2009年5月 9日 (土)
2009年4月 6日 (月)
2色咲き分けのムスカリ
Muscari latifolium
「ダブルカラーのムスカリ」と題して2色に咲き分けるムスカリを紹介しましたが、もう1種類、2色に咲き分けるムスカリがあります。
ムスカリ・ラティフォリウム(Muscari latifolium:ユリ科ムスカリ属)です。
小アジアの松林の中に自生しているムスカリです。
濃紺色の花には稔性があり、蒼青色の花は不稔性だといわれています。
なるほど濃紺色の花は開いていますが、蒼青色の花は閉じたままです。
2009年4月 2日 (木)
空色ムスカリ
Muscari armeniacum 'Valerie Finnis'
空色のムスカリ、ムスカリ・アルメリアカム「バレリー・フィネス」(Muscari armeniacum 'Valerie Finnis':ユリ科ムスカリ属)が咲きそろいました。「バレリー・フィネス」の名の由来はこちらをご覧下さい。
バレリー・フィネスは、最も普通に目にするムスカリ・アルメリアカムの色違いの選別品種です。しかしアルメリアカムの何とも表現しがたい、だらしなく伸びてスパゲッティ状になる葉に比べると、幾分かはましな長さです。
2009年3月25日 (水)
ダブルカラーのムスカリ
Muscari aucheri 'Mount Hood'
ムスカリ・アウケリ「マウントフッド」(Muscari aucheri 'Mount Hood':ユリ科ムスカリ属)が咲きました。
白とブルーに咲き分けるタイプですが、昨年はきれいに咲いてくれませんでした。
今年はこのとおり、園芸名に使われている雪をかぶったオレゴン州のフッド山を思わせるようなきれいな2色に分かれています。
種小名のアウケリは、1838年にトルコの北部オマーンの山岳地帯で約150種の植物を収集したフランスの園芸家P. M. R. Aucher-Eloyに因む名前です。
たぶんその際に発見されたムスカリではないかと思います。


2009年3月24日 (火)
2008年5月13日 (火)
食べるムスカリ
Muscari comosam
遅咲きのムスカリ・コモサム(Muscari comosam:ユリ科ムスカリ属)が花を咲かせています。
和名はハネムスカリで、上部の花は羽、下部の花は壺のような不思議な形をしています。
上の花と下の花は構造が違うようです。
花の形などからムスカリの仲間ともヒアシンスの仲間とも考えられています。
地中海だけではなく、カナリア諸島、マデイラ諸島、北部ロシアまで広がって分布し、適応性のある植物です。
ところでイタリア南部のプグリア(Puglia)州では、この球根をランパスチオニ・オニオン(Lampascioni onions)と呼んで、ピックルスにして食べるそうです。
ラッキョウのような感じなんでしょうけど、ネギ科ではないので臭みはないから、歯ごたえを楽しむのでしょうかね。



2008年4月24日 (木)
グリーンのムスカリ?
Bellevalia pycnantha 'Green Pearl'
ベレバリア・ピクナンサ「グリーン・パール」(Bellevalia pycnantha 'Green Pearl')が咲きました。
ムスカリとして売られていますが、ムスカリ属ではなく、よりヒヤシンスに近い種類です。
Richeria属やGuarania属という異学名を持つベレバリア(Bellevalia)属の植物です。
園芸(流通)業者はムスカリ属でないことを知っていても、売りやすいムスカリ(ムスカリ・ベレバリア:Muscari bellevalia)の名前で売ろうとします。彼らは本当に信用できません。
ベレバリア・ピクナンサはコーカサスからトルコにかけて分布していて、本来は上2枚の写真のように濃いブルーの花をつけます。
ピクナンサは2〜3枚の葉っぱに抱えられて、2〜3本の花茎を立てます。上から2枚目の写真は、葉っぱから蕾の塊が頭を出した頃の写真です。
ピクナンサはベレバリア属の中では園芸品種として改良が進められ、下2枚の写真のグリーンパールもその一つです。
グリーンパールは派手さは全くありません。いや地味です。
蕾の時はグリーンですが、開くと黄色というより黄土色になります。
さらに花茎が伸びるにつれ花柄も伸び、上下の花の間が空き、みすぼらしくなります。
黄緑色の蕾の時が一番きれいでしょうか。
2008年4月21日 (月)
ムスカリいろいろ
Muscari botryoides, latifolium & Muscari aucheri
ムスカリは春真っ先に咲くものからのんびり花茎をもたげてくるものまでいろいろです。
ムスカリは浅植えにした方が好ましいので、鉢で毎年育てることができます。
球根でも種子(花が咲くまで3年かかりますが)でも増やすことができるので、増やすことが容易です。
わが家で咲いたムスカリを紹介します。
白いムスカリ・ボトリオイデス「アルブム」 (Muscari botryoides ' Album':ユリ科ムスカリ属)です。
このムスカリはブルーが本来の花色で、和名もルリムスカリといいます。
ヨーロッパ中部からトルコにかけて広く分布しており、そのため比較的早い時期から庭園を賑わせていたといわれています。
このムスカリは秋に葉が3〜4枚出て、冬の寒さにも緑の葉が出たままです。
白いムスカリは以前、花の先が開くムスカリ・アズレウム・アルブムをお見せしましたが、こちらは普通のムスカリタイプの花です。
アルブムはひ弱な感じで、花立ちも悪いようです。


ムスカリ・ラティフォリウム( Muscari latifolium:ユリ科ムスカリ属)です。
ラティフォリウム種は、小アジアの松林に自生するムスカリで、2色に咲き分けます。
黒青色の花にタネができ、淡青の花にはタネはできないそうです。
葉はムスカリらしくない幅太のしっかりした葉が2〜3枚出てきます。
下の方の花は花茎が伸びるにつれ間が空いて、まばらな感じが強くなっていきます。


ムスカリ・アウケリ「マウントフッド」(Muscari aucheri 'Mount Hood':ユリ科ムスカリ属)です。
ラティフォリウムと同様2色に咲く分けるタイプです。
園芸名にマウントとついてるように、雪をかぶった山を思わせる白と青の組み合わせです。
種小名のアウケリは、小アジアやアラビアの植物を収集した18世紀のフランスの園芸家P. M. R. Aucher-Eloyに因む名前です。従ってこのムスカリもトルコ原産です。
園芸名のマウントフッドは、イギリス海軍提督のサミュエル・フッド(Samuel Hood)に因んだオレゴン州のフッド山からつけられたそうです。
球根が充実してなかったのか、あまりきれいに2色に咲き分けてくれません。
2008年4月 4日 (金)
春空色のムスカリ
Muscari armeniacum 'Valerie Finnis'
今日は二十四節気の清明です。
清明色といっていいのでしょうか、空色のムスカリ、ムスカリ・アルメリアカム「バレリー・フィネス」(Muscari armeniacum 'Valerie Finnis':ユリ科ムスカリ属)が咲きそろいました。
ムスカリ・アルメリアカムは、一番下の写真(Muscari armeniacum:ユリ科ムスカリ属)のように最もよく目にするムスカリで、濃い青紫色をしています。「バレリー・フィネス」はその色違いの選別種です。
本当にきれいな淡いブルーです。
アルメリアカムですから長いふにゃふにゃの葉で、スパゲッティ状に絡まってしまいます。花茎もそのスパゲティを選り分けて出てきます。これがしっかりした葉であれば最高なんですがね。
この花の名前は、この色のムスカリを見つけたイギリス人の女性の名に因みます。彼女は2006年秋に81歳でその生涯を全うしましたが、長きにわたって英国Waterperr園芸女学校で教師を務め、園芸における功績によってRHS(王立園芸協会)から最高名誉勲章を受章しています。
2008年4月 3日 (木)
より以前の記事一覧
- 春色ムスカリ
Muscari 'Pink sunrise' 2008.03.26 - 寝坊のムスカリ
Muscuri comosum 'Plumosum' 2007.05.18 - 今ごろムスカリ
Muscari comosam 2007.05.09 - グラマラスなムスカリ
Muscari 'Fantasy Creation' 2007.04.09 - 二色咲きムスカリ
Muscari latifolium 2007.04.06 - 空色のムスカリ
Muscari armeniacum 'Valerie Finnis' 2007.04.05 - 黄色いムスカリ
Muscari macrocarpum 'Golden Fragrance' 2007.04.02 - ピンクのムスカリ
Muscari 'Pink Surprise' 2007.03.17 - 白いムスカリ
Muscari azureum alba 2007.03.12 - 遅咲きの不思議なムスカリ
Muscuri comosum 2006.06.01 - ムスカリのつぼみ?
(Muscari comosum) 2006.04.20 - ムスカリ 2006.04.05
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