2009年5月13日 (水)

本当に小さいベロニカ 
Veronica arvensis

関係ないポットからベロニカの葉が出てきました。
しばらく大きくなる様子を見ていたら、タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢:Veronica arvensis:ゴマノハグサ科クワガタソウ属)とわかりました。
本日は1回目に花の大きなベロニカをご覧いただいたので、今度は花の小さなベロニカです。

タチイヌノフグリの花は晴天の日のお昼前後のわずかな時間しか開いていません。なかなか写真になりません。

タチイヌノフグリの葉は、花に近いところと根に近いところでは形が違っています。春早くに出来る葉は丸っぽくて対生、花の付近では葉は尖った形になり、互生します。花の周りの葉は、大きく見えますが、花が3mmほどですから、長さ5mmほどの葉です。
野外では写真に納めるの難しい大きさです。

種小名は「畑の、野原の」という意味で、雑草という含みがあります。この種小名から推測して(vulgaris や arvensis はヨーロッパの自生植物に多いという勝手な思い込みです)ヨーロッパ原産の帰化植物です。

想像していたよりも本当に小さい花でした。


Varvensis1


Vhederaefolia1


Vhederaefolia2

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大きな花のベロニカ 
Veronica gentianoides

ベロニカ・ゲンチアノイデス(Veronica gentianoides)が終わりかけています。

ベロニカ・ゲンチアノイデスは4月半ばにツヤのある大きな根生葉から花茎を立て、穂状に花を開き始めました。
ゲンチアノイデスという学名は「リンドウのような」という意味ですが、花は典型的なベロニカで、薄いブルーか、白地に薄紫のスジのある花をつけます。たぶんリンドウに似ているのは花のつき方だろうと思います。

1cmほどの大きい白い花にブルーの葯が似合っています。
拡大してみて、蕊の付け根に毛が生えているのに初めて気がつきました。他のベロニカにこのような特徴があるのか、花が小さくて確かめようがありません。

魅力的なベロニカです。


Veronicagentianoides3


Veronicagentianoides5


Veronicagentianoides4

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2009年5月 8日 (金)

水辺のベロニカ 
Veronica anagallis-aquatica

池の端にオオカワヂシャ(大川萵苣:Veronica anagallis-aquatica:ゴマノハグサ科クワガタソウ属)が咲いていました。
昨年オオカワヂシャを見つけた池と同じ池ですが、今年は水の中から出ていました。

オオカワヂシャはヨーロッパからアジア北部に自生している多年草で、外来生物法による特定外来生物に指定されている帰化植物です。
1m近くにもなるベロニカですが、これはまだ背も高くなく、風にも揺れず、写真に収まりました。

直径5mmほどの、紫の筋の入った淡紫色花を背の低いうちからつけていきます。
花だけ見れば、ブルーのすがすがしい花です。


Vanagallisaquatic5


Vanagallisaquatic4_2

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2009年5月 3日 (日)

かわいいベロニカ 
Veronica tenella

今、テングクワガタ(天狗鍬形:Veronica tenella:ゴマノハグサ科クワガタソウ属)が咲いています。

テングクワガタは、北海道から本州の中部地方の山地の湿った草地や林縁などに自生してる日本産のベロニカです。

花の大きさは5mmほどで、白地に青紫色の筋が入ります。
花の大きさや感じ、葉には鋸歯がないところなどベロニカ・レペンス(Veronica repens)によく似ていますが、テングクワガタは花茎を立てるので、レペンスより背が高くなります。それでも10〜15cmほどです。

昨日のアポイクワガタ同様、昨年7月に種を蒔いて咲かせました。


Vttenella1


Vttenella2


Vttenella3


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2009年5月 2日 (土)

アポイ岳のベロニカ 
Veronica schmidtiana v. yezoalpina f. exigua

アポイクワガタ ( Veronica schmidtiana v. yezoalpina f. exigua :ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)が咲きました。

北海道に分布するキクバクワガタの変種で、北海道日高地方のアポイ岳などの蛇紋岩地帯に生えるクワガタソウです。

ややピンクがかった1cmほどの花ですが、独特の紫色の網目模様があり、チャーミングです。
品種名(exigua)は「小さな」という意味ですが、植物体が小さいということなんでしょうね。
一度見たら忘れられないクワガタソウです。

野生のものは葉が堅そうですが、栽培品は白い軟毛に覆われ、明るい緑色の大きな裂け目の入った葉をしています。
難物と思っていたのですが、昨年7月に種を蒔いて、次の春にはこの通り咲きました。


Vschmidtianaexigua1


Vschmidtianaexigua2


Vschmidtianaexigua3

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2009年4月29日 (水)

斑入りのベロニカ
Veronica chamaedrys f. variegata

斑入りのベロニカ(Veronica chamaedrys f. variegata)です。

葉に特徴のあるベロニカはいろいろありますが、このベロニカは野趣あふれるというか、素朴というか、そういう趣をもったベロニカです。

斑入りはハンディを背負っているので、突然変異で斑が消えていく運命があるような気がします。
多分元に戻った個体だけが長く生き残るんですね。


Veronicamiffybrute3


Veronicamiffybrute4


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2008年12月21日 (日)

秋咲きベロニカ 
Veronica whitleyi

12月に入ってから咲き出したベロニカがあります。
ベロニカ・ホイットリー(Veronica whitleyi:ゴマノハグサ科クワガタソウ属)です。

この花の詳細はわかりませんが、学名にホイットリーという方の名がつけられています。それで英名はホイットリーのスピードウェル(Whitley's Speedwell)と呼ばれています。
タネから育て、やっと咲いたので、どんな咲き方をするかわからないのですが、調べてみると晩秋に咲くだけではなく、晩春から晩秋まで、特に夏中も咲くそうです。葉は一年中茂っているようです。
蕾の付き方からして、まだまだ咲き続ける感じです。
花は一日で枯れて(しおれて)しまうので、写す時間が午前中に限られていたので、朝はこの通り大きく開いたものはありません。
ベロニカにしては珍しい葉の形で、松葉のような細い(どちらかというと松葉ボタンのような)灰色がかった濃いグリーンの葉をしています。
背丈15cmほどで這い性が強く、グランドカバーに向きです。


Veronicawhitleyi1


Veronicawhitleyi2


Veronicawhitleyi3

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2008年6月12日 (木)

濃いピンクのベロニカ 
Veronica spicata ‘Giles Van Hees’

ベロニカ「ギルバンヘス」(Veronica 'Giles Van Hees')が咲いています。

花茎が立ち上がっていくという形状からするとロンギフォリア(Veronica longifolia)ですが、矮性種で、背丈が20cmほどしかありません。北ヨーロッパからアジアに分布するスピカタ(Veronica spicata)に何かがかけ合わさっているようです。
濃い色のグリーンの葉色で、その先にピンクの穂状花序をつけていきます。
穂状にはなをつけるといっても、咲き始めは一番下の写真のように短い花穂につけます。
花は春先から夏前まで、時には秋まで咲いています。

ベロニカ属は北半球の至る所で目にする植物で、おおよそ300種類あるといわれています。
花びらは4枚、雄しべも2本のが多いようですね。

ギルバンヘスという名は人名のようですが、どのような人は不明です。


Veronicagilesvanhees3_2


Veronicagilesvanhees4_2


Vgilesvanhees1

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2008年6月 7日 (土)

ブルーのとらの尾 
Veronica longifolia

ベロニカ・ロンギフォリア(Veronica longifolia:ゴマノハグサ科クワガタソウ属)が公園の花壇で咲いていました。

ロンギフォリアは、茎頂にブルーの花を穂状に伸ばすタイプのベロニカです。
這い性のベロニカは背が低いですが、ロンギフォリアは30~50cmほどになります。1mになるという記述を見ますが、寒冷地ではそれぐらいの高さになるのでしょうか、この辺ではせいぜい50cmです。

穂状(すいじょう)花序の植物を、日本では「トラノオ」と名づけることが多く、ロンギフォリアはセイヨウルリトラノオという和名が与えられています。

丈夫な花で花壇向きの植物です。


Vlongifolia1_2


Vlongifolia2


Vlongifolia3_2


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2008年5月24日 (土)

ピンクのベロニカ 
Veronica fruticans

ベロニカ・フルティカンス(Veronica fruticans:ゴマノハグサ 科クワガタソウ属)が咲きました。

ヨーロッパアルプスの岩場に自生するのベロニカです。
普通は、先日ご覧頂いたベロニカ・サツレヨイデス(Veronica saturejoides)と同じような、濃紺で赤い目を持つ花をつけます。
濃紺ではなく、時々このようなピンクの花をつけるものが見つかるようです。

葉はややつやがあり、堅く、へら型をしています。
ベロニカ・サツレヨイデスの葉とも似ており、ヨーロッパの西の方はフルティカンス、東の方はサツレヨイデスが棲み分けているのかもしれません。
水はけのいい岩場で耐えられるような葉です。こんもりとした茂みを作るようです。


Vfruticans1_2


Vfruticans2_2


Vfruticans3_2

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2008年5月22日 (木)

ベロニカは水が好き? 
Veronica austriaca 'Blue Fountain'

ベロニカ「ブルーファウンテン」( Veronica austriaca 'Blue Fountain' :ゴマノハグサ科クワガタソウ属)が花盛りです。

学名からオーストリアが原産地のように推測されますが、ハンガリーベロニカ(Hungarian speedwell)という英名がありヨーロッパの中部(オーストリア、ハンガリー、ポーランド)から南部(アルバニア、ブルガリア、ギリシャ)にかけて分布し、一部は北アジアにも見られるということです。

コバルトブルーの1cmほどの花を穂状花序につけていきます。
いわゆるトラノオ系の花ですが、私にところではトラノオ状にはなりません。背丈も20cmほど、高くても30cmぐらいでしょうか。

水はけがよく水切れしない用土を好むようです。私は水はけの良すぎる用土に植えているせいか、すぐにしんなりしてしまいます。
そんな様子から、この仲間の英名が speedwell というのは、すぐに乾く井戸に由来するのかな、そうでなくても水が好きなことに由来するのかと思ってしまいます。ブルーファウンテンという名は青い泉ですが、同様の意味合いがあるのでしょうかね。

穂状花序のベロニカの中では、開花時期が早く、丈も低くて私好みです。


Vbluefountain1_2


Vbluefountain2


Vbluefountain3

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2008年5月21日 (水)

コバルトブルーのベロニカ 
Veronica saturejoides

ベロニカ・サツレヨイデス(Veronica saturejoides:ゴマノハグサ 科クワガタソウ属)という少々名前の長いベロニカです。

北西ヨーロッパ、アルバニア、ブルガリア、ユーゴスラビアなどの、海抜2100-2900mの山の岩地や礫地に生えています。
ベロニカは概して小さいですが、期待に違わず背丈は10cm 未満。
生え際付近は1cm未満の肉厚の丸い小葉が密に重なるようについています。花茎が立ち出すと葉の様子もへら形に変わり、長さも1.5cmほどになってきます。

はじめは頭頂に半円形に集合して花が咲きますが、しばらく経つとこのように花柄がのびて花をつけます。
花は明るいコバルトブルーで、本当にきれいな色です。
花の中心部が白色で、その周囲に赤い模様が不規則に入ります。
日向に置いていたところ、少々しおれました。岩地に咲くとはいえ、水を好むようです。

一番下の写真のように異様に大きい果実をつけます。


Vsaturejoides1_2


Vsaturejoides2


Vsaturejoides3_2

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2007年5月30日 (水)

葯も蕊も花弁もローズピンク 
Veronica spicata ‘Giles Van Hees’

ベロニカ・スピカタ「ギルバンヘス」(Veronica spicata ‘Giles Van Hees’)がピンク花をつけました。

学名のスピカタは「穂状(すいじょう)をなした」という意味で、花茎が立ち上がっていくタイプのベロニカです。
英名もspiked speedwell で「円錐状のクワガタソウ」という意味です。
北ヨーロッパからアジアに分布するベロニカです。
ギルバンヘスは、スピカータの中では最も矮性種といわれ、背丈は15cmほどにしかなりません。 
ご覧の通り、葯も蕊も花弁と同じローズピンク、ローズピンクの花をつけ、非常に目を引きます。

1本の苗から数本の花茎を立てます。
刈り込みをすることによって秋まで咲かせることができますが、こんな可愛い花をつけている花茎をどの時点で刈るか、心穏やかではありません。



Veronicagilesvanhees1


Veronicagilesvanhees2_1

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2007年5月26日 (土)

ピンクのベロニカ 
Veronica prostrata 'Mrs Holt'

ミセスホルト(Veronica prostrata 'Mrs Holt')です。
這い性のベロニカでは珍しい赤系ベロニカです。
濃いピンクの花を穂状に咲かせ、広がっていきます。

プロストラタはヨーロッパに広く分布しているベロニカで、「平たく広がる」という意味の学名通り、小さい丸みのある葉をつけてマット状に広がります。
ベロニカ・プロストラタには Veronica rupestris という異学名があり、これは「岩石地帯に生える」という意味です。
この学名から推測できるように過湿を嫌います。

毎年楽しませてくれる愛らしい花です。



Veronicamrsholt2


Veronicamrsholt3_1

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2007年5月25日 (金)

白い塔 
Veronica gentianoides 'Pallida'

ベロニカ・ゲンチアノイデス 「パリダ」(Veronica gentianoides 'Pallida')が咲きそろってきました。
ベロニカ・ゲンチアノイデスはトルコから西の地域が原産地で、薄いブルーか、白地に薄紫のスジのある花をつけます。
その園芸品種の 「パリダ」は真っ白に薄い水色のスジが入る花をつけます。
ゲンチアノイデスという学名は「リンドウのような」という意味で、花が似ているというより、花の付き方が似ているということなんでしょうね。

単子葉植物(ユリ)のようなツヤのある大きな根生葉から、花茎を2〜3本立てていくベロニカです。
根生葉しかない時には、ベロニカかどうか確信の持てませんでした。
大型のベロニカで、結構背が高くなりそうです。
最終的には20cmほどになるのではないかと思います。

1cmほどの大きめの白い花にブルーの葯が似合っています。



Veronicagentianoides1_1


Veronicagentianoides2_1

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2007年5月24日 (木)

群青色のベロニカ 
Veronica austriaca 'Blue Fountain'

ベロニカ・オウストリアカ「ブルー・ファウンテン」(Veronica austriaca 'Blue Fountain')花盛りになってきました。
オウストリアカには、「クレーターレイク・ブルー」「キャプテン」などの園芸種があります。

オウストリアカは1cmほどの比較的大きめの花を穂状につけ、非常に明るい群青色が特徴です。
太陽の日差しを反射して深みのある色を見せています。
また広葉スピードウエル(broadleaf speedwell)という英語名があるように、葉は比較的大きめの卵形をしています。

学名からオーストリア原産であることを推測させます。



Veronicaaustriaca1


Veronicaaustriaca2

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2007年4月20日 (金)

さわやかベロニカ 
Veronica prostrata

さわやかなブルーのベロニカが咲きそろいました。
ベロニカ・プロストラタ(プロストラータ)(Veronica prostrata:ゴマノハグサ科クワガタソウ属)です。
這い性ベロニカで、ランナーを延ばし、途中から立ち上がって穂状に花をつけていきます。
ヨーロッパ原産のベロニカです。
下の写真の個体は購入した時期が上と2年違いのせいか、少し性質が違い、花と花の間があき、背も高くなるようです。
ベロニカというと丈夫そうに思いますが、過湿には弱く、気温の上がる時期が要注意です。

本当に奇麗なブルーです。



Vprostrata1


Vprostrata2

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2007年4月11日 (水)

マルシア夫人 
Veronica petraea 'Madame Mercier'

淡い紫のベロニカ「マダム マルシア(メルシエ)」(Veronica petraea 'Madame Mercier' :ゴマノハグサ科クワガタソウ属)が満開になりました。
コーカサス地方原産ということですが、学名は「岩石の間を好む」という意味で、岩山を覆うように咲いているんでしょうね。
英語名は Groundcover speedwell で、グランドカバー用の植物なんですね。
ランナーを延ばして、かなり広がっていくようです。

冬はジョージアブルーのような焦げ茶(銅色)の葉をして、春になってくると濃い緑色に変わってきます。



Veronicamadamemercier1


Veronicamadamemercier2

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2007年3月 3日 (土)

プルシアンブルーのベロニカ 
Veronica umbrosa 'Georgia Blue'

育てている這性ベロニカの中で、もう花を開いたベロニカがあります。
ベロニカ「ジョージア ブルー」(Veronica umbrosa 'Georgia Blue':ゴマノハグサ科クワガタソウ属)です。
学名は Veronica peduncularis とされていることが多いのですが Veronica umbrosa が正式のようです
花のない冬の間は銅葉で、葉をつけています。
濃くて、赤みを含まない鮮やかなブルー(英語はこの系統色をブルーと言い、正確にはプルシアンブルー、あるいはベルリンブルー、日本では紺青色)の花を背景に、紫がかった黒っぽい葉色はよく似合います

ベロニカ「オックスフォード ブルー」(Veronica 'Oxford Blue')という園芸種がありますが、ほとんど同じものです。
強いて違いがあるとすれば、ジョージア ブルーの方が葉の色が濃いことではないでしょうか。



Vgeorgiablue1


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2006年5月17日 (水)

斑入りのベロニカ2種
Veronica

這い性のベロニカに続いて斑入りのベロニカを紹介します。

ミッフィーブルート(Veronica chamaedrys 'Miffy Brute')です。
学名のチャマエデュリスというのも這い性のという意味です。
花に比べて大きめの濃い緑にクリーム色の斑が入ります。
花は薄いブルーで、これといった特徴がありません。

Veronicamiffybrute_1



ミルフィーユ(Veronica 'Mille-feuille')はミッフィーブルートによく似ています。同じものではないでしょうか・・・・
葉はさらに大きくなり、花を愛でるというより、葉を楽しむ種類です。
下は花のない春先の頃の葉の様子です。厚みがあって白い斑が入る美しい葉をしていますが、花の頃には斑が小さくなってしまいます。
夏は全て堅い、暗緑色の葉になります。

Veronicamillefeuille_16


Veronicamiffybrute2_1

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2006年5月16日 (火)

這い性ベロニカ5種
Voronica

そろそろベロニカ(Veronica:ゴマノハグサ 科クワガタソウ属)が花をつけ出しました。
イヌフグリという名を誰が付けたのか、日本の花の名前は、粋を解さないどっかの唐変木がつけたのでしょうね。


Destiny_1ベロニカという名を聞けば、美しい女性を想像するのはptechだけでしょうか。
たとえばこんな女性を想像してしまいます。
1998年公開の映画「娼婦ベロニカ」(原題「A Destiny of her own(Dangerous beauty)」、原作はマーガレット・ローゼンタール「The Honest Courtesan」)でベロニカ役を演じたキャサリン・マコーマックです。
この映画の題も唐変木が考えた様な気がします。原題に近い邦題をつければ変な先入観を抱かなくてすむのに・・・
いい映画ですから、よろしければご覧になってください。


Veronica_1でもこの花は聖書物語の中の女性にちなんでつけられた名だそうです。処刑されるために、ゴルゴダの丘に十字架を背負って上って行くイエスの額の汗をぬぐった女性がベロニカだったというのです。
ただしカソリック教会の伝承で、聖書の福音書にはこれに関する記述はありません。
この絵(イコン)は汗をぬぐったその布にイエスの顔が転写されたという伝承を描いたものです。
布を手にしている女性がベロニカでしょうか。
このような由来があるからでしょう、園芸種のベロニカには女性の名前がつけられていることが多いように思います。



さて蘊蓄はそれぐらいにして、今日はアルピコラで咲いた5種の這い性ベロニカを紹介します。

1番目はミセスホルト(Veronica prostrata 'Mrs Holt')です。
日本のクワガタソウ(Veronica miqueliana)もピンクですが、それより濃いピンクです。
ホルト夫人がどんな人か皆目見当がつきませんが、こんな色の服が似合う人ならきっと美人でしょうね。


Veronicamrsholt1_1



これは花屋さんでよく見かけるオックスフォード・ブルー(Veronica peduncularis 'Oxford Blue')です。
ジョージアブルー('Georgia Blue')と同じものだと思います。
濃いブルーの花をつけます。


Veronicaoxford_1



原種系のベロニカで、ベロニカ・レペンス(Veronica repens)です。
レペンスというのは「這い性の」という意味で、この中ではもっとも背が低く、小型です。
小さな葉の上に、これまた小さな白い花をびっしり咲かせます。園芸種に比べて丈夫で、消えてしまうことがありません。


Veronicarepens



ロイアル・ブルーは(Veronica teucrium 'Royal Blue')すこし高性のベロニカの性質を見せ、蕾が穂状に、ほんの少し立ち上がります。
5月の空を思わせる澄んだブルーの花を咲かせます。


Veronicaroyalblue_1



マダムマルシア(Veronica petraea 'Madame Mercier' )は淡い紫の花びらに紫のすじが入る美しい花を咲かせます。
マダムマルシヤってどんな女性だったんだろうと、また考え込んでしまいます。


Veronicamarcia

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