' )の花です。
知らないうちに、多分最近なんでしょうが花茎を立てて、こんな花をつけました。
この「ゴールドレース」は春にタネを播いたばかりで、まだ花をつけたことがない個体ですが、新米の早とちりで花をつけて、失敗したのでしょうか。
「ゴールドレース」の茶色い色が入っているのが花びらなんでしょう。
もじゃもじゃしたのがしべなんでしょうが、どれが雄しべで、どれが雌しべかよくわかりません。
どんなふうに枯れるのか、どんな2番手が出てくるのか興味津々です。


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2007年11月 6日 (火)

返り咲きプリムラ 
Primura modesta v samanimontana

そろそろ園芸店にプリムラが出回る頃になりました。
促成栽培されたものがほとんどですが、私のところでも返り咲きか、狂い咲きか、あるいは気の早いのか、今ごろ咲き出したプリムラがあります。

サマニユキワリ(Primura modesta v samanimontana:サクラソウ科サクラソウ属)という北海道アポイ岳のある様似町の名が冠せられた非常に小さな原種プリムラです。
普通に咲くと5cmほどの花茎をたてるのですが、これはべったり葉にくっついています。

淡紅色で黄色い目の入るユキワリコザクラは全国に分布し、地方変種が知られていますが、サマニユキワリの葉は短くて葉先が広がり、裏面に反り返るという特徴があります。
花には白い粉(ファリナ)を吹きますが、葉裏には黄色い粉を吹きます。

Y字型の花弁がかわいいと思うのですがいかがでしょう。



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2007年6月 8日 (金)

大型キャンデラブラプリムラ 
Primula bullesiana

プリムラ・ブレージアナ(Primula x bulleesiana:サクラソウ科サクラソウ属)が、何とかキャンデラブラ(キャンドル咲き)らしくなってきました。
キャンデラブラの中では大柄で、花も2〜2.5cmほどあります。
プリムラ・ブレジアナはプリムラ・ビージアナ(Primula beesiana)とプリムラ・ブレヤナ(Primula bulleyana)のキャンデラブラタイプ同士の交配種です。
交配種のためでしょうか、花の色も黄色、オレンジ、マゼンタ、紫と豊富です。

Primula bullesiana というように表記されていることもあります。
bullesianaと表記されるときは交配種であることを示す x が無く、bulleesiana と表記されるときは属名と種小名の間に x を挟んでいるようですね。



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2007年6月 7日 (木)

ブルーのプリムラ 
Primula capitata mooreana 'Deep Blue'

プリムラ・カピタタ(一般的にはカピタータ)・モオレアナ「ディープ・ブルー」(Primula capitata ssp mooreana 'Deep Blue':サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。
モオレアナはカピタタの亜種で、園芸種はこれだと思って間違いないようです。
これはモオレアナの選別種で、さらに青紫色の濃いタイプです。

プリムラ・カピタタは海抜3000mを越える雲南省、チベット自治区やブータンなどヒマラヤ周辺の高地に自生するプリムラです。
プリムラと言うと春一番というイメージがありますが遅咲きで、初夏まで咲いています。
花に比べると、花茎が太いくてがっしりしていますが、30cm以上伸ばすことを考えると当然なんでしょうね。
蕾がかたまっている頭頂部は、ファリナ(白い粉)をまとって白くなっています。



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2007年5月30日 (水)

キャンドルプリムラ 
Primula beesiana

プリムラ・ビージアナ(Primula beesiana:サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。
ヒマラヤ周辺の中国雲南省からビルマにかけて、標高2400〜2800メートルの湿地や沼に生えています。

このように段々になって咲くプリムラをキャンデラブラ(キャンドル咲き)といいます。
キャンデラブラは、日本のクリンソウを初めとして、水分の多い環境が好きなようです。

ビージアナは赤紫色の花弁に、つぶらな黄色い目があります。
背景を暗くして撮してみました。まるでキャンドルのようです。



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2007年4月25日 (水)

葉っぱのプリムラ 
Primula 'Green Lace'

これは昨日のグリーンの花を咲かせるプリムラ「フランシスカ」とタイプの違うプリムラ「グリーンレース」(Primula 'Green Lace':サクラソウ科サクラソウ属)です。
どう違うかといえば、花茎を立てないアコーリスタイプで、全体的に小型です。
カナダのトロントでサンドラ ・ツーフィンさんが2000年に作出したそうです。

「フランシスカ」と花を比べると、こちらの方が、葉脈がよりはっきりしていて、より葉のような感じがします。
また始めは目の黄色がはっきりしませんが、日が経つにつれ、はっきりと色づいてきます。

下2枚の写真は先日ご覧いただいたプリムラ「ジャック・イン・ザグリーン」の花の散った後の萼の様子です。
葉っぱ化した萼が、この「グリーンレース」とあまり変わらないように見えてしまいます。
ところでこの萼、おもしろいことに、一部が花弁化して、ピンクになっています。
まるで着物の柄のようで、粋でしょ?



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2007年4月24日 (火)

グリーンのポリアンサス 
Primula polyanthus 'Francisca'

プリムラ・ポリアンサス「フランシスカ」(Primula polyanthus 'Francisca' : サクラソウ科サクラソウ属)です。
フランシスカは10年ほど前、オレゴン州ポートランドに住むフランシスカ・ダーツ(Francisca Darts)さんによって発見されたので、彼女の名がつけられています。
今年はかなり早くから園芸店に出回っています。

比較的大柄なプリムラで、花茎を立てて咲くポリアンサス(エラチオール)系です。
花の表面は少しツヤのある感じで、目(花の中心)には始めから黄色い色がついています。
丈夫で、夏越は、最近のプリムラには珍しいぐらい容易です。

見た目は非常に地味ですね。
遠目に見ると、ジャックインザグリーンの花が散った後とあまり変わりません。



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2007年4月21日 (土)

レースポリアンサスの八重 
Primula 'Elizabeth Killelay'

今年もプリムラ「エリザベス キルレイ」(Primula 'Elizabeth Killelay')が咲きました。
イギリスのヘーゼル・ボルトン(Hazel Bolton)さんが偶然自宅の庭で見つけ、当時7歳だった彼女のお孫さんの名にちなんで付けられたそうです。
プリムラ・ゴールドレースと暗紅色の八重のプリムラ・ブルガリスとの自然交配種のようですね。
その結果花色はゴールドレースのこげ茶ではなく、赤みがかったマルーン(阪急電車の色)になったようです。
この花もいい香りがします。



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ダブルのカウズリップ 
Primula veris 'Katy McSparron'

プリムラ・ベリス「キャティ マクスパローン」(「ケティ マックスパローン」で流通)( Primula veris 'Katy McSparron':サクラソウ科サクラソウ属)が本格的に咲いています。
キャティ マクスパローンはプリムラ・ベリスの園芸化300年の歴史の中で初めての八重咲き種です。
イギリス・ウエールズ州のジョフ・ニコル(Jeoff Nicole)氏が12年の歳月をかけて作り出したプリムラで、お孫さんの名にちなんで名付けられたそうです。

プリムラ・ベリスの花は完全に開きませんから、写真を撮るタイミングが難しいです。
少々大柄で厚ぼったい感じの八重の花びらからは、いい香り(石けんのような香り?)がしてきます。
もう少し華奢な感じがすれば申し分ないのですが・・・・・・



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2007年4月15日 (日)

サクラソウモドキのサクラソウ? 
Primula cortusoides

プリムラ・コルツソイデス(指葉報春:Primula cortusoides:さくらそう科サクラソウ属)です。

秋に播いたタネから花をつけました。
冬に地上部が枯れて、暖かくなってからあれよあれよというまに花茎を立てて花が咲きました。

中国名がついていますが、東ヨーロッパからモンゴルまで比較的広い範囲に分布しているプリムラのようです。
ご覧の通り、背丈15cmほどの小桜タイプのプリムラです。
一輪だけ開いたときには「普通のプリムラか」と落胆したのですが、何輪か開くと、その華奢さが何とも言えず可愛い感じが増します。

種小名の学名は「サクラソウモドキ属(Cortusa)に似た」という意味ですが、花はこのように真っ平らに開きますから、サクラソウモドキのようではありません。葉っぱが似ているんでしょうか?



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2007年4月13日 (金)

黄色いプリムラ 
Primula x kewensis

お見せするのを忘れていたプリムラがありました。
プリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis:サクラソウ科サクラソウ属)です。
英国王立キュー植物園(キューガーデン)で、Primula floribundaとPrimula sinensisが自然交雑したプリムラとして知られています。

これは白い粉(ファリナ)を吹くタイプです。
昨年の花の一部が緑化するキューエンシスは枯れてしまいましたが、その種から育てたものです。
でも親のような変異はあらわれませんでした。
下の写真のようにキューエンシス稔性が強いようで、全ての花が稔ります。
このように稔らせて、変異が出るか今年もやってみようと思っています。
体力を消耗して梅雨の時期に枯れてしまうかもしれませんが。



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2007年4月10日 (火)

メタボリックなプリムラのその後 
Primula Jack in the Green

以前「メタボリックなプリムラ」というタイトルでお知らせしたプリムラが咲きました。

あのプリムラは、この通りプリムラ「ジャック イン ザ グリーン」(Primula Jack in the Green)でした。
あの太い根際には八重咲きのような花の蕾の塊が3束も入ったいたようです。
花には白い点々がついていて、プリムラ「フルックレス」とよく似ています。

下の黄色いプリムラは同じ頃に咲いた「ジャック イン ザ グリーン」です。
花が大きく4cmほどあり、鮮やかな黄色をしています。



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2007年3月30日 (金)

レースプリムラ 
Primula Laced Series

18世紀に作出され、現代様々に発展したレースタイプ・ポリアンサ(Laced Poryantha, Primula poryanthus Laced Strain:サクラソウ科サクラソウ属)が咲きそろいました。

プリムラ「ゴールドレース」は園芸店でも見かけますが、ご覧いただくのはタネから育てたプリムラなので、それぞれ個性が出ています。

今風のプリムラに比べると花の大きさが小さいですが、
黄色の覆輪と焦げ茶色の花びらの組み合わせがかわいくて、寄せ植えのポイントになるプリムラです。
まだ見ぬゴールドレースは、ホース イン ホースタイプのゴールドレースです。



1枚目はプリムラ「ゴールドレース ジャック イン ザ グリーン」(Primula 'Gold Laced Jack in the Green')です。ご覧のとおり、緑のマフラーをしたジャック イン ザ グリーン タイプのゴールドレースです。


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2枚目も「ゴールドレース ジャック・イン ザ グリーン」です。
しかしレース(覆輪)が目立たず細く、かつ焦げ茶の濃い ジャック イン ザ グリーンです。


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3枚目はスタンダードなプリムラ「ゴールドレース」(Primula 'Gold Laced')です。
実はプリムラ「ゴールドレース ラッフ」(Primula 'Gold Laced Ruff')というジャックインザグリーンタイプのタネを播いたのですが、普通のゴールドレースが出てきました。
しかし一般のゴールドレースより黄色が濃く、鮮やかだとほくそ笑んでいます。
蕾を膨らませたまま開かないゴールドレース ラッフが1本あります。開いたらご覧に入れます。


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4枚目はプリムラ「ゴールドレース スカーレット」(Primula 'Gold Laced Scarlet')で、赤系のゴールドレースです。


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5枚目はプリムラ「シルバーレース 」(Primula 'Silver Laced')で、花色が黒、レースが白い色をしています。


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2007年3月21日 (水)

本物のジャック・イン・ザ・グリーン 
Primula polyanthus'Jack in the Green'

プリムラ・ポリアンサス「ジャック・イン・ザ・グリーン」(Primula polyanthus'Jack in the Green')が咲きました。
Barnhaven社のタネを蒔いて、なんとか2本が夏を越しました。
花自体は、今どきの華麗な花ではなく、古風なプリムラ・ポリアンサスです。
しかし蕾の時は、照りのある若い葉っぱの間から蕾をのぞかせて、それはかわいい姿を見せてくれます。

なお以前花屋さんで見つけたというジャック・イン・ザ・グリーンは、徐々に普通のジュリアンに戻り、花形の葉(萼)が残っているだけです。
シーズン当初の花だけジャック・イン・ザ・グリーン状態になるようです。
ジャック・イン・ザ・グリーン発見とカラ騒ぎをしただけでした。


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2007年3月16日 (金)

まるで薔薇 
Primula vulgaris 'Freckles'

以前ご覧いただいたプリムラ・ブルガリス「フルックルズ」(Primula vulgaris 'Freckles')が咲きそろいました。

まるで深紅のバラのようですね。
最近のバラ咲き種と違うのは完全に開平しないからですが、その分小輪サイズです。
フルックルズという名の通り、暗紅色の中に白い点々が浮かんでいます。

下から蕾のかたまりが出てきているのが見えていますので、長く楽しめそうです。



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2007年3月10日 (土)

ホース・イン・ホース 2 
Primula 'Wanda Hose-in-Hose'

ホース イン ホースの話題が続きます。
マゼンタ色のプリムラ「ワンダ ホース・イン・ホース」(Primula 'Wanda Hose-in-Hose')が咲きました。
どこから購入したタネからか、記憶がやぶさかではありません。

プリムラ「ワンダ」(Primula 'Wanda')は花茎を立てないジュリアナ(アコーリス)タイプの園芸種で、鋸歯のある楕円のダークグリーンの葉と濃い赤紫(マゼンタ、バーガンディ)の花が特徴です。
冬の寒さは勿論、夏越しも簡単という丈夫な種類です。
「ワンダ ホース・イン・ホース」はそのホース・イン・ホース タイプというわけですね。

花は普通の大きさですが、二重に咲いていますからボリュームがあります。
花のボリュームとアンバランスなほど茎は華奢です。



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2007年3月 9日 (金)

なりそこねたプリムラ 
Primula vulgaris 'Hose-in-Hose'

これは前にお知らせしたプリムラ・ブルガリス「ホース・イン・ホース」(Primula vulgaris 'Hose-in-Hose':サクラソウ科サクラソウ属)と同じタネから咲いた別の個体です。
やっと開いたのですが「ホース・イン・ホース」状にはなっていません。
実生は必ずしも親通りにはならないようです。
萼には斑が入ったようになっていますが、柔らかそうで、透き通っていますので、多分花びらになりかけの部分です。

英国人が好むブルガリスの優しいクリーム色の花色で、加えて萼に縞の入ったプリムラですから、なかなか気に入っています。



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2007年3月 1日 (木)

ホース・イン・ホース 
Primula vulgaris 'Hose-in-Hose'

プリムラ・ブルガリス「ホース・イン・ホース」(Primula vulgaris 'Hose-in-Hose':サクラソウ科サクラソウ属)がしばらく前に開いたのですが、その特徴を顕しだしました。

Barnhaven社の種から育てたものですが、太い花茎に沢山花をつける大型のポリアンサス(Polyanthus)タイプです。

「ホース・イン・ホース」は、ビクトリアン・プリムローズと呼ばれることもあるように、18世紀に作出された古典的なプリムラで、イギリスなどでは今でも人気を博しています。
二段咲きとも呼ばれる「ホース・イン・ホース」ですが、真ん中の写真のように花の後ろからみると、萼が花弁化しているのがわかります。

イングリッシュプリムローズが一花で二度楽しめる花でしょうか。
蕾がとっても華やかです。



Primulahoseinhose1


Primulahoseinhose2


Primulahoseinhose3

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2007年2月20日 (火)

ニューフェイスのプリムラ 
Primula malacoides

今シーズン第一園芸が売り出したプリムラ・マラコイデス「ウインティー」 ライムグリーン(Primula malacoides'Winty Lime Green':サクラソウ科サクラソウ属)です。
小輪ですが、目が濃いグリーン、花弁がライムグリーンのマット調で、そのバランスがとてもチャーミングです。
日向より日陰の方がグリーンが鮮やかに出るようです。
プリムラ特有の白い粉(ファリナ)が、この色によく似合っています。

何年もマラコイデスを買ったことがなかったのですが、一目見て衝動買いをしてしまいました。
プレス発表用の資料には、神奈川県在住の趣味園芸家、渡邊房子さんが自宅の庭先で見つけたとあります。
こういう新種発見という経験を一度はしてみたいですね。
夢だな・・・・



Pmalacoides1


Pmalacoides2

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2007年2月18日 (日)

二重咲きのプリムラ 
Primula auricula

園芸店で見つけたプリムラ・ガーデン・オーリキュラ(正確にはプベスセンス:Primula auricula:サクラソウ科サクラソウ属)にこんな二重咲きをする花を見つけました。
普通のサイズの花の中に申し訳なさそうに小さな花が開いています。
ホース イン ホースのように見えますが、萼があるのでホース イン ホースではありません。
花が枯れて、花弁がとれてしまった萼には雌しべが3本生えているのもありました。
外側の花びらと内側の花びらの間に雌しべが隠れていたことになりますね。

他の花にはアネモネ咲き(丁字咲き)と呼ばれる八重咲きがありますが、プリムラにもあるんですね。
それにしても不思議な咲き方です。



Pauricula1


Pauricula3

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2007年2月13日 (火)

また咲いたプリムラ 
Primula pubescens 'Cream Viscosa'

12月に花をつけたとお知らせしたプリムラ・プベスセンス「クリーム・ビスコーサ」(Primula pubescens 'Cream Viscosa':サクラソウ科サクラソウ属)が、また花をつけました。
葉が薄茶色に枯れてしまって同じような色だったので、花が咲いていたのに気づきませんでした。
12月に咲いた株と同じ株で、その時には、この花の蕾は見あたりませんでした。
12月に咲いた花の萼もまだ残っています。

こういうのを返り咲きと呼んでいいんでしょうか。
それとも狂い咲きというのでしょうか。
はたまた早咲きが適切な表現なのでしょうか。



Primulapubescens3

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2007年2月 4日 (日)

ソバカスプリムラのその後 
Primula vulgaris 'Fleckles'

ソバカスプリムラ(プリムラ・ブルガリス「フレックルズ」:Primula vulgaris 'Fleckles':サクラソウ科サクラソウ属)の花が開いたらお知らせしようと思っているのですが、なかなか開いてくれません。

そのわけは、前の蕾の写真でも写っているんですが、花茎が葉っぱの付け根で傷つけられ、成長が進まなかったみたいです。
でも写真でも確認できると思いますが、皮一枚でつながっています。
この箇所をセロテープで留めようか、ここで切って水盤にでも浮かして開花させようかとか、いろいろ考えたのですが、ここまで咲くとは思いませんでした。
今どきのプリムラと違って、トラディショナルなプリムラは、大した生命力を持っているようです。

八重咲きなので花の目(中心部)は見えないだろうと思うのですが、中心部まで花が開きません。

「フレックルズ」という園芸名の通り、暗いマゼンタ色というかバーガンディ色というか、ビロードのような美しい花びらに白いソバカスが不規則に入っています。
ソバカス美人というイメージではありません。ソバカスがない方がきれいだろうな・・・・

下の方から妹たちが伸びてきましたので、かしましくなったらまたお知らせします。



Pvulgaris2
 

Pvulgaris3

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2007年1月31日 (水)

メタボリックなプリムラ 
Primula vulgaris

春を待っているプリムラの中で白菜かと思うようなウエストのプリムラが育っています。
この形から昨年春に種を蒔いて、この大きさまで育ったプリムラであろうと推測できるのですが、風で名札が飛んでしまって素性がわかりません。
たぶんプリムラ・ブルガリス(Primula vulgaris:サクラソウ科サクラソウ属)の園芸種だと思うのですが、日増しにウエストだけが太くなっています。

上に堅く閉じた葉っぱを覗いてみるのですが蕾は見えません。
どんな蕾が入っているんでしょうね。



Pvulgaris1

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2007年1月13日 (土)

「マフラー」ジュリアンまた発見 

ホームセンターで緋色の「マフラー」ジュリアン(Primula 'Julian')をまた発見しました。
花が開き始める様子がバラに似ているバラ咲きジュリアンは「ジャック・イン・ザ・グリーン」('Jack-in-the-Green')状になりやすいんでしょうか。

葉っぱの下に隠れている蕾を調べると普通の萼に包まれています。
ということは、しばらくすると普通のジュリアンになってしまうのでしょうね。
ということは・・・・最初だけの現象?

もう少し観察してみましょう。



P_jackingreen4_1


P_jackingreen5_1

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2007年1月 6日 (土)

マフラー姿のジュリアン 
Primula 'Julian'

昨日新年早々ホームセンター巡りをしてしまいました。
そこで福を貰いました。こんなプリムラ・ジュリアン(Primula 'Julian':サクラソウ科サクラソウ属)を見つけました。
ラベルには「バラ咲きジュリアン」とありました。
「バラ咲き」とあるのにただの一重だったから珍しいの?とお思いかもしれませんが、花のすぐ後ろを見てください。
葉っぱが見えているでしょ。萼が葉っぱ状になっています。まるでマフラーをしているようです。
このような咲き方をするプリムラを「ジャック・イン・ザ・グリーン(Jack-in-the-Green)」と呼びます。

まん中の写真は花びらが散った後ですが、雌しべを中心に5枚の葉が取り囲んで、本当に花のようです。
一番下は蕾ですが、「ジャック・イン・ザ・グリーン」という呼び名はこの状態の時に一番ぴったりだと思います。葉っぱの間からジャックが覗いています。

大量のプリムラを扱っているホームセンターで、探していると希に見かけます。私は探すようになって3年になりますが、やっと2鉢目です。
実はこのホームセンターのこのコーナーには他に3鉢ジャック・イン・ザ・グリーン(全てブルー系)がありました。バラ咲きとあるのに一重だったので、ひと目でわかりました。つまり八重咲き種のコーナーで一重の花を探せば見つかる可能性が高いということです。
プリムラは変異が出やすいんですね。
問題は夏越しです。枯れてしまうかな。



P_jackingreen1_1


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2007年1月 3日 (水)

春の兆し 
Primula vulgaris 'Freckles'

暖かいお正月ですね。
プリムラのポットを見ていたら、花茎が伸びて蕾を葉の上に覗かせているのに気がつきました。
園芸種のプリムラ・ブルガリス「フレックルズ」(Primula vulgaris 'Freckles':サクラソウ科サクラソウ属)です。
花茎の根元を調べてみると蕾の赤ちゃんがかたまっていました。
先日のブログのプリムラ・プベスケンスのように1輪だけかと思ったのですが、本格的に咲くようですね。
園芸店では花盛りですから当然かもしれませんが、Alpicolaでは、これまで3月以前に咲くことは希なことです。
花が開いたらまたお知らせします。



Primulavulgaris1


Primulavulgaris2_1

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2006年12月 9日 (土)

時季はずれのプリムラ 
Primula pubescens 'Cream Viscosa'

植え替えをしたからでしょうか、今ごろ1輪だけ花をつけだしたプリムラがあります。
ヨーロッパのアルプスに咲いているプリムラ・プベスケンス(Primula pubescens;サクラソウ科サクラソウ属)の園芸種で「クリーム・ビスコーサ('Cream Viscosa')」という名がついています。
プベスケンスはアウリキュラ(Primula auricula)とヒルスタ(Primula hirsuta)との自然交雑種といわれています。

園芸種オウリキュラが箱入り娘のように大事に育てなければならないのに比べて、プベスケンスは極めて剛健で、真夏日が2ヶ月も続いた今年の暑い夏も平気に乗り切り、株分けができるほどに育ちました。
一般的には紫が多いのですが、白色やピンク、赤色など、多くの色があるようです。ご覧の花はクリーム色といったらいいのか、中心が硫黄色をしています。

咲く時期が違ったせいでしょうか、花柱も立てずに花をつけ、花は小さく、15mmほどです。
ヨーロッパ系のプリムラ、ヒルスタやアイオニー、マルギナータには赤色系が多いのですが、このクリーム色の花は早春を告げる色に合っていると思います。



Primulapubescens1


Primulapubescens2

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2006年6月29日 (木)

花を摘もうかどうか・・・
Primula x kewensis

3月に咲き、種も採種済みのプリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis:サクラソウ科サクラソウ属)がまた咲き出しました。
HPの alpicola にはキューエンシスのページを作りましたが、このブログには載せなかった花です。
キューエンシスでも、プリムラ特有の白い粉(ファリナ)をふくタイプです。普通は離弁花のように見えるプリムラですが、花びらの隣り合った部分がグリーン色をしており、完全に合弁化(花)しています。

4月に咲き、種も採種済みのキューエンシスです。
どうしたものか、花を摘んで、体力温存をはかるか、好きなようにさせてやるか、悩ましいところです。好きなようにさせれば、そのまま枯れてしまいそうだし・・・・・

このような個性的なキューエンシスなので体力温存させましょうか。よし、花を摘もう。


Pkewensis1

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2006年6月24日 (土)

茎まで美しい
Primula bulleyana

以前(5月11日のブログ)ご覧いただいたプリムラ・ブレヤナ(Primula bulleyana: サクラソウ科サクラソウ属)の花が散ってしまった姿です。
プリムラ・ブレヤナはキャンデラブラタイプ(candelabra type:クリンソウタイプ)のプリムラで、段々につけていきますが、花が散った後の1段目以上の花茎が長方形(正確には角が取れた長方形)であることに気がつきました。下の方は常識的に円形をしています。
2×4mmほどの堅い花茎です。鉢を回したのか途中でフニャっと曲がっています。
シソ科植物も茎が四角くなるものが多いですが、葉が90°毎に対生しやすいよう、茎が四角になっているのだろうと、独断的推測をしています。
サクラソウも花を沢山付けるキャンデラブラタイプは上の方が重くなるので、それに耐えられるように長方形をしているのでしょうか。
カンナをかけたような、こんなに美しい茎は初めてです。
茎まで美しいプリムラです。



Pbulleyana1

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2006年6月12日 (月)

頑張り屋のプリムラ
Primula rusbyi

去年、花をつけないまま、夏に入って枯れてしまったように息を潜めていたプリムラ・ルスビィ(Primula rusbyi:サクラソウ科サクラソウ属)が花を咲かせました。
昨年の夏に枯れてしまったと思っていたのですが、春先から葉が出だして、葉だけが大きくなりました。さすがにこの時期に至っては、もう花は咲かないだろうと思っていたら、葉の付け根に花茎を伸ばさないで咲きました。
頑張って花をつけてくれましたが、私の手入れが悪くて、ナメクジに舐められて多少汚くなって開きました。

ちょっとばかり鋸歯のある、柔らかそうなへら形をした緑白色の葉っぱを持ち、マゼンタ色に小さな黄色い目の花を咲かせます。
アメリカ南西部のロッキー山脈(アリゾナ州からニューメキシコ州)原産です。
なお学名のルスビィは、ニューヨーク植物園設立に尽力した H. H. Rusby にちなんでつけられたものです。



Primularusbyi1

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2006年5月24日 (水)

ダブルデッカーのプリムラ
Primula acaulis 'Hose in Hose'

プリムラというのは変異が出やすいんでしょうか。
今日のプリムラは二段重ねのプリムラ・アコーリス(Primula acaulis 'Hose in Hose':サクラソウ科サクラソウ属)です。
プリムラ・ポリアンサス「ゴールドレース」と同様、イギリスで18世紀ごろ作出されたプリムラで、花の中から花が咲くような咲き方をするプリムラを「ホース イン ホース」と呼びます。なおホースとは水やりに使うホースです。
下の写真をご覧になって、萼が無いのにお気づきかと思いますが、一段目の花のように見えるのは萼の変化したものということになります。
プリムラ・アコーリスを改良したものですから、夏越しも日陰の風通しのいいところにおいてやれば、できないことはありません。
改良が重ねられ、花の大きさはそのままで、ジュリアンほどの小型になり、非常に鮮やかなマゼンタ色の花をつけています。



Phoseinhose1


Phoseinhose2

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2006年5月11日 (木)

オレンジ色のプリムラ
Primula bulleyana

遅咲きのオレンジ色のプリムラ、プリムラ・ブレヤナ(Primula bulleyana: サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。
本当に美しいオレンジ色で、上の写真は雨続きでコントラストがいまいちですが、下の写真のような明るいオレンジです。
中国西部、雲南のプリムラです。
今は背丈は30cmに足らないほどですが、キャンデラブラタイプのプリムラは花を(クリンソウのように)段々につけていきますから、最終的には50cmほどになるのでしょうか。花の大きさは3cm。



Primulabulleyana1


蕾は朱色をしています。

Primulabulleyana2

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2006年5月 5日 (金)

緑のプリムラ3
Primula polyanthus 'Francisca'

今年手に入れたばかりのプリムラ・ポリアンサス「フランシスカ」(Primula polyanthus 'Francisca' : サクラソウ科サクラソウ属)です。
グリーンレースに比べて背丈も高く、30cmを越えます。
花の大きさも3〜3.5cmあり、花びらの端が波打っており、全体に柔らかい感じがします。
グリーンレースの花びらは、堅い葉っぱという感じです。フランシスカの花は柔らかそうな分、緑の花びらという感じがします。
フランシスカは10年ほど前、Francisca Dartsという女性によって、オレゴン州ポートランドで見いだされたので、彼女の名が付けられたそうです。


Primulafrancisca1

Primulafrancisca2_1

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緑のプリムラ2
Primula polyanthus 'Green Lace'

二つめはプリムラ・ポリアンサス「グリーンレース」(Primula polyanthus 'Green Lace': サクラソウ科サクラソウ属)です。小型のポリアンサスで、花の大きさも2.5cmほどです。
花弁は花びらというより、葉脈のようなスジがあって葉っぱのように見えます。でも萼はちゃんとありますから花弁です。
花が開きかけの時には花全体がライムグリーンなので目立ちませんが、日が経って花びらの色が沈んだ緑になるにつれ、まん中の黄色い目がはっきりしてきて、ポリアンサスそのものになります。



Primulagreenlace1


Primulagreenlace2

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緑のプリムラ1
Primula sieboldii 'Ryokuryu

一つめは4月27日のブログで速報した日本桜草「緑龍」(Primula sieboldii 'Ryokuryu': サクラソウ科サクラソウ属)です。
緑色の花弁の隅には赤紫のアクセントがあり、同じ赤紫のスロートに続いています。その後ろに萼がちゃんとありますから、その前にある部分は花弁です。緑の星のようですね。
4号鉢に4本植えていますが、昨年充分肥培しなかったので花柱を立てたのは2本だけでした。


Primularyokuryu1_1



Primularyokuryu2_2

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2006年4月27日 (木)

ほんとうに日本桜草???
Primula sieboldii

葉を見れば、これが日本桜草(Primula sieboldii)だとおわかりいただけると思います。
葉っぱのなかからひょろひょろと花柱を立てていますが、これは日本桜草の花なのでしょうか。
園芸種で「緑龍」という名がついています。
さてどんな花なのでしょう。
咲いたらお知らせしますね。乞うご期待。


Primulasieboldii

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2006年4月17日 (月)

レースタイプのポリアンサ

最近のホームセンターを巡っていると様々の色のプリムラ・ジュリアンの白覆輪タイプが出回っています。
ちょっと前まで花びらに覆輪があるというのはプリムラ「ゴールドレース」だけでした。これは花茎を立てるポリアンサスタイプです。「ゴールドレース」は、いわゆるレースタイプのポリアンサスで、18世紀に作出された古典的な、花径も2cmほどの小輪のポリアンサスです。一昨年あたりから赤や黒の「ゴールドレース」が出回るようになりました。
そういう新顔の中でこれは「シルバーレース」といいます。
シルバーレースという名前から推測できるように白の覆輪です。今年のゴールドレースの写真も掲げておきますので、覆輪がどう違うか比べてみてください。

このシルバーレースは今年の1月に種を蒔いて、発芽後せっせと液肥をかけて、促成栽培した苗です。
やっと花をつけましたが、このところの低温で、十分開かないうちに痛みが出てきました。
一番上の花が今日開いた花で、下の花は何日か前から開いていた花ですが、完全に開いていません。くたびれています。このまま枯れてしまうんでしょうね。

Psilverlaced


Pgoldlaced

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2006年4月15日 (土)

ヨーロッパのプリムラ 8連発

天候不良の日が続きますね。
写真がうまく撮れません。

それでこの春の今日までに咲いたヨーロッパ系の肉厚の葉をもったプリムラをお見せします。
ヨーロッパ、特にイギリスでは、日本桜草に多くの園芸種が見られるように、多くのプリムラの園芸種が見られます。
その中でプリムラ・マルギナータやアリオニーの園芸種は、オウリキュラのように雨を避けたり、涼しい環境を作ったりしなくて済むためでしょうか、ヨーロッパでは広く流通しているようです。
大きくなっても背丈は10cm、6cm(2号)ポットでも育てられます。
オウリキュラのように派手ではないですが、とにかく丈夫で育てやすいかわいいプリムラです。
とはいえ株別れし易いものもあり、数は増えるけれども株は充実してくれません。
したがって花付きは、いまいちよくありません。(ポットが小さ過ぎるのかなー)

Primura hirsuta
プリムラ・ヒルスタはアルプスやピレネーに自生するプリムラです。葉はオウリキュラのように肉厚で、鋸歯があります。花は濃いローズピンク色で、4cm近くあります。
葉の鋸歯はマルギナータ、ヒルスタ、アリオニーの順でなだらかになって、アリオニーではほとんど目立ちません。
プリムラ特有の白い粉(ファリナ;プリミンを含むのでかぶれやすい人は要注意)をふきません。ファリナはマルギナータ、アリオニー、ヒルスタの順で薄くなっていくような気がします。

Phirsuta

Primura allionii×hirsuta
アリオニーとヒルスタの交配種です。葉っぱの下にひっそりと1輪だけ咲きました。花の大きさは1.5cmほど。
葉には鋸歯があります。ファリナをふきません。

Pallioniihirsuta

Primura allionii×marginata
アリオニーとマルギナータの交配種です。葉っぱには緩い鋸歯があります。
フェリナは黄色い色をしています。花の大きさは2.5cmほど。

Pallioniimarginata

Primula allionii 'Marse'
アリオニーの園芸種です。1.5cmほどのマゼンタ色の花をつけます。これも1輪しか咲きませんでした。
アリオニーはオウリキュラのような鋸歯のない葉っぱをしています。またフェリナをふきません。

Pallioniimarse

Primula allionii 'Rubra'
アリオニーの園芸種で、1.5cmほどのピンク色の花をつけます。これも1輪しか咲きませんでした。
アリオニーは花付きが悪いのかもしれません。フェリナをふきません。

Pallioniirubra

Primula marginata 'Miniera'
明るい藤色で、花の大きさも3cmを越えます。1輪が咲き始めると、他の花も一斉に花を開きます。
大株にすると美しさも10倍ほどになるだろうと思いますが、そんなことをすると、夏の暑さでいっぺんに枯れてしまうように思えます。マルギナータは葉の鋸歯がはっきりしており、フェリナをふきます。この種類は黄色っぽい
フェリナをふきます。

Pmarginataminiera2

Primula marginata 'Pritchards'
ややマゼンタ色のマルギナータで、3cm足らずの花をつけます。
特に萼の部分などがまっ白になるぐらいフェリナをふきます。

Pmarginatapritchards

Primula marginata 'Linda Pope'
ピンクの2.5cmほどの花を咲かせます。
白いフェリナをふきます。

Pmarginatarindumhope

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