2009年9月10日 (木)

夏のレウィシア2 
Lewisias

昨日の続きでコチレドン以外の常緑性のレウィシアです。


レウィシア「エディサエ」(Lewisia x edithae:スベリヒユ科レウィシア属)です。カール・イングリッシュ(Carl English)さんがレウィシア・コロンビアナの変種、コロンビアナ( v. columbiana) と 同じく変種のルピコラ( v. rupicola )を交配して1932年に作出した園芸種です。エディサエは奥様のエディスさんの名に因んだものです。花はコロンビアナとおなじ小さなピンクの花をつけますが、今春は咲きませんでした。

Ldithae1


レウィシア「ジョージヘンリー」(Lewisia 'George Henley':スベリヒユ科レウィシア属)です。
英国西サセックス州のイングワーセン社のバーク・ファーム・ナセリー(Birch Farm Nursery, Ingwersen )で1950年に作出された
レウィシア・コチレドンの変種、ヘックネリとレウィシア・コロンビアナ・ルピコラが親と言われています。

Lewisiagorgehenry4


レウィシア・ツィーディ・アルバ(Lewisia tweedyi alba:スベリヒユ科レウィシア属)です。
これは2年前の秋に播いたタネから5本育ちましたが、3本枯れて、残った2本も調子が良くありません。春に花をつけませんでした。

Tweedyalba3


レウイシア・カンテロビイ(Lewisia cantelovii:スベリヒユ科レウイシア属)です。
発見者のカンテロウ夫妻(Herbert & Ella Cantelow)が学名になっています。比較的限られた範囲、クラマス山脈・シスキュー山脈(海抜1000m〜1500m)地域や南カスケードに分布しているます。
葉が紫色に変わっています。昨年は咲きましたが、今春は花をつけませんでした。

Lcontelovii1_2


レウィシア・リーアナ(Lewisia leeana:スベリヒユ科レウィシア属)です。
レウィシア・リーアナはオレゴン州のシスキュウ山脈で発見されたレウィシアです。
種を蒔いて3年目の春でしたが咲きませんでした。

Lleeana1

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2009年9月 9日 (水)

夏のレウィシア1 
Lewisias

レウィシアの夏の様子をお知らせします。今日はレウィシア・コチレドン(Lewisia cotyledon:スベリヒユ科レウィシア属)を集めてみました。

レウィシア・コチレドンは夏に休眠しない常緑性のレウィシアで、水をやる必要があります。しかし水をやりすぎると二十日大根のような太い根があっという間に腐ってしまいます。3日〜1週間間隔でたっぷりやるか、霧状にして葉水を毎朝やるのがいいようです。
この春に花が咲かなかったのは、昨年は猛暑にも関わらず1週間に1回しかやらなかったからではないかという反省から、今年は実験的に霧で毎朝やっています。散水ノズルの出方を霧にし、朝露が降りたような感じで、葉水をやるつもりで、表面の礫が湿るぐらいにしています。
コチレドンに関しては、霧で毎日という方法は、葉の痛みが少なくていいようです。来春、花が見られるか楽しみです。
なお用土に関しては、主に中粒の日向土と軽石を使っています。


レウィシア・コチレドン「ディープレッド」(Lewisia cotyledon 'Deep Red':スベリヒユ科レウィシア属)です。
レウィシア・コチレドンの濃色選別種で、鮮やかな紫紅色の花を咲かせます。
今年は残念ながら花をつけなかったのですが、春の葉はパステルグリーンで観葉植物のようでした。
葉の形は、やや先が尖り、縁がなめらかな典型的なコチレドンです。

Ctyledondeepred2


レウィシア・コチレドン・ヘクネリ(Lewisia cotyledon v. heckneri:スベリヒユ科レウィシア属)です。種まきから3夏目になりますが、まだ花をつけたことがありません。
オーストラリア生まれの植物収集家Heckner, J. H. によって1930年に発見されたので、彼に因んでつけられています。北カリフォルニアのトリニティ川沿いの渓谷に自生しています。渓谷の岩石の上に生育した苔の塊を用土にして育っているようです。
葉の特徴は楕円形をし、先が尖り、鋸歯があります。

Lcotyledonheckneri1


レウィシア・コチレドン・プルディー(Lewisia cotyledon v. purdyi:スベリヒユ科レウィシア属)です。これも3夏目になりますが、まだ花をつけたことがありません。
南オレゴンのイリノイ盆地で発見され、農園主で作家、野生植物に詳しかったCarl Purdyに因んで命名されています。
葉が女性のコートの大きなくるみボタンをイメージさせたようで、地元の植物愛好家からボタンロックローズと呼ばれていたそうです。コチレドンの中では先が尖っていず、鋸歯がなく、ずんぐりとした葉です。

Lcotyledonpurdyi1


カリフォルニア州北西部からオレゴン州南西部に横たわるシスキュー山脈のレウィシア・コチレドン(Lewisia cotyledon:スベリヒユ科レウィシア属)です。これも3夏目になりますが、まだ花を見たことがありません。
シスキュー山脈は2000mを超える峰が連なる山脈で、そこに咲く高山性のレウィシア・コチレドンです。
コチレドンはシスキューからもたらされたと言われるほどシスキュー山脈はコチレドンの多いところです。
葉の先が尖り、細かい鋸歯があります。

Lcotyledonsiskiyou1

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2009年4月23日 (木)

雪のレウイシア 
Lewisia nevadensis

このシーズン最初のレウィシアが咲きました。
レウイシア・ネバデンシス(Lewisia nevadensis:スベリヒユ科レウイシア属)です。

シェラ・ネバダ山脈で発見されたのでネバデンシスですが、シェラ・ネバダとはスペイン語で「雪をかぶった山々」という意味です。
一般的には雪のレウイシア(the lewisia of the snows)と呼ばれているそうです。

大きさ3cmほどの、半透明の真っ白(とはいえ中心部は緑がかった黄色です)な花は何とも言えないほど華麗です。


Lnevadensis10


Lnevadensis11


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2008年12月27日 (土)

冬咲きレウィシア
Lewisia sierrae

園芸店の店頭にはレウィシア・コチレドン(Lewisia cotyledon)を見かけますが、我が家でもレウィシアが咲きました。

コチレドンではなくレウィシア・シエルラエ(Lewisia sierrae:スベリヒユ科レウィシア属)です。
普通は花茎を伸ばしてから花をつけるのですが、伸ばす前に花が開いています。
花の後ろには次に咲く蕾が隠れています。
葉は、松葉ボタンのそれを数倍長くしたような形で、その細長い葉を何本も出しています。


レウィシア・シエルラエは種小名から推測できるようにシェラ・ネバダに自生しています。
レウイシア・ピグマエア(Lewisia pygmaea:スベリヒユ科レウイシア属)によく似ていますが、シェラ・ネバダ南部のホイットニー山(Mt.Whitney)の近くにしか自生しておらず、ピグマエアの変種( Lewisia pygmaea v sierrae )として扱われることもあります。
花はピグマエアと変わりませんが、姿が半分くらいの小型種です。


Lewisiasierrae1_2


Lewisiasierrae2


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2008年5月15日 (木)

アプリコット色のレウィシア 
Lewisia 'Little Peach'

今種を蒔いて3年目の交配種のレウィシア「リトル・ピーチ」(Lewisia 'Little Peach')が咲いています。

詳細はわからないのですがレウィシア・ロンギペタラ(Lewisia longipetala)が親のようです。葉の形からもう一方の親はコチレドンだろうと思います。
ロンギペタラとは「長い花弁の」という意味ですが、「リトル・ピーチ」はその交配種というだけあって、細長い花弁に受け継がれています。

ピーチピンクにオレンジ色が混ざってアプリコット色になっています。咲き始めはピンクが勝っていますが、しばらくするとオレンジ色が強くなってきます。

その明るい美しさに見とれてしまいます。


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Llittlepeach5


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2008年5月11日 (日)

2種の交配レウィシア 
Lewisia 'Trevosia' & 'George Henley'

交配種のレウィシア(Lewisia :スベリヒユ科レウィシア属)が咲きました。

1940年代にポール・ギウセッピ(Paul Giuseppi)博士の手による交配種でトレボシア(Lewisia 'Trevosia')と言います。
トレボシアという名は、英国サフォーク海岸のトレボース(Trevose)という彼の住居に因む名だそうです。
レウィシア・コチレドンの変種のホウェリ(Lewisia ctyledon v. howelli)とレウィシア・コロンビアナの変種ルピコラ(Lewisia columbiana v. rupicola)を交配種です。
ホウェリの珊瑚色とルピコラの赤紫色が結びついて輝く色が出来たと言われています。
また1964年のチェルシーフラワーショーで入賞( Award of Merit)しています。



Ltrevsia1


Ltrevsia2


Ltrevsia3



英国西サセックス州の1950年にイングワーセン社のバーク・ファーム・ナセリー(Birch Farm Nursery,
Ingwersen )で作出された「ジョージヘンリー」(Lewisia 'George Henley')です。
ナセリーの責任者でこの花を紹介した人物の名前に因んでいます。
陽の元ではアプリコット色に見える煉瓦色の花を多数花茎につけます。花の様子や葉端には小さな棘状の出っ張りがあることからレウィシア・コチレドンの変種、ヘックネリ(Lewisia cotyledon v. hecknerii)とレウィシア・コロンビアナ・ルピコラが親ではないかといわれています。
この花も1978年のチェルシーフラワーショーで入賞しています。



Lgeorgehenley1


Lgeorgehenley2

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2008年5月 9日 (金)

ピンクのネバデンシス  
Lewisia nevadensis 'Rosea'

ピンクのレウィシア・ネバデンシス「ロゼア」(Lewisia nevadensis 'Rosea':スベリヒユ科レウィシア属)と白いネバデンシスが咲きました。

ネバデンシスはスペイン語で「雪をかぶった山々」という意味のシェラ・ネバダで発見されました。
雪のレウイシア(the lewisia of the snows, snowy lewisia)と呼ばれているように白い花をつけるのがスタンダードです。
この種に関しては同定が混乱し、1868年にネバダ州ハンボルト山脈で発見されてから、現在の分類が確定したのが1990年ということです。

ネバデンシスの同定が遅れたのは、他のレウィシアとは違って、一番下の写真(花後の萼です)のように、がま口のように2つに開く硬い萼があるからです。
これが花が全開するのを邪魔し、花は完全に展開できないので花弁がカールして開きます。
このため8〜9枚ある花弁の2枚は、他の花弁と等しい幅ではなく、長く幅広い傾向にあります。

ネバデンシス「ロゼア」はスエーデンのエテボリ植物園の学芸員だったヘンリック・ゼッターランドさんが個人の庭で見つけ、それを増殖して、種子をエテボリ植物園から配布し、世界に広まったと言うことです。
ゼッターランドさんはレウィシア・ネバデンシスとレウィシア・ブラッキカリックスとの交配によって生じた4倍体のヒブリダではないかと推測しています。

花の大きさは3cmほど、ロゼッタ状の厚い葉の中心から3〜5cmの花柄を出しています。
確かにネバデンシスとは、色の違いだけではなく、雰囲気的に、少し違った趣があります。
淡いピンクと花弁の透明感が美しい花です。



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見とれてしまうレウィシア 
Lewisia brachycalyx

レウィシア・ブラッキイカリックス(Lewisia brachycalyx:スベリヒユ科レウィシア属)が咲きました。

純白で、うっすら透き通った花びらに見とれてしまいます。
さらにこの不規則に切れ込んだ花びらが、さらにその美しさを盛り立てています。

10〜15cmほどの、バターナイフ型の葉をロゼッタ状につけます。
その中心に花柄がないかと思うぐらいびっしりと2.5cmほどの花を開きます。

このレウィシアは始めにユタ州南西部、次にニューメキシコ西部(以後見つかっていない)で発見され、1868年にカレンドリニア・ブラッキイカリックスと命名され、その後レウィシアと分類されました。
種小名は萼片に由来し、「広く短い萼片を持つ」という意味です。

古代にロッキー山脈の尾根筋から、後にアリゾナ中央部のアパッチ郡、ナバホ郡などの高地に移動し、かなりの数が生息していると推測されています。
ユタ州南西部、カリフォルニア南部など南の方面にも飛び地的に自生地が報告され、幅広い環境に適応しているようです。

香りがあると言われていますが、匂ってみても感じません。
この容姿にに香りがあれば、鬼に金棒なのですが。



Lbrachycalyx1


Lbrachycalyx3


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2008年5月 2日 (金)

すっきりしたレウイシア 
Lewisia longipetala

さわやかな花をつけるレウイシア・ロンギペタラ(Lewisia longipetala:スベリヒユ科レウイシア属)が咲きました。
去年は花数が少なかったのですが、今年は蕾を沢山つけています。

種小名のロンギペタラは「長い花弁の」という意味で、レウイシアの中ではすっきりした花の形しています。
花はそんなに大きくない(2.5cm)のですが、花の色はストロベリーアイスクリームソーダ色と表現される淡いピンク色で、非常にチャーミングです。
花の先、萼や苞葉の先には赤紫色が入っています。

北米シエラ・ネバダの中北部からタホエ湖にかけての海抜3000 m あたりに分布しています。
そのあたりの氷河や雪が融けて、春一番にこの植物を目覚めさせるのでしょう。



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Llongipatala7

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2008年5月 1日 (木)

寒さに強い鮮紅色の花 
Lewisia cotyledon

昨年冬から咲いていたレウィシア・コチレドン(Lewisia cotyledon:スベリヒユ科レウィシア属)です。

冬の間は花茎を上に立てず、地面を這うように延ばしていたため、花をきれいに開くことができませんでした。
さらに厳冬でしたから、花は半ば凍利ながら咲いていました。
花弁同士が凍ってくっついても、陽が差して、氷がとけてしまうと、凍っていたことなどなかったように咲いているのには驚きました。寒さにはめっぽう強いことがわかりました。
暖かくなってきて、やっと花茎を上に伸ばし、花を沢山つけるようになりました。
4cmはあろうかという大きさの、きらきら輝く鮮やかな赤色の花を次々に咲かせています。



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Lcotyledon5


Lcotyledon6


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