2014年6月 7日 (土)

ウメエダシャクの大量発生 
Cystidia couaggaria

昨日夕方、ウメエダシャク( 梅枝尺:Cystidia couaggaria:シャクガ科 エダシャク亜科)がピラカンサス(常盤山櫨子(ときわさんざし):Pyracantha coccinea:バラ科サンザシ属)の生け垣のそばで乱舞していました。


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ウメエダシャクは羽根の長さが5cmほどの蛾で、昼間、力なくふわふわ飛んでいます。

尺取り虫(シャクトリムシ)が幼虫で、その食性はウメと名前についていることからわかるように、ウメ(バラ科サクラ属)の木の葉っぱを好んで食べます。
実際はウメ以外に、エゴノキ(‎エゴノキ科エゴノキ属)、スイカズラ(‎スイカズラ科スイカズラ属)、マサキ、マユミ(ともにニシキギ科ニシキギ属)などの多くの庭木を食害します。

尺取り虫で越冬し、ちょうどウメの実が稔る頃に羽化するそうです。
一斉に羽化し、遠くに行くわけではなく、羽化したところ所にとどまって乱舞するようです。

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2012年6月17日 (日)

カメムシの横綱 
Agriosphodrus dohrni

ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀:Agriosphodrus dohrni:カメムシ目(半翅目)サシガメ科)がいました。


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ヨコヅナサシガメは中国から東南アジアにかけて分布するカメムシの仲間で、昭和初期に九州に上陸したと考えられている帰化昆虫です。
横綱というなが示すように、体長20mm前後で、サシガメの仲間では我が国で最も大型といわれています。
体はツヤツヤした黒色で、腹部の両端が羽より張り出していて、そこに白黒の模様がついています。あしの付け根には赤い色がついていて、じっくり見るとカラフルです。
頭部は細長く、さらにその先に口吻が延びていてケムシなどを突き刺して体液を吸うそうです。一般のカメムシ類とは異なり昆虫などを捕食し、それで刺すカメムシでサシガメと呼ばれているんですね。

昆虫を主食にしているので、害虫を食う益虫として期待されているようです。でも種類によっては刺されるとハチに挿されるより痛いといわれています。


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2012年5月31日 (木)

派手なキンモンガ 
Psychostrophia melanargia

山のハイキングコースでキンモンガ(金紋蛾:Psychostrophia melanargia:アゲハモドキ科プシコストロフィア属)を見かけました。


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キンモンガは低山地から山地にかけて普通に見られる昼行性の蛾で、素人には蝶のように見えます。
翅を広げてとまっているので、余計に黒地に薄黄色の紋が目立ちます。自己主張の激しい蛾です。
九州には白い紋をした品種が多いそうです。
前翅と後翅の先が1箇所ずつ白くなっていますが、どのような意味があるんでしょうね。

幼虫の時はリョウブ(令法:Clethra barbinervis)の葉を食性にしています。

石の上で動かなかったので、羽化したばかりではないかと思います。

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2011年1月25日 (火)

ウリ坊2匹 
Two baby swines

1月20日から若いイノシシがすぐそばの川(灘区観音寺川:本ブログに川と出ていればこの川です。)に落ちて、立ち往生しています。
ご近所の方たちが県に救助を要請したのですが、今日25日の昼に県の鳥獣保護員が様子を見に来て、何もできずに帰ったようです。

本日の午後になってからもう1匹、少し小さいイノシシが現れて、落ちているイノシシを気遣うように近づいて、結局彼も河床に落ちてしまいました。
以前から付近で2匹のイノシシが目撃されていて、兄弟でうろついていると言われていました。最初に落ちたのを「太郎」、後から落ちたのを「次郎」と近所の方は呼んでいました。

近所の方が心配して芋やリンゴを投げ込んでいますが、あまりお気に入りではなさそうで、ちょっとかじっただけです。河床の土の中のミミズがお気に入りのようで、人間を気にする様子もなく、しきりに鼻先を土の中につっ込んでいます。

かわいらしい目をしています。

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このウリ坊、26日の午前中に県の鳥獣保護員に保護され、その後2匹とも山に返されたそうです。
その際わかったことですが、2匹は男の子ではなく、女の子だったそうです。


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2010年5月29日 (土)

iPad到着 
iPad

5月10日に予約していた iPad が昨日の午後に届きました。

アプリを初期設定をしたり、ダウンロードしたり、MobileMe と同期を取ったり、チューニングも楽しかったですね。

文字入力もサクサクでき、予想通り楽しい大人のおもちゃです。

2年前の iPhone3G の時と全く違います。iPhoneOS 1.0は使い物にならないOSでしたが、でもMacフリークとしては、使いにくいことなどおくびに出さず、文句も言わずに使い続けました。

その苦労をしなくてすむというのは、すごい進化ですね。


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2010年4月 4日 (日)

桜のトンネル 
Sakura-zaka

今日、桜坂、通称「桜のトンネル」がピンクに染まりました。

桜のトンネルは、神戸市灘区の摩耶ケーブル駅のすぐ東側を南北に走る長さ(公称)400mの道路で、斜度10度ほどの急勾配の市バス通りです。

その両側を老木のソメイヨシノが植えられて、この時期楽しませてくれます。
しかし市バスの通り道なので、低い所にある枝は払われており、他の桜の名所のようには枝は混んでいませんから、満開でも空が見えます。

ところで今日のNHKニュースで「発祥の地でソメイヨシノ満開」というニュースが流されていましたのでそれについて。

染井吉野に関しては、江戸時代、染井村(現在の東京都豊島区駒込)には植木職人が多く住んでいて、その一人がオオシマザクラとエドヒガンを交配してメソメイヨシノを作出し、そのクローンが上野公園から日本中に広まったという説がありました。

2007年3月に、千葉大学園芸学部の中村郁郎さんたちの研究グループがこの説を形態分類学からではなく、DNA解析から証明しようと研究を始めました。その結果ソメイヨシノはそれまで通説であったオオシマザクラとエドヒガン野生種の交配種ではなく、オオシマザクラとエドヒガン系園芸品種のコマツオトメとの交配種であること分かりました。

中村郁郎さんたちのグループは、実際にオオシマザクラとコマツオトメを交配し、本当にソメイヨシノが生まれるか試験中だそうです。ソメイヨシノが生まれるかどうか楽しみです。


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2009年12月27日 (日)

天使の梯子  
Angel's Ladder

昨日花をいじっていて、午後2時頃ふと空を眺めると、雲間から日差しが漏れ、まるでサーチライトに照らされているように光の道ができているのが見えました。

欧米で「天使の梯子(Angel's Ladder)」と呼ばれるこの現象は、普通は上から下に光の道ができるのですが、これは水平方向(もっとも遠方から見ればこれも垂直方向なんでしょうが)に進んでいるように思えました。雲の間に橋がかけられ、天使が忙しそうに行き来している様子を想像してしまいました。
気象学用語では「光芒(こうぼう)」とか「反薄明光線(はんはくめいこうせん)」といい、もう少し俗っぽくいえば「裏後光(うらごこう)」といいます。

普通は太陽の角度が低くなる日の出前や日没後にしか見られません。雲の下にも水滴があり、厚い雲で暗くなった時に、水滴に光が反射し、光の進路が濃淡として現れてくるのです。

ところで天使の梯子とはヤコブが砂漠の中で一夜を明かした時、夢の中で光の梯子を上がり下がりする大勢の天使を見たという旧約聖書の物語に由来しています。ヤコブの梯子(Jacob's Ladder)と呼ばれているポレモニウム(ハナシノブ)と同じ出典ですね。


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2009年12月 1日 (火)

見事な紅葉 
maple

今が見頃の紅葉に出会いました。

職場近くのモミジです。
若い頃には気にならなかったモミジを愛でるようになったのは歳がいったからでしょうか。
1枚目と2枚目は同じ木、3枚目は違う所で見かけたモミジで、色が違います。


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2009年6月 9日 (火)

梅枝尺と常盤山櫨子 
Cystidia couaggaria & Pyracantha coccinea

2〜3日前からウメエダシャク( 梅枝尺:Cystidia couaggaria:シャクガ科 エダシャク亜科)がピラカンサス(常盤山櫨子(ときわさんざし):Pyracantha coccinea:バラ科サンザシ属)の生け垣のそばで大量発生していました。
ウメエダシャクは羽根の長さが5cmほどの昼行性の蛾です。

幼虫の食性はツルウメモドキ(Celastrus orbiculatus)やマユミ(Euonymus hamiltonianus)などのニシキギ科植物だそうですが、この辺にはそんな植物は見かけません。

力なくふわふわ飛ぶ蛾ですから遠くから飛んできたとは思えません。ピラカンサスの青い実を食べるではなし、羽根を休めているようですが、ピラカンサスになんの用があって集まって来るのでしょうね。


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2008年12月 2日 (火)

待降節 
Advent

11月30日から待降節に入りました。
待降節はアドベントともいい、クリスマスの4週前をいいます。
私の職場ではこんなイルミネーションが点灯しました。
今流行のLEDの無機質なイルミネーションではなく、暖かい白熱電球がともっています。
暖かい光に満たされ、そこだけクリスマスが来たようです。


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